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[インテル、規律違反の元ベルギー代表MFを放出か。冬の移籍市場で放出されるかも]
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[柴崎岳に「退団ランプ点灯」スペイン紙が今冬のヘタフェ“放出候補に。冬の移籍市場がオープンするタイミングとなる・・]
[シメオネ、リュカのバイエルン移籍報道に。バイエルンが冬の移籍市場でDFリュカとアトレティコの契約解除]
[2019移籍金0円ベスト11」世界的な大物揃い…Jリーグ入りの可能性も!?話題は1月にオープンする冬の移籍市場に移りつつ]
等々…
移籍に関係する記事が毎日後を絶たずに載ってます。
2019年(2018-2019シーズン)冬の移籍市場開幕期間
リーグ | 現地時間 | 日本時間 |
ラ・リーガ | 1月2日 0:00 〜 1月31日 23:59 | 1月2日 8:00 〜 2月1日 7:59 |
プレミアリーグ | 1月1日 0:00 〜 1月31日 18:00 | 1月1日 9:00 〜 2月1日 3:00 |
セリエA | 1月3日 0:00 〜 1月19日 20:00 | 1月3日 8:00 〜 1月20日 4:00 |
ブンデスリーガ | 1月1日 0:00 〜 1月31日 18:00 | 1月1日 8:00 〜 2月1日 2:00 |
リーグ・アン | 1月1日 0:00 〜 1月31日 23:59 | 1月1日 8:00 〜 2月1日 7:59 |
シーズン中の移籍期間となる1月を前に、欧州クラブに関する移籍情報が騒がしくなってきています。
有名どころでは、ロサンゼルス・ギャラクシーのイブラヒモビッチがかつて所属していたACミランへ復帰するのではという情報があったり、日本代表の中島や堂安にビッグクラブからのオファーがあったという情報も流れたりしています。
ヨーロッパはシーズン中断期間となりますので、やや中途半端な時期に移籍期間が設けられていることとなりますが、有名な選手であってもこの期間に移籍する可能性があります。
2018年1月の移籍期間では、ファン・ダイクがリバプールへ、コウチーニョがリバプールからバルセロナに、ジルーのチェルシー行きが決まり、バチュアイのドルトムントへのローン移籍、長友佑都のガラタサライ加入などの動きがありました。
このように多くの人が知っているようなビッグネームも冬の移籍期間に動くことがありますので、贔屓のチームやライバルチームの動向は気にしておくといいでしょう。
冬の移籍期間って?
しかし、この冬の移籍期間がそのうち廃止されるのではないかと話題になることもあります。
実は、冬の移籍期間はもともとなかったものです。
これが設けられたのは、ボスマン判決による混乱を抑える目的で欧州サッカー連盟の主導で導入された2003年まで遡ります。
もう導入から15年以上経過しているので、欧州サッカーにおける一つの習慣として根付いているようであっても、欧州クラブの中では冬の移籍期間の存在について否定的な見方をしているクラブも少なくありません。
クラブにとって、冬の移籍期間はシーズン再開に向けて戦力を確保するための貴重な機会に他ならないのですが、戦力が引き抜かれることを気にしなければならないのでスッキリしないのでしょう。
例えば、中断期間に年末までを振り返り、2月からのシーズン再開に備えてキャンプをおこなうなどしたほうが、各クラブにとって有意義な期間となるでしょうし、余計な事に気を回さなくても済みます。
飛ばし記事の発信元は?
移籍期間が近くなると、どこの誰にどのようなオファーがあったとのニュースがあり、その内容について本人やクラブが否定するといったやり取りが必ずといっていいほど繰り返されますが、なぜこのような飛ばし記事が流れるのかといえば、決して注目を浴びたい誰かがでっち上げているわけではありません。
実は、それらの飛ばし記事の発信について、選手本人を含めた選手サイドの人間が絡んでいることもあるのです。
その理由は、交渉先との駆け引きのためであったり、所属クラブとの契約条件の見直しを狙うためです。
知っての通り、サッカー選手とクラブ間の契約は巨額であるため、何度も契約の見直しを重ねながら最終的な合意を目指していくものであり、複数チームが競合することも多々あります。
このような背景を利用して、他のチームからより好条件が提示されたと飛ばし記事を選手サイドが発信し、交渉先から希望に近い条件を引っ張ろうとします。
また、現在の所属先からより好条件で契約延長のオファーを得たいときにも同様の手口が用いられます。
最後に
主力選手が“好条件でのオファーを受けているので移籍を考えている”とすれば、所属クラブは戦力確保のために契約条件の見直しに入ります。
これらの理由から飛ばし記事を選手サイドが発信することもあるわけですが、それがすべて架空の話であることも珍しくありません。
クリーンではありませんが、現役でいられる期間の短いサッカー選手だからこそ、ビジネスライクとなってしまうのも仕方ないといえます。
今後は飛ばし記事も含めて移籍期間の動向に着目してみると、より楽しめると思います。