2021年J1リーグ33節の行方!ACL出場権は?残留は? - こんな時には・・・・

2021年J1リーグ33節の行方!ACL出場権は?残留は?

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次節にも決まる優勝?オフの行方は?

今週のサッカーは・・・
浦和レッズが圧勝でアジアチャンピオンズリーグ出場権へ一歩近づく
残留争いが白熱。残留ラインは上昇へ。湘南、仙台が勝利
川崎フロンターレが早くも次節にも優勝へ
今オフの行方が気になるダミアンと前田大然の去就は?

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浦和レッズが圧勝でアジアチャンピオンズリーグ出場権へ一歩近づく

Jリーグ33節の浦和レッズ対柏レイソルの試合は、序盤から浦和レッズがボールをキープする展開で主導権を握ると、まず前半15分。
MF汰木がゴール前で右足を振り抜き先制に成功。
同21分にはMF柴戸が倒されて獲得したPKをMF関根が決めて追加点。同23分にはMF汰木が、ふたたび右足でゴール。
同33分に1点を返されたが、前半終了間際にFWユンカーがゴール前へ走り込んで左足で押し込む。
後半14分、MF江坂が左からのクロスを胸でトラップし右足でゴール。
その後もチャンスを作り出しますが柏レイソルはキム・スンギュのセーブもあって5-1で終了。
浦和レッズが勝ち点を58に伸ばしました。浦和レッズが柏レイソルのツートップの後方のスペースを上手く使いボランチが起点となってビルドアップからチャンスメイクまで自由に行い柏レイソルは守備が機能しませんでした。
柏レイソルは3失点した後に前半飲水タイムで4-3-3に変更してすぐに1点を返しましたが、その後は浦和レッズが落ち着いて対応しました。
柏レイソルは残留はほぼ手中にしていますが、ネルシーニョ監督とは長期契約中で来年以降に不安を残す完敗となっています。
浦和レッズは怪我から復帰したユンカーが得点して前半で交代しましたが、順調に復帰して調子を上げてきているようです。
アジアチャンピオンズリーグ出場権を勝ち取るには絶対にユンカーの力が必要なので頼もしいエースが帰ってきたといえます。
対照的に興梠慎三はこの日もベンチ外でしたから今オフに移籍の可能性が濃くなっています。

残留争いが白熱。残留ラインは上昇へ。湘南、仙台が勝利

<徳島VS大分>
前節、残留を争う横浜FCとの直接対決に敗れリーグ連勝がストップした16位徳島は、鈴木徳真、浜下に代えて藤田譲瑠チマ、宮代を起用。
システムは変わらず4-4-2を採用しており、前節から引き続き垣田とバケンガが2トップ。
大分は負傷の松本怜に代わり刀根が入る形で3-4-2-1から変わらず。
お互いにボールを大事にするプレースタイルで膠着状態が続く中、ホームの徳島が試合を動かします。
69分のバケンガのミドルシュートは、好調の相手GK高木に横っ飛びでセーブされるも、直後の70分、右CKをカカが頭で合わせると、一度はGK高木に防がれたものの、ボックス左にいた宮代がこぼれ球を強烈なハーフボレーでゴールに突き刺し、待望の先制点を獲得。
リードを許した大分は長沢とペレイラを投入して4-4-2に変更。
攻勢を仕掛けると細かなパス交換から左サイドでボールを持った下田がクロスを上げると、ボックス中央で受けた長沢がシュートしこぼれ球を町田がボレーで突き刺し同点で1-1のまま試合は終了。
両者、痛み分けと言える結果となっています。
徳島ヴォルティスはバケンガ、カカが夏に加入してからセットプレーの得点が増えています。大分トリニータは終盤に長身の長澤駿をパワープレーで使うパターンが上手くいっているのが好材料ですね。

<湘南ベルマーレ対横浜FC>
湘南ベルマーレ対横浜FCは、一進一退の攻防が続き前半はスコアレスで折り返し、後半に48分にはドリブルでボックス左に侵攻した松尾佑介が石原広教と交錯して転倒。
横浜FCの選手たちが猛抗議し、VARオンリーレビューが行われたもののノーファウル。
63分左サイド高い位置でプレッシャーをかけていた松尾が、石原広が大きく前線に蹴り込もうとしたボールを身体で受け止める。そのままボックス左に侵攻してGK谷晃生との一対一を制して先制点をマーク。
好調の松尾の個人技で横浜FCが先制。
78分に湘南は途中出場した右サイドのが山田直輝が供給したクロスをウェリントンが落とし、同じく途中出場の大橋祐紀がボックス右から右足で丁寧にシュートして同点にするとさらに試合終了間際の89分、右CKの場面で岡本拓也がボックス内やや浅い位置に蹴り込んだボールを途中出場の町野修斗が頭で捉える。
ゴール目前で反応した山田がさらに頭で触り、湘南が土壇場で逆転しています。
湘南ベルマーレは町野、大橋が得点を決めていますから、ウェリントンを終盤のパワープレー要員としてベンチに控えさせておくことができるのは大きいです。
横浜FCは、サウロミネイロ、松尾佑人を中心とした縦に早い攻撃が対策されてきたと思います。

<これらの結果>
順位は
16位・湘南(勝ち点31/得失点差-6)、
17位・徳島(勝ち点30/得失点差-20)、
18位・大分(勝ち点28/得失点差-25)、
19位・仙台(勝ち点26/得失点差-26)、
20位・横浜FC(勝ち点25/得失点差-40)
となりました。
最下位の横浜FCも残留のチャンスは十分あるので最終節まで熾烈な争いが繰り広げられるでしょう。

川崎フロンターレが早くも次節にも優勝へ

川崎フロンターレは24日にホームで清水を1―0で下し7連勝。
直後に2位横浜がC大阪に敗れたため、次節11月3日のホーム・浦和戦で2年連続4度目のリーグ優勝が決まる可能性が出てきました。
前半を0―0で折り返し、後半2分にFWレアンドロ・ダミアンがマルシーニョのクロスに技ありの左足ヒールで先制点。
その後はピンチも作らせずに逃げ切り。
後半26分に故障離脱していたMF大島僚太が約3カ月ぶりにピッチに立っています。
チームはこれで勝ち点を84とし、昨年記録した18チーム制の最多勝ち点を超えて、今シーズン大幅に最多勝ち点記録を塗り替えることは確実となっています。
次節川崎フロンターレが浦和レッズに勝ち、横浜Fマリノスが引き分け以下なら連覇が決まります。
大島僚太の復帰は日本代表にとっても心強いですね。
4-3-3システムとなり守田英正、田中碧が中心となる中で2人の代わりが出来る選手が求められていたので川崎フロンターレでともに長くプレーした大島僚太なら現在の日本代表にすぐにフィットするでしょう。
また敗れた清水エスパルスは残留ラインとの勝ち点差が2となり降格が迫ってきています。

今オフの行方が気になるダミアンと前田大然の去就は?

<レアンドロ・ダミアンの去就問題はどうなる?>
川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンが決勝点を挙げました。
3試合連続ゴールで今季17得点目をマーク。
得点ランク首位のFW前田大然に1点差としている。
ブラジルメディア『グローボ』によると、レアンドロ・ダミアンと川崎フロンターレの現行契約は2022年1月1日まで。
ブラジル、アメリカ、UAEのクラブからオファーが届いていると報道され、Jリーグのクラブからもオファーが届いているとのことです。
来季去就が注目されている。
試合前にはそんなエースに向けて、契約延長を望む川崎Fサポーターが横断幕でメッセージを伝え、観客席はブラジル国旗で埋め尽くされました。
オファーを出したJリーグクラブはヴィッセル神戸だと思いますが、レアンドロ・ダミアン級のセンターフォワードは世界的に見てもなかなか探すのが難しいので、好条件のオファーが来るでしょうし、川崎フロンターレとしても抜けたら大きな痛手となるでしょう。

<前田大然が今オフにセルティックへ移籍か>
横浜F・マリノスの指揮官を務めたポステコグルー監督率いるスコットランド1部セルティックが、J1得点ランキング首位を走る横浜FW前田大然の今冬の獲得を「確信している」と、英紙タイムズが報じている。
東京五輪にも出場した前田は、今季リーグ戦で18得点を決めており、19-20年シーズンにはポルトガル1部マリティモでのプレー経験があります。
前田大然のスピードと運動量はは海外でも通用することは証明済みで得点力が課題でしたが、ポステコグルー監督のもとでスコアラーとしての才能も開花したので、特徴を知っている監督の下でプレーすると十分に活躍できるのではないでしょうか。
前田大然が抜けるのであれば横浜Fマリノスは補強が必要になります。
スピードタイプならサンフレッチェ広島の浅野雄也、北海道コンサドーレ札幌の小柏剛、ヴィッセル神戸の小田裕太郎、湘南ベルマーレの大橋祐紀などが候補となるでしょう。

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