スポンサーリンク

森保JAPANミャンマーに快勝ワールドカップ2次予選を好スタート

Sponsored Links

アジア2次予選ミャンマー戦で公式戦2戦連続ゴールを挙げ、2-0で勝利

初戦の重圧に加えてヤンゴン市内は断続的な雨が降り、ピッチ状態も劣悪のなかの勝利でした。

前回大会はホームで引き分けスタートだったことを考えると、もっと得失点差をつけることもできたでしょうが、悪くないスタートを切れたといえるでしょう。

Sponsored Links

固定されたスタメン

ミャンマー戦スターティングメンバーはテストマッチのパラグアイ戦から一人も変わらないという慎重な選手選考でした。

ゴールキーパー権田修一選手

右からディフェンスライン酒井宏樹選手冨安健洋選手吉田麻也選手長友佑都選手

ボランチ橋本拳人選手柴崎岳選手

2列目右に堂安律選手、左に中島翔哉選手

トップ下南野拓実選手

ワントップ大迫勇也選手というスタメン

このメンバーはアジアカップ決勝から二人しか変更はありません。

そのうち一人は中島翔哉選手怪我で外れていただけ。

ということはアジアカップ決勝から9か月経って先発の序列は一人しか変わっていないことになります。

その一人はFC東京橋本拳人選手

アジアカップでは遠藤航選手がスタメンでしたが、今回は遠藤航選手がドイツ・ブンデスリーガに移籍した直後ということもあり、Jリーグで絶好調の橋本選手が起用されました。

遠藤航選手が移籍先で調子を上げてくるとスタメンに戻る可能性も高く、この代表チームには、ほとんど人材の流動性はありません。

メンバーが固定される理由

日本サッカー協会の方針としてジャパンズウェイなるものがあり、ベースとしての日本サッカーに選手のコミュニケーションによって細かい部分を詰めていくというのが、大まかな路線なんですね。

なので、監督独自の戦術を導入するというよりは、すでに日本にある選手が慣れ親しんだサッカーの質を高めていこうというわけです。

このやり方の弊害がまさにスタメン選手の固定化

長く代表にいる選手は、戦術的な自由があるので、コミュニケーションをとってどんどんコンビネーションを深めていくことでやりやすいチームとなっていきます。

一方で新しく入る選手は既存のチームのメカニズムが、監督が説明できるような戦術ではなく、選手間の感覚で出来上がっているため戸惑ってしまいます。

これまでも森保JAPANに新しい選手は何人も試されていますが、「なんか違う」という印象となってしまうわけですね。

これは選手の個人能力だけではなく、主力選手との相性が悪かったり、合わせる時間が足りていないという部分もあるので、割り引いて見る必要があります。

コンビネーション重視の森保JAPANの不安点

かつて森保監督のようにコンビネーション重視だった代表監督は、ジーコ監督ザッケローニ監督です。

二人はチーム発足直後は、調子の良い選手の組み合わせで結果を出しアジアカップを優勝しています。

そして、就任直後のメンバーを中心に据えたままチーム作りを続けて過去最強と歌われながらもワールドカップではグループステージ敗退。

主力選手に頼ったチームは、コンビネーションの中心になっている中心選手がケガをしたり、調子を落とすと一気にチーム力が落ちます。

4年間も選手が調子を維持できる訳はなく、活きの良い選手が新しく出てきても主力選手とのコンビネーションの輪に入らなければ実力を活かすことが出来ません。

そして、キープレーヤーを消されるとチームが機能不全に陥るので対策されやすいですから、ワールドカップには弱いわけですね。

というわけで森保監督率いる日本代表は今は良くても長期的にみると右肩下がりになっていかざるを得ないチームづくりをしていると言えると思います。

今後の森保JAPANにとって重要なこと

今後は現在の固まったメンバーと戦術が中心となっていくのは当然ですが、現在のやり方に依存しないチームにしていく必要があります。

具体的に言えばシステムを3バックに適応できるようにしたり、他の選手を組み合わせたり、現在のメンバーが持っていない武器を持っている選手をチームに溶け込ませていく必要があるでしょう!

ミャンマー戦パラグアイ戦で気になったのはフォワードの永井謙佑選手鈴木武蔵選手という二人のタイプの違う選手を試しましたが、大迫勇也選手の起用方法との違いが見当たらなかったところです。

永井謙佑選手圧倒的なスピードがあり、鈴木武蔵選手はスピードも含めて総合的な身体能力が非常に高い選手。

大迫勇也選手のようなポストプレーの器用さはありませんが、ディフェンスラインの背後に走らせたりクロスボールに対してペナルティボックスで強さを発揮したりするフォワードなので、その良さが生きるような使い方をしなかったことは非常に残念です。

メディアでも大迫依存が問題視されていたりしますが、現在のチーム自体が大迫選手を中心にカスタマイズされたサッカーをしているため大迫依存を脱出するためには、違うタイプのフォワードに合わせたやり方を取り入れていくことも必要でしょう。

サイドハーフも中島翔哉選手堂安律選手の得意なカットインからの攻撃の形が多くなっていますが、伊東純也選手原口元気選手のようなサイドに張ってプレーしたがるタイプの選手が入っても中に入って窮屈そうにしていたりします。

サイドハーフが大外にポジションを取って幅を撮るのであれば、サイドバックが内側に絞ったり、ボランチがハーフスペースに飛び出したりする攻撃の形があっても良いのではないでしょうか

とにかく現在の森保ジャパンはアジアカップから続いているレギュラーメンバーのやりやすいようなメカニズムでサッカーをしていて新しい選手が入ってきにくい状況にあります。

プランA用のチームプランB用の選手を混ぜてプランAで戦っているわけですね。

これでは上手くいくはずがありません

違うタイプの選手を組み込む際に他の選手との共通理解を深めるということが森保監督に求められる役割でしょう。

そして日本人監督ですからコミュニケーションに問題はないはずです。

また、サンフレッチェ広島時代に完成度の高い3421システムで jリーグ優勝を果たしている実力者だけに戦術面での向上も期待したいですね。

昨年のロシアワールドカップから続く4231システムの完成度はかなり高くなっていて、ハーフウェーライン付近から中盤でボールを刈り取るためのミドルプレスはかなり向上しています。

しかし、攻撃の形が中央に密集して即興的なコンビネーションで崩すことが強みになっているだけに、ボールを失った後のカウンターリスクの管理のところは課題のまま。

この課題の解決の方法としてサイドバックを内側にしぼませて、ウィンガータイプのサイドハーフを外側に張らせる、センターフォワードをディフェンスラインの裏に走らせてディフェンスラインを下げるといった対処法があります。

このような戦術的調整をするためにも新しいタイプの選手が必要になります。

森保監督もそのことを分かった上で新しい選手を試しているので、単純に中島翔哉選手堂安律選手のような中心選手と同じ役割を求めた上で比較するようなことは無意味です。

最後に

今回は「森保JAPANミャンマーに快勝ワールドカップ2次予選を好スタート」で、ワールドカップ2次予選を初戦勝利で飾った森保ジャパンの今後の課題についてまとめてみました。

主力メンバーの調子がいいことは素晴らしいことですが副作用もあります。

ミャンマー戦を見ると特にサイドからのパターン化された崩しがないことに不安を覚えました。

引いて守ってくるアジアのチーム相手に攻略するためのセオリーがサイド攻撃です鈴木武蔵選手というターゲットもいるのでサイドアタックからの得点パターンを明確にしていてほしいなと思います。

またセットプレーのキッカーが中島翔哉選手ですが、柴崎岳選手に変えた方がいいと思います。

人気のある選手に対して No を言えないのではあれば代表監督は務まりません。

Sponsored Links