とにかく川崎フロンターレが強いですね。
ガンバ大阪は新型コロナウイルス感染者が出て心配です。
日本代表も強化に動いていますが、思い通りに行かない可能性が高そうです。
ガンバ大阪で新型コロナウイルスクラスター収束せず
ガンバ大阪ではトップチームの選手・スタッフ、アカデミー選手・スタッフ、フロントスタッフ、アカデミー寮関係者、スタジアムに勤務する関係者の計225人を対象に新型コロナウイルス感染症のPCR検査を実施。
新たに選手1人が陽性判定を受けていた。
これにより、クラブ内の感染者は選手5人、スタッフ1人の計6人に達した。
公式戦中止は3日に予定されていた第11節のG大阪対名古屋戦に続いて今季2試合目となった。
クラスターが認定されると2週間の活動停止となり第3節の北海道コンサドーレ札幌との試合も中止となります。
代替試合の日程がない場合はみなし開催となりガンバ大阪の0-3負けになります。
今後も予断を許さない状況がしばらく続くでしょう。
今シーズンも避けられない不公平降格の可能性
昨シーズン降格なしにレギュレーションを変更した理由は不公平が発生するからですが、今シーズン降格枠が4になっても不公平の発生は生じます。
例えば、ガンバ大阪のように新型コロナウイルスによって試合が延期となり代替日程が埋まった状態で自チームのクラスターが発生した場合は、日程がなければ0-3負け扱いになりますが、ガンバ大阪のクラスターがなければ試合を組めていたということも起きかねません。また、他クラブがみなし開催で3-0勝ちによって残留を決めた場合に他の降格クラブは納得できないでしょう。
個人的には今シーズンと来シーズンは降格枠は2にして試合数の増加と降格リスクの低下によって経営を安定させて、不公平が生じても20分の2なら仕方ないよねというところに落ち着かせるのが一番納得感がありますが、今度は日本代表の日程がほとんど消化できていない問題に直面します。
来年のカタールワールドカップに向けて予選の集中開催と出場を果たした場合の中断期間を考えると20チームでリーグ開催は日程上難しさも出てくるかもしれません。
日本代表と韓国代表が強化試合?
日本サッカー協会(JFA)は3月4日、今年3回目の技術委員会を開催。
終了後に反町康治技術委員長がオンライン上で取材に応じた。
A代表はカタール・ワールドカップのアジア2次予選で今月25日にミャンマー戦(日産スタジアム)、30日にモンゴル戦(フクダ電子アリーナ)が予定されていたがミャンマー戦の延期が決定。
「スポーツソウル」をはじめとした韓国メディアでこの空いた25日に日韓戦開催が報じられていましたた。
会見で日韓戦の可能性を問われた反町技術委員長は、「ノーコメント。そこにはできるだけ活動したい。我々は強い相手と対戦したい」と否定せず含みを持たせた。
韓国、日本ともに新型コロナウイルスの被害が少なく抑えられている国で実現可能な相手で試合は無観客が濃厚で収入源はテレビ放映権となると国民的に盛り上がる相手が望ましいと考えるとお互いにメリットがあるのはわかります。ただ、過去に日韓戦で荒れた試合となり怪我をした選手は数知れず、開催されるかどうかはわかりません。また、先日発表された、U-24日本代表がU-24アルゼンチン代表と『SAISON CARD CUP 2021』として開催される親善試合2試合(26日に東京・味の素スタジアム、29日に北九州・ミクニワールドスタジアム北九州で開催)についてはこう説明。
「明日にも正式な(緊急事態宣言についての)発表があるかもしれませんが、我々としては従来通り、政府の方針に従ってやっていく」としながらも、政府の方針で1都3県に出されている緊急事態宣言が2週間程度延長される見通しという報道を受けて、「我々としてはその“程度”という部分が気になる」と明かす。
アルゼンチンは3月20、21日までリーグ戦を行なっており、そこから来日し試合に臨む予定だという。その場合、3月7日から2週間経った21日に緊急事態宣言が解除されれば事なきを得るが、数日ズレるだけで大きな違いとなる。「我々としては、半年を切っているオリンピック本大会に向けて、準備していく必要に駆られているから、難しい状況でもマッチメイクしたわけであって、それを無くさないように、働きかけていくことが一番重要なのではないかと思います」(反町技術委員長)とU-24のアルゼンチン戦実現に向けて、最後まで可能性を模索するという。
Jリーグで新規の外国人が入国できていない状況で強化試合でアルゼンチン代表が入国できるのは労働ビザの問題など制度上のことなんでしょうけど違和感がありますね。
開催されればいいですが、難しそうだなという印象で国内でU24とA代表が戦えばいいのでは?と思います。
10年ぶり日韓親善試合、25日開催決定!
第2節川崎フロンターレと名古屋グランパスが連勝。
J1第2節は川崎フロンターレがアジアチャンピョンズリーグのスケジュールの影響でセレッソ大阪戦を平日に挟んでベガルタ仙台戦に臨みましたが、セレッソ大阪戦では大久保嘉人選手にスーパーゴールを2本決められますが、飛ばし気味のセレッソ大阪の疲れを後半ついて逆転勝ち。
ベガルタ仙台戦ではメンバーを大幅に入れ変えるターンオーバーをしながら5-1で圧勝と強い勝ち方をしています。
もう1チーム強い勝ち方をしたのは名古屋グランパス。
開幕戦横浜FCに大勝した北海道コンサドーレ札幌との対戦でしたが、相手の長所を丁寧に消しつつ豊富な交代カードで後半ショートカウンターを仕留めて狙い通りの1-0勝利。
北海道コンサドーレ札幌も強さを見せハイレベルな試合となりましたが、勝ち切ったことは大きな自信となるでしょう。
2試合を見る限り川崎フロンターレから優勝をかっさらうことができそうなのは名古屋グランパスですが、両チームアジアチャンピオンズリーグがあるのでスケジュールの問題がありますね。
名古屋グランパスはガンバ大阪とのホームゲームを中止しているので、さらに過密日程となります。
サンフレッチェ広島VS横浜Fマリノスは3対3の打ち合い
ともにアジアチャンピオンズリーグがない昨シーズン中位~上位チームで今シーズンのダークホース的な位置づけだと思いますが、サンフレッチェ広島は4バックしステムが守備で機能しておらず、不安定ですがジュニオール・サントス選手の補強は当たり。
4バックを続ける限りは昨シーズンと同等かそれ以下の成績に終わりそうです。
横浜Fマリノスは不運なPKで失点するも後半に修正してドローに持ち込んでいます。
監督がやりたがっているサイドバックを内側に入れてウイングのパスルートを空けるビルドアップが機能しないのは今シーズンの特徴でウイングに1対1で上回るタレントが不足していることが問題でウイングを活かすビルドアップをしても効果がないですね。
普通にサイドバックが横幅を取って後半2得点しましたが、優勝した2シーズン前と比較して戦力的にダウンしていてポステコグルー監督4年目で勢いが失われている印象です。
こちらも優勝候補ではないですね。
さいごに
湘南ベルマーレの中村駿選手が靭帯をやったような怪我で途中交代しています。
ベガルタ仙台の関口訓充選手もハムストリングを痛めて途中交代です。
3節4節はミッドウィーク開催で過密日程となるので、怪我にだけは気をつけて欲しいですね。また、ガンバ大阪からこれ以上新型コロナウイルスの被害が拡大しないといいですね。
今シーズンも無事に試合を開催することがまず目標となりそうですが、少しずつJリーグのある日常を取り戻せてきていると感じます。
オリンピックがどうなるかは分かりませんが、日常にあるサッカーを大切にしたいですね。