祝 第97回全国高校サッカー選手権
広島県代表・瀬戸内高校(初出場)
第97回全国高校サッカー選手権広島県予選の決勝戦で、過去6回の決勝ですべてに敗れていた瀬戸内高が、選手権5連覇中の広島皆実高を延長の末、2-1で下し悲願の初出場を決めました。
選手権予選の決勝に進んだのは、今年で7回目です。
今まで、この大一番に6回全てに敗れていた広島皆実高に今年は、競り勝ったのです。
2010~2013年度に4年連続してインターハイに出場した年でさえも、選手権とは縁がなかったのですが、遂にというか、やっと壁を乗り越えることができ、冬の選手権への切符を手に入れることができたのです。
以前、インターハイに出場していた時は、ロングパスで前線にスピードとパワーを活かす”蹴って走る”戦術でしたが、今季は、戦術を見直し、「きちんとサッカーをする」ポゼッション主体の戦術に替えたのです。
プリンスリーグ中国では、この戦術が苦戦したものの、粘り強く継続したことが今回の選手権初出場に繋がったことは事実です。
攻撃は、チーム全体でボールを動かしながら、2列目のMF佐々木主将、ウイングのMF加藤選手とMF川岸選手によるドリブル突破などを織り交ぜ相手ゴールに迫ってゴールをこじ開けます。
また、守備に関しては、185cmの大型CB児玉選手、敏捷性に優れ俊敏な反応が武器のGK藤本選手を軸にした守備は鉄壁です。
広島皆実高を勝利したことに満足せず、まずは選手権の初戦に勝利し、上位進出を狙える力は十分備えている、楽しみなチームです。
そんな「瀬戸内高校サッカー部メンバー」を紹介したいと思います。
また、選手権で活躍しそうな注目の選手も紹介します。
瀬戸内高校サッカー部メンバー
1.藤元瑞樹(フジモト ミズキ) ■ポジション:GK ■2000-05-31 ■185cm/68kg ■学年 :3年 ■出身:岩国SS-サンフレッチェ広島Jrユース ■出身地:山口県 ■代表歴:15年:U-15日本代表候補
12.長谷川智貴(ハセガワトモキ) ■ポジション:GK ■2000-05-29 ■177cm/65kg ■学年 :3年 ■出身:海田西SS-サンフレッチェ広島Jrユース ■出身地:広島県
21.井上大也(イノウエ ダイヤ)
■ポジション:GK
■2001-06-16
■174cm/63kg
■学年 :2年
■出身:シーガル広島Jr-シーガル広島Jrユース
■出身地:広島県
2.松崎聖人(マツザキ マサト) ■ポジション:DF ■2001-09-24 ■173cm/65kg ■学年 :2年 ■出身:サンフレッチェ広島Jr-サンフレッチェ広島Jrユース ■出身地:広島県
3.児玉絢(コダマ ジュン) ■ポジション:DF ■2000-05-22 ■185cm/68kg ■学年 :3年 ■出身:府中南FC-府中緑ヶ丘中 ■出身地:広島県 ※副主将、守備の要
4.下田倫也(シモダ トモヤ) ■ポジション:DF ■2002-02-18 ■178cm/68kg ■学年 :2年 ■出身:庚午SC-庚午中学校 ■出身地:広島県
5.篤快青(アツシ カイセイ) ■ポジション:DF ■2001-07-24 ■175cm/67kg ■学年 :2年 ■出身:仁保SC-シーガル広島Jrユース ■出身地:広島県
14.宮内勇太(ミヤウチ ユウタ) ■ポジション:DF ■2000-09-22 ■173cm/64kg ■学年 :3年 ■出身:兵庫FC-兵庫FC ■出身地:兵庫県
23.渋谷周広(シブタニ シュウコウ) ■ポジション:DF ■2000-08-28 ■168cm/62kg ■学年 :3年 ■出身:大塚SC-サンフレッチェ広島Jrユース ■出身地:広島県
26.森島弘貴(モリシマ コウキ) ■ポジション:DF ■2000-05-09 ■175cm/70kg ■学年 :3年 ■出身:廿日市FC-廿日市FC ■出身地:広島県
27.上朔世(ウエ サクヨ) ■ポジション:DF ■2001-11-28 ■165cm/67kg ■学年 :2年 ■出身:YMCA-高陽FCU-15 ■出身地:広島県
29.川本竜聖(カワモト リュウセイ) ■ポジション:DF ■20001-08-21 ■168cm/65kg ■学年 :2年 ■出身:フトゥーロ福山-ローザスセレソン福山 ■出身地:広島県
30.牧田昂介(マキタ コウスケ) ■ポジション:DF ■20001-11-13 ■171m/63kg ■学年 :2年 ■出身:鴎州SC-メーヴェFC ■出身地:広島県
6.大西健太(オオニシ ケンタ) ■ポジション:MF ■2001-03-16 ■176cm/65kg ■学年 :3年 ■出身:クリヴォーネ-兵庫FC ■出身地:兵庫県 ※副主将、攻守の要
7.宮本大貴(ミヤモト ダイキ) ■ポジション:MF ■2000-07-20 ■166cm/60kg ■学年 :3年 ■出身:JFC瀬戸田-サンフレッチェびんご ■出身地:広島県
8.加藤竜大(カトウ リュウタ) ■ポジション:MF ■2000-09-07 ■165cm/60kg ■学年 :3年 ■出身:高陽FC-シーガル広島 ■出身地:広島県
10.佐々木達也(ササキ タツヤ) ■ポジション:MF ■2000-07-31 ■167cm/63kg ■学年 :3年 ■出身:祇園FC-シーガル広島 ■出身地:広島県 ■経歴:2016年広島国体選手(全国優勝) ※主将、攻撃の要
11.田辺利樹(タナベ リキ) ■ポジション:MF ■2001-08-30 ■172cm/62kg ■学年 :2年 ■出身:府中南FC-府中緑ヶ丘中 ■出身地:広島県 ※攻撃の要
13.石橋颯(イシバシ ハヤテ) ■ポジション:MF ■2002-07-17 ■176cm/72kg ■学年 :1年 ■出身:FCリベルターデ-高川学園中学校 ■出身地:山口県
15.馬場敦揮(ババ アツキ) ■ポジション:MF ■2000-12-13 ■174cm/63kg ■学年 :3年 ■出身:府中南FC-府中緑ヶ丘中 ■出身地:広島県
16.斎藤大翔(サイトウ ヒロト) ■ポジション:MF ■2000-11-16 ■172cm/68kg ■学年 :3年 ■出身:八幡FC-シーガル広島 ■出身地:広島県
17.吉田寛太(ヨシダ カンタ) ■ポジション:MF ■2000-12-18 ■165cm/60kg ■学年 :3年 ■出身:サンフレッチェ広島Jr-サンフレッチェ広島Jrユース ■出身地:広島県 ※副主将・攻守の要
18.伊藤朋樹(イトウ トモキ) ■ポジション:MF ■2000-06-18 ■165cm/65kg ■出身:明王台FC-福山ローザスセレソン ■出身地:広島県
22.岩田源己(イワタ ゲンキ) ■ポジション:MF ■2000-12-20 ■167cm/62kg ■学年 :3年 ■出身:神村SC-福山ローザスセレソン ■出身地:広島県
28.小菅生大智(コスゴウ ダイチ) ■ポジション:DF ■2001-09-08 ■170cm/60kg ■学年 :2年 ■出身:千代田FC-坂戸ディプロマッツ ■出身地:埼玉県
9.川岸怜央(カワギシ レオ) ■ポジション:FW ■2000-09-19 ■178cm/65kg ■学年 :3年 ■出身:コスモ東広島-KELT ■出身地:広島県
19.山下晴生(ヤマシタ ハルキ) ■ポジション:FW ■2001-09-21 ■168cm/60kg ■学年 :2年 ■出身:八潮FC-東京ベイJrユース ■出身地:東京都
20.中川歩(ナカガワ アユム) ■ポジション:FW ■2001-11-06 ■171cm/64kg ■学年 :2年 ■出身:緑井SC-川内FC ■出身地:広島県
24.川本海斗(カワモト カイト) ■ポジション:FW ■2000-10-26 ■165cm/63kg ■学年 :3年 ■出身:祇園FC-祇園中 ■出身地:広島県
25.足立 巧真(アダチ タクマ) ■ポジション:FW ■2001-03-02 ■185cm/75kg ■学年 :3年 ■出身:三篠FC-中広FC ■出身地:広島県
監督:安藤正晴(アンドウ マサハル) 広島県出身 46歳 競技歴:修道高校~広島大学~広島教員SC ※広島大学卒業後の2000年に瀬戸内高校サッカー部監督に就任、 総監督を経て、2016年に復帰。 元フットサル日本代表
注目選手
GK:藤元瑞樹(3年)
長いリーチでゴールを死守俊敏性に優れ、次々にシュートを阻止!
U-15代表候補に選ばれた経歴を持つ大型ゴールキーパーです。
プレー自体に派手さはありませんが、長いリーチを駆使して堅実にゴールを守ります。
MF:佐々木達也(3年)主将
瀬戸内の切り込み隊長!ポジショニングの巧さと、決定力が武器のMF!
技術をスピードの融合したドリブルだけでなく、ツボを押さえたポジショニングなども魅力の選手です。
2016年に広島県選抜で国体に出場した時も、2ゴールの活躍で、広島県優勝に貢献しました。
そのときの経験が、大舞台での勝負強さに繋がっています。
今回の選手権でも、活躍が期待されている選手の一人です。
選手権の初戦は
対戦が決まり握手を交わす都市大塩尻・清水(左)と瀬戸内・佐々木
(撮影・日刊スポーツ垰建太様)
11月19日の抽選会で、初戦(2回戦)の相手に長野県代表の都市大塩尻高校に決まりました。
また、組合せ決定後に、選手宣誓を決める抽選を大会応援マネージャーの清原果那さんが引き、何と組合せ番号26の広島県代表の瀬戸内高校の佐々木主将に決定したのです。
佐々木主将は「びっくりしています。日頃からお世話になっている方々に感謝の思いを伝えたいです。楽しむ大会にしたいですし、思い出に残る大会にしたいです」
参加48校の中からの選抜ですから、幸先の良いことだと思います。
最後に
今回は「瀬戸内高校サッカー部メンバー2018出身中学、クラブと注目の選手」で選手権初出場の広島県代表・瀬戸内高校サッカー部を紹介しました。
激戦区広島県で、選手権5連覇中の広島皆実高校を延長の末に下し、悲願の初制覇を果たした「瀬戸内高校サッカー部」のポゼッションサッカーが全国大会で通用する様を見せつけて欲しいと思います。
まずは初戦で勝利を挙げ、上位進出を狙って、一歩ずつ前に進んで、
今年の目標「全国制覇!」を
成し遂げてください。
最後までお付き合いいただき有り難うございます。