大阪体育大学2019年Jクラブ加入内定者(1/20現在)
MF 末吉塁(→モンテディオ山形・J2)
MF 浅野雄也(→水戸ホーリーホック・J2)
DF 菊池流帆(→レノファ山口FC・J2)
GK 立川小太郎(→AC長野パルセイロ・J3)
第43回 総理大臣杯全日本大学トーナメント・準優勝の大阪体育大学
試合終了後の挨拶で、悔し涙を流す選手も・・・・・
大阪体育大学学友会サッカー部は、
1965年に創部し今年(2018年)で53年目を迎えます。
主な実績は、大学選手権(インカレ)優勝2回(1985, 2013年)をはじめ、
関西学生サッカー選手権大会は優勝9回、
総理大臣杯に優勝3回(1986, 2008, 2011年)、準優勝3回(1980, 1984, 2018年)
春季リーグ優勝1回、秋季リーグ優勝2回など多くの実績を持っています。
2016年を最後に、大阪体育大学サッカー部を44年に渡り、指導してきた坂本康博総監督が勇退しました。
上の実績のほとんどに関連し、多くの教え子を指導し、優秀な選手を育て日本サッカー界に送り込んだ実績は、大変なものです。
後を引き継いだ、松尾元太監督は、大阪体育大学卒業(2009年卒業)の元Jリーガーです。
大学卒業後は、名古屋グランパス(2009~2011年)、京都サンガFC(2012年)で選手として活躍し、2013年に現役を引退して指導者の道へ進みます。
2016年に大阪体育大学助教とサッカー部コーチ、
2017年に大阪体育大学サッカー部監督に就任します。
監督就任後、選手からは、年も近いので、監督に対し積極的にコミュニケーションを取る選手が増え、そこからチームを支える行動をする選手が積極的になったのではないかと言われています。
大阪体育大学サッカー部の永遠の目標は、「日本一」を揚げています。
前監督からは「日本一になるためには関東のチームに勝たないと意味がない」と言われ続け、関西はもちろんてっぺんを狙い、関東のチームには勝つことを全員で意識しながら戦うようにしています。
こんな熱い情熱を持った大阪体育大学サッカー部のメンバーを紹介します。
この中には、プロから熱い眼差しで見られている選手も多く、プロ注目選手もまとめました。
大阪体育大学サッカー部メンバー
▽GK
1 立川小太郎(4年)→AC長野パルセイロ・J3内定
タチカワ コタロウ
■1997-01-04
■186cm/74kg
■出身:初芝橋本高
21 矢田貝壮貴(3年) ヤタガイ ソウキ ■1998-06-11 ■184cm/80kg ■経歴:FC平野-京都橘高
31 泉森亮太(1年=鹿児島城西高)
41 平田陸(3年) ヒラタ リク ■1998-02-03 ■178cm/68kg ■経歴:前橋育英高
▽DF
3 小川明(4年) オガワ アキラ ■1996-05-25 ■172cm/63kg ■経歴:履正社高 14年度全国高校選手権優秀選手 ■代表歴:15年日本高校選抜
4 菊池流帆(4年)→レノファ山口FC・J2内定
キクチ リュウホ
■1996-12-09
■188cm/80kg
■経歴:青森山田高
16年度デンソーカップチャレンジ関西選抜
15年度デンソーカップチャレンジ全日本選抜
14年度全国高校選手権優秀選手
14年全国高校総体優秀選手
■代表歴:17年ユニバーシアード日本代表
16、17年全日本大学選抜
15年日本高校選抜
12 有働周平(2年) ウドウ シュウヘイ ■1998-10-14 ■170cm/61kg ■経歴:広島皆実高
15 大崎航詩(2年) オオサキ コウシ ■1998-06-30 ■174cm/65kg ■経歴:大阪セントラルFC-東海大仰星高
16 木出雄斗(2年) キデ ユウト ■1999-02-13 ■170cm/60kg ■経歴:星稜高
24 林尚輝(2年) ハヤシ ナオキ ■1998-06-09 ■181cm/70kg ■経歴:立正大淞南高
26 福島翔太(1年) フクシマ ショウタ ■1999-07-10 ■177cm/65kg ■経歴:大阪桐蔭高
28 アフラギマハディ(3年) アフラギ・マハディ ■1997-07-26 ■185cm/81kg ■経歴:清明学院高
▽MF
2 江郷下奨(4年)☆主将 エゴシタ ショウ ■1996-06-10 ■166cm/60kg ■経歴:東海大仰星高
5 田中駿汰(3年) タナカ シュンタ ■1997-05-26 ■183cm/68kg ■経歴:履正社高 15年全国高校総体優秀選手 13年大阪府トレセン
6 平田健人(4年) ヒラタ ケント ■1996-04-22 ■179cm/72kg ■経歴:星稜高 14年度全国高校選手権優勝、優秀選手 ■代表歴:15年日本高校選抜
7 浅野雄也(4年)→水戸ホーリーホック・J2内定
アサノ ユウヤ
■1997-02-17
■170cm/64kg
■経歴:四日市四郷高
※現日本代表:浅野拓磨選手の弟
8 堀内颯人(4年) ホリウチ ■1996-07-03 ■175cm/53kg ■経歴:奈良育英高
10 末吉塁(4年)→モンテディオ山形・J2内定
スエヨシ ルイ
■1996-07-26
■165cm/62kg
■経歴:初芝橋本高
14年度全国高校選手権優秀選手
12年県選抜
■代表歴:15年日本高校選抜
14 永吉広大(2年) ナガヨシ コウダイ ■1998-11-05 ■173cm/62kg ■経歴:鹿児島城西高
18 小塚祐基(2年) コヅカ ユウキ ■1998-11-28 ■177cm/68kg ■経歴:帝京長岡高
19 君垣隆義(4年) キミガキ タカヨシ ■1996-10-20 ■162cm/58kg ■経歴:米子北高-大阪体育大 12年県選抜
20 西田恵(3年) ニシダ メグム ■1998-01-10 ■164cm/61kg ■経歴:関西大北陽高
22 江口大輝(3年) エグチ ダイキ ■1997-05-19 ■180cm/73kg ■経歴:米子北高
23 岩切拳心(2年) イワキリ ケンシン ■1998-04-28 ■165cm/60kg ■経歴:日章学園高
25 疋田優人(2年) ヒキタ ユウト ■1998-04-07 ■175cm/65kg ■経歴:広島皆実高
▽FW
9 林大地(3年) ハヤシ ダイチ ■1997-05-23 ■178cm/71kg ■経歴:履正社高 13年大阪府トレセン
11 大田賢生(4年) オオタ サカキ ■1996-04-30 ■177cm/70kg ■経歴:星稜高 14年度全国高校選手権優勝、優秀選手
13 古城優(4年) コジョウ ユウ ■1996-10-17 ■180cm/73kg ■経歴:堺西高
17 藤山雄生(2年) フジヤマ ユイク ■1999-01-11 ■182cm/69kg ■経歴:大津高
27 高木慎也(1年) タカギ シンヤ ■1999-07-28 ■175cm/65kg ■経歴:香川西高 ■代表歴:15年U-16日本代表
プロ注目選手は誰
末吉塁選手(4年)⇒モンテディオ山形内定
大体大の10番を背負う4年生末吉塁選手は、スピード溢れるドリブルで相手のディフェンダーを切り裂き、クロス・シュートを持ち味として前線で動き回るMFで前坂本監督が大きな信頼をしていた選手です。いかにFWのシャドーとして得点・アシストに絡む活躍を見せられるかが注目の的になります。
関西代表”の意地をみせる。
FW大田賢生(4年)
大阪体育大学サッカー部のFW争いは熾烈で、結果を求められることが多く、先発起用されたときは、必ず得点をするという気持ちの準備を怠らないようにしています。
昨年の全国大会では、関東勢に上位を独占されてきたので、今回の総理大臣杯決勝では、関西勢の意地にかけてもリベンジしたいと、闘志を燃やしています。
安定した守備を支えた169cmのセンターバック
DF有働周平(2年)
2年にして、安定した守備で大阪体育大学のセンターバックを努め169cmのDFです。
決して大きくない上背で、「身体を張って90分戦える選手が最終ラインにいることはチームにとってプラスだから」と松尾監督の意図による起用に答え、本人も「自分の長所であるスタミナや走力、カバーリング能力を評価しての起用」とセンターバックに意欲的に取り組んでいます。最終ラインからのビルトアップで勝利に導けるようなよい形をつくれる様に成長してほしいと思います。
監督も絶大な信頼を寄せる大体大のキーマン
MF堀内颯人(2年)
状況に応じた緩急の使い分けができる堀内選手は、松尾元太監督が「彼は攻撃を速くもできるし、遅くもできる。速さがある選手がより活きる状況を作れる」と監督から絶大の信頼を寄せられている選手です。セットプレーでの冷静な判断で、ゴールネットを揺らすMFです。堀内選手の活躍はまだまだ続きます。
紹介した選手はほんの一握りです。
ぜひご自分の目で大学サッカーの試合を観戦されてみてはいかがでしょうか。
将来有望な若手選手を自らの目で発掘し、長い目で応援するのも楽しみの一つになると思います。
最後に
今回「大阪体育大学サッカー部メンバー2018でプロ注目選手は誰?」で、大阪体育大学サッカー部を紹介しましたが、将来プロとして活躍出来る選手が大勢いました。
プロスカウトの目が関東に行きがちですが、素質のある、有望な選手が関西にたくさんいます、是非、関西にも目を向けていただきたいと思います。
関西のJチームスカウトも、もっと地元の選手を見出してください。
最後まで有難うございます。