キリンチャレンジカップ2019 vs コロンビア代表
今回は3月22日(金)に行われるサッカー日本代表の「キリンチャレンジカップ2019 vsコロンビア代表」戦について紹介していきます。
この試合は今後の強化に向けた位置づけや対戦相手の強さについても紹介していきますので最後までご覧ください。
日本代表メンバー
報道では、昨年のロシアW杯、1月のアジア杯で主力としてプレーした選手はフィジカルコンディションの悪化を避けるためにも招集回避を検討しているそうです。
とくに6月のコパアメリカはアジアカップに出場したメンバーの招集にクラブチームは拒否権があるので、コパアメリカで招集したいメンバーは今回の親善試合で呼ばない代わりに、コパアメリカには招集に応じてくださいという駆け引きもありそうです。
とくに大迫勇也選手、長友佑都選手、吉田麻也選手、酒井宏樹選手の4人がこういった理由で招集を見送りそうです。
また、U22日本代表は「AFCU-23選手権最終予選」が被った時期にあるので、すでにA代表で主力となっている冨安健洋選手と堂安律選手はA代表で呼ばれるでしょうが、U22世代の新戦力をA代表に抜擢することはなさそうです。
こういった理由で3月の親善試合は、これまで森保ジャパンに招集されてこなかった、あるいは活躍の機会が与えられなかったU22世代より上の年齢の選手が抜擢されるでしょう。
すでに鎌田大地選手、昌子源選手の森保ジャパン初招集が濃厚と報道されていますね。
コロンビア代表とは
FIFAランキング12位のコロンビアは昨年のロシアワールドカップで日本が2-1で勝利した相手です。
コロンビアとしてはリベンジマッチとなるので、本気度が高い試合が期待できるでしょう。
日本代表はコパアメリカのために南米相手に慣れておきたいというのもこのマッチメイクの理由でしょう。
ハメス・ロドリゲス選手、ファルカオ選手といった世界的にも有名な攻撃的なタレントが主役のチームです。
監督はアジアカップでイラン代表を率いたカルロスケイロス監督です。
アジアカップでは日本が勝ちましたが、スカウティングは万全でカルロスケイロス監督にとってもリベンジマッチとなります。
注目の選手と背番号10番は?
3月の国際親善試合のコロンビア戦、ボリビア戦の注目選手は守田英正選手と中島翔哉選手です。
アジアカップ招集メンバーで活躍が期待されながらも怪我で離脱してしまった二人が再び存在感を示してほしいですね。
とくに海外組でアジアカップに招集されなかった中島翔哉選手はコパアメリカへの招集に規制がないので、中島翔哉選手はコパアメリカに臨むチームのキーマンとなるでしょう。
また、ロシアワールドカップメンバーでベテランの域に達している香川真司選手、岡崎慎司選手の二人ですが、実力的には選ばれて当然の選手です。
ロシアワールドカップ後に代表引退も表明していませんが、カタールワールドカップまでパフォーマンスをキープできるかは不透明な二人。
所属チームでも出場機会を増やしていて調子を上げているのでひさびさの代表復帰に期待がかかります。
香川真司選手が招集された時は、背番号10番の新旧対決が見られるかも?
順当に考えると、今回も中島翔哉選手が10番を背負うでしょう。
会場の日産スタジアムとは
3月22日(金)にコロンビア戦が行われる日産スタジアム(横浜国際競技場)は日韓ワールドカップの決勝戦が行われた会場で72,327人収容の巨大スタジアムです。
しかし陸上競技場との兼用スタジアムで陸上トラックがある分遠くてサッカーが見にくいことでサッカーファンからの人気は低いスタジアムです。
日本サッカー協会は陸上競技場での日本代表の試合の開催を今後は見送る方針なので日産スタジアムでの日本代表の試合は最後になる可能性が高いです。
川崎市にある川崎フロンターレの等々力競技場も陸上競技場ですから神奈川県での日本代表試合はしばらく開催されないと思います。
また、日産スタジアムは日本で最も収容人数が高いスタジアムですが、東京オリンピック後は新国立競技場が8万人収容で陸上トラックも客席で埋めることが濃厚です。
関東地区の日本代表戦は、今後は新国立競技場が中心となるので日産スタジアム近辺に住んでいる方は、最後になるかもしれない日本代表戦を楽しんでほしいですね。
最後に
いかがでしたか?
今回は「サッカー日本代表コロンビア戦メンバーと背番号10番は香川か中島か?」で国際親善試合キリンチャレンジカップ2019コロンビア代表戦についての特集でした。
国際親善試合は監督の強化方針が見えるという見方もありますし、結論で判断するのではなく戦術を見たいという声もあるようですが、やはり勝ち負けがある以上、勝負にこだわることも大切では無いでしょうか?