今回はなでしこジャパン特集です。
2011年ドイツワールドカップ優勝メンバー以外はよく分からないという方もこの記事を読んでワールドカップをより楽しんでください!
清水梨沙選手(22才)
日テレベレーザ所属22歳の右サイドバックです。
160㎝と小柄ですが、豊富な運動量とスピードが持ち味の攻撃的サイドバックです。
とくにスタミナは10代にして川澄奈穂美選手と並んでなでしこジャパンでトップの数値をたたき出したとのことです。
ビルドアップ能力も高く攻撃参加のタイミングが良いですし、外のサイドだけではなくハーフスペースと呼ばれる内側のレーンに走りこむインナーラップが得意です。
攻撃に関してはセンス抜群で現代的な攻撃戦術に適応できます。
守備もポジショニングが賢くてスピードがあり粘り強い対応が特徴です。
男子サッカーでいえば内田篤人選手に似たタイプの右サイドバックですね。
かわいい顔して、いい度胸をしているところも似ています。
長谷川唯選手(22才)
なでしこリーグで現在圧倒的な強さを誇る日テレベレーザの司令塔で攻撃の中心を担っているのが22歳の長谷川唯選手。
小柄で俊敏性に優れていて視野が広く、狭いスペースでもボールを受けて局面を打開する姿は香川真司選手を彷彿とさせます。
相手の一手先を読みながらのプレーを得意としていて相手をおびき寄せて交わすずる賢い一面も持ち合わせています。
足の裏でボールを扱うフェイントで時には観客の心理の逆まで付いてくるので、見ていて面白い選手ですね。
今後のなでしこジャパンは長谷川唯選手の才能を活かすチームにしていく必要があるでしょう。
田中美南選手(24才)
日テレベレーザ所属で2018年なでしこリーグのMVP&得点女王を獲得しています。
24歳でストライカーとして本格化した田中選手は若手時代はスピードを活かしたサイドのドリブラータイプで世代別代表の中心選手でした。
日テレベレーザに所属してからは岩渕真奈選手など中盤のタレントに日本代表クラスがゴロゴロいた日テレベレーザではポジションを掴めずにセンターフォワードに転向しました。
地道に続けた体幹トレーニングの効果でポストプレーは安定して体勢が崩れてもシュートが枠をとらえるようになると面白いように得点が取れるようになりました。
右足、左足、頭で得点が取れますし、もともと中盤の選手なのでチャンスメイクにも定評があります。
男子の日本代表では大迫勇也選手が似ているタイプですね。
横山久美(25才)
長野パルセイロ所属の25歳のフォワードです。
田中美南選手と同様に育成年代まで中盤のドリブラーとしてプレーしてプロに入ってから点取り屋として覚醒しました。
昨シーズンはフランクフルトに移籍ドイツブンデスリーガに挑戦しましたが、実力を発揮できずに帰国しました。
古巣の長野パルセイロに戻ってきました。
横山久美選手の特徴はミドルシュートです。
両足でペナルティーエリアの外から得点を決めることが出来ますし、シュートの決断に迷いがないです。
スナイパーのようにシュートチャンスを待ち一発で仕留めるタイプですね。
試合全体の貢献度では万能型の田中美南選手が上ですが、横山久美選手には一発でゴールを射抜く力があります。
なでしこジャパンのエースは岩渕真奈選手ですが、相方に田中美南選手か横山久美選手か高倉麻子監督はどちらを選択するか興味深いですね。
最後に
いかがでしたか?
今回は「2019女子ワールド杯フランス大会なでしこジャパンの注目選手紹介」で、しばらくなでしこジャパンを見ていなかったという方に注目の若手選手を紹介しました。
熊谷紗希選手、阪口夢穂選手、鮫島彩選手などワールドカップ優勝メンバーも健在です。
若手とベテランが融合したなでしこジャパンを応援しましょう!