今週のサッカー・・・
2022年シーズンの駆け込み最新移籍情報
北海道コンサドーレ札幌
セレッソ大阪
横浜Fマリノス
北海道コンサドーレ札幌
浦和DF西大伍が完全移籍
札幌でのプレーは2009年以来となります。
北海道出身の西は札幌の下部組織から06年にトップチームに昇格。
11年には日本代表デビューも果たした。
17、18年には2年連続でJリーグのベストイレブンに選出されていました。
右サイドバックでプレーする西大伍は3バックのコンサドーレ札幌ではどのポジションでプレーするのか分かりませんが、可変式フォーメーションとマンツーマン守備でポジションを流動的に入れ替えるスタイルには複数ポジションでプレーできる選手の存在が必要でその点では複数ポジションでプレーできる西大伍の獲得は選手層を厚くすることができるでしょう。
浦和レッズ時代には週刊誌報道で女性問題が取りざたされましたが、この問題について認めつつも解決済みであることをコメントで説明しています。
問題について濁すわけでもなくしっかり向き合っているところはクラブの対応としては間違っていないと思います。
セレッソ大阪
マテイヨニッチを再獲得へ
2020年シーズンまで在籍したDFマテイヨニッチを再獲得することが濃厚になった。
上海申花との契約が残っていたため発生していた移籍金の問題もほぼクリア。
細部を詰める段階になっていると報じられています。
マテイヨニッチは17年から4シーズン在籍し同年のルヴァン杯と天皇杯の2冠達成に貢献。
J1通算135試合で11得点3アシストをマークするなど攻撃でも存在感を発揮しました。
今季始動後に東京五輪代表DF瀬古歩夢がスイス1部グラスホッパーへ移籍したことで、センターバックの補強が必要だった。
ヨニッチが活躍したユン・ジョンファン体制のころから大きく戦術も変わっていないのでチームに適応するのは早いでしょう。
入国規制の影響でいつからチームに帯同できるのか分からないところと中国リーグが中断しており、コンディションが整っているのか分からないところが不安要素といえます。
横浜Fマリノス
チアゴ・マルチンスがアメリカ移籍。急遽サガン鳥栖エドゥアルドを獲得。
チアゴマルチンスは米MLSのニューヨーク・シティーへの完全移籍が発表された。
昨年末に横浜Fマリノスとの契約更新を発表していたが、推定5億円の獲得オファーが舞い込みました。
高い戦術眼と抜群のスピードで広い守備範囲を誇ったチアゴ・マルチンスは、ハイラインを保ち、超攻撃サッカーを繰り出すチームの最終ラインを支え続けました。
エドゥアルドは左利きという部分で違う利点はありますが、後方のスペースカバーでチアゴ・マルチンスの代わりができるかは、未知数と言えるでしょう。
2013年7月に初来日したエドゥアルドはJ2鳥取で日本でのキャリアをスタート。
その後は柏、川崎フロンターレでプレーするなど順調にステップアップを果たし、20年から加入した鳥栖でも持ち前の技術と強靱なフィジカルを生かして活躍しました。
今回のセンターバック玉突き移籍は戦力的には横浜Fマリノスにとってもサガン鳥栖にとっても大きなダメージが残るでしょう。
ブラジル人FWアンデルソン・ロペス獲得
中国1部武漢のブラジル人FWアンデルソン・ロペスを獲得。
移籍金を含めた条件面で基本合意。
移籍金は1億5000万円ともいわれています。
アンデルソン・ロペスは広島、札幌でプレーした経験を持ち、1メートル85の長身を生かした点取り屋。
強烈な左足には定評がある。
身体能力が高く昨シーズンにセンターフォワードで起用されてコンサドーレ札幌でブレイクして前半戦は得点王争いを演じる大活躍をみせましたが、夏に中国に移籍していました。
前田大然とはタイプが違うが計算できるセンターフォワードを獲得でき、コンサドーレ札幌時代に取得していたビザも残っていて入国規制を受けないところも大きいといえるでしょう。