2021年ルヴァンカップ優勝は!J1リーグ34節で優勝決定! - こんな時には・・・・

2021年ルヴァンカップ優勝は!J1リーグ34節で優勝決定!

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今週のサッカーは・・・

名古屋グランパスがルヴァンカップ優勝
川崎DFジェジエウが先制弾、後半被弾で1-1ドロー
セレッソ大阪がMF香川真司に復帰オファー

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名古屋グランパスがルヴァンカップ優勝

名古屋グランパスはセレッソ大阪を2―0と下し、悲願のルヴァンカップ初制覇。
クラブとしては2010年のリーグ制覇以来、11年ぶり4度目の主要タイトル獲得となりました。
前半はセレッソ大阪ペースだったが、守備的なプランでチャンスらしいチャンスは作らせずに0―0で耐えしのぎます。
後半2分、MF相馬勇紀の左CKからFW前田直輝がファーサイドで頭で押し込み先制。
同34分には、途中出場FWシュビルツォクのシュートのこぼれ球を、MF稲垣祥が右足で突き刺し、試合を決定づけました。「前半はとにかく失点をゼロで抑えて、“後半勝負”に持っていこうとみんなで話し合っていました」キャプテンマークを巻いたDF中谷進之介が試合後に明かしたゲームプランの通りに、エースストライカーのシュビルツォクを温存して中盤でもプレー可能な柿谷曜一朗、前田直輝が先発し柔軟なシステム対応能力がある前線でスタート。
4-4-2から4-2-3-1に変化し前半を0で折り返します。
セレッソは前半は4-3-3だったため中盤で数的不利を作らせないために4-2-3-1に変更したと思われます。
セレッソは清武弘嗣を投入して4-2-3-1に変更し後半開始。
しかし、チャンスをつかんだのは名古屋。
後半開始早々にコーナーキックでスカウティング通りに先制。
柿谷曜一朗がニアに潜り込んで後方にすらすと前田直輝が体ごと丸橋祐介の前に入り押し込みます。
先制してからすぐに名古屋グランパスはセレッソ大阪の清武弘嗣が使いたいバイタルエリアを3ボランチに変更して埋めるなど用意周到な守備戦術で相手を封じ込めるイタリア人監督らしい采配で逃げ切りを図ります。
終盤には5バックに変更しシュビルツォクを投入して前線でポイントを作り前田直輝や斎藤学をサイドに走らせて陣地を回復しカウンターから追加点を奪って危なげなく逃げ切りました。
逆にセレッソ大阪はボールを持たされた時の攻撃が整理されておらず、乾貴士、清武弘嗣のアイデア任せとなり、後半からバランスを崩してカウンターから失点してしまっています。
今シーズン途中に監督に就任した小菊監督は経験の浅さが露呈した負け方だったと思います。
貴重な追加点を奪った名古屋グランパス稲垣は大会MVPに選出されました。
日本代表がシステム変更したことでインサイドハーフとして選出に可能性が増えた選手だと思います。
今シーズンボランチで12得点とミドルシュートに定評があり代表戦でもゴールを決めています。
フィッカデンティ監督は初のタイトル獲得となりました。名古屋グランパスにゾーンディフェンスを整備して守備から堅実に勝ちに行くサッカーはJリーグの中で異彩を放っています。
1-0でチームが生き生きとしながら自信をもって守備をする姿は2-0でも危険なスコアと言われる日本サッカー界が学ぶところはたくさんあると思います。

これで名古屋グランパスは賞金1.5億円を獲得。
アジアチャンピョンズリーグでもベスト8なので3000万円程度の賞金は出ますから、約2億円の軍資金を来季に向けて得た形です。

川崎DFジェジエウが先制弾、後半被弾で1-1ドロー

川崎フロンターレが浦和レッズ戦で1-1と引き分けたが、2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたため、4試合を残してリーグ2連覇を決めています。
4-3-3定番システムで臨んだ川崎に対し、浦和はデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが試合の登録メンバーから外れ、FW江坂任とFW小泉佳穂が前線に並ぶスタート。
ともに完成度の高いパスサッカーを披露し、ハイレベルな攻防に。
33分、川崎フロンターレはセットプレーの二次攻撃で中央に入ったボールをFWレアンドロ・ダミアンが競り合い、こぼれたところをDFジェジエウが押し込んで先制。
1-0のリードを奪ってハーフタイムを迎えました。
後半は比較的に浦和がボールを持つ時間も長くなったが、川崎フロンターレも中盤の高い強度で前進させずに試合が膠着した。
44分、MF伊藤敦樹がペナルティーエリア内でシュートを放つと、こぼれ球にDF酒井宏樹が反応して押し込んで同点ゴール。
川崎フロンターレは土壇場で1-1の引き分けに持ち込まれた。
しかし、同時刻キックオフの横浜FMがG大阪に0-1で敗れ、勝ち点差が13に開いたことで残り4試合で逆転の可能性がなくなり、川崎フロンターレが2連覇で通算4回目のリーグ優勝を飾りました。
史上最多勝ち点で優勝した川崎フロンターレですが、この日はホームで浦和レッズにシュートを14本打たれ引き分け。
ルヴァンカップでも浦和レッズに敗れているので、来季以降はライバルになるでしょう。
これで川崎フロンターレが賞金3億円に加えて、日本サッカーの水準向上と普及促進などに使われることを前提とした理念強化配分金が3年間で総額15億5000万円を受け取ることができます。
ここ数年で川崎フロンターレは下部組織が使う食堂やクラブハウス改修を行ってきましたが、今回の理念強化配分金は何に使うでしょうか。
ちなみに、この日のチケットはすぐに完売。
動員は50%制限付き1万1000人。
等々力競技場はJ1のスタジアムとしてはサイズが小さいものの、陸上トラック部分を改修して 収容人数は3万5千人規模となることが決定的。
これまでスタジアムの小ささから、さまざまな工夫を凝らした企画で営業利益を出してきた川崎フロンターレが3万5000人規模の専用スタジアムを手に入れるとアジアを代表するビッグクラブになる可能性があります。
来年はアジアタイトルが欲しいですね。
来季のカギを握るのはやはり大島僚太選手
この日も後半30分に投入され2回も決定機を作り出してものが違うところを見せつけています。
この選手が本格復帰となると来シーズンも大丈夫でしょう。

セレッソ大阪がMF香川真司に復帰オファー

香川真司は32歳となり来年5月までギリシャ1部PAOKとの契約は残るが、現在は出場機会がなく、移籍が成立する可能性は十分あり違約金を払ってもセレッソ大阪はクラブのレジェンドに復帰を求める。
1年前にもオファーを出したが、本人は欧州残留を決断。
今回復帰が実現すれば、ドルトムント移籍前の10年6月以来、11年半ぶり。

香川真司はPAOKで9月12日の今季開幕戦に先発したのを最後に公式戦の出場はない。
現地メディアは構想外などと報じているが、関係者によると、香川真司は現在、足の故障で試合に出られる状態ではないとのことです。
来年3月に33歳になる香川真司へは、それでもセレッソ大阪は戦力になると判断。
けがの治療やリハビリをサポートした上で、22年に完全復活の青写真を描く。
セレッソ大阪の小菊監督は香川真司を高2の時にクラブにスカウトした恩人であり、セレッソ大阪復帰を促す材料になる可能性はあります。
香川真司が帰ってくると盛り上がると思いますが、戦力としては清武弘嗣とポジションが被るため必要なタイプとは思えないです。
それでも経験豊富なベテランがチームに与える影響は大きいので復帰して、セレッソ大阪のユニフォームを着ている姿を見たいですね。
乾貴士、香香川真司のコンビネーションはJリーグでは伝説となっていて2018年ロシアワールドカップでベスト16進出の原動力となったので、再びこの2人が共演するのは楽しみです。

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