2021年Jリーグ夏の移籍市場が活発!海外から大物が(後編) - こんな時には・・・・

2021年Jリーグ夏の移籍市場が活発!海外から大物が(後編)

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Jリーグ夏の移籍市場の動きをまとめてみました。
後編では清水エスパルスから大分トリニータまで新戦力後半戦の展望を紹介します。

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清水エスパルス

藤本憲明(8/12)[神戸/期限付き]
松岡大起(8/2)[鳥栖/新加入]
ベンジャミン・コロリ(7/23)[FCチューリッヒ(スイス)/新加入]

ホナウド(7/22)[CRフラメンゴ(ブラジル)/新加入]
井林章(6/28)[広島/新加入]

福森直也(8/5)[仙台]
栗原・イブラヒム・ジュニア(7/29)[鈴鹿ポイントゲッターズ/期限付き]
石毛秀樹(7/25)[岡山/期限付き]
成岡輝瑠(7/20)[相模原/期限付き]
金子翔太(7/14)[磐田/期限付き]
ウィリアム・マテウス(6/3)[ECジュベントゥージ(ブラジル)]

大型補強を敢行した清水エスパルスですが降格リスクがある下位に低迷しています。
再び夏の移籍市場でも大型補強を敢行して残留を狙います。
資金的に恵まれている状況ですが、資金の使い方はあまりうまくない印象で、藤本憲明選手は清水エスパルスのフォワードとしてはタイプが違いますね。
松岡大起選手は中心選手として期待されますが海外志向が強くオファーが来れば放出せざるを得ないでしょう。
外国人補強が当たるかどうかに注目したいですね。

名古屋グランパス

キム・ミンテ(8/12)[札幌/期限付き] ヤクブ・シュヴィルツォク(7/20)[GKSピアスト・グリヴィツェ(ポーランド)/新加入]
なし

丸山祐市選手、山崎凌吾選手の怪我による離脱に対して的確な補強で戦力を埋めた印象です。
ヤクブ・シュヴィルツォク選手はポーランド代表でEUROで得点も決めた実力者でエースストライカーになりそうなプレーをデビュー戦で見せていたので今後に期待が持てます。

ガンバ大阪

柳澤亘(7/25)[水戸/新加入]
ウェリントン・シウバ(3/25)[フルミネンセFC(ブラジル)/新加入]
加藤大智(3/24)[愛媛/期限付き]
中村敬斗(8/11)[LASK LINZ(オーストリア)]
一美和成(8/11)[徳島]
唐山翔自(4/27)[愛媛/期限付き]

一美和成選手が放出となりましたが、もともと戦力過剰な状態だったので、穴埋めの補強は必要ないでしょう。
アジアチャンピョンズリーグは敗退して、今シーズンは残留すればオーケーでしょうから、そのためには十分な戦力がすでにあります。

セレッソ大阪

新井晴樹(7/2)[FCティアモ枚方/期限付き]
松本泰志(7/26)[広島/復帰]
澤上竜二(7/10)[相模原/期限付き]
ダンクレー(6/26)[アル・アハリ・ジッダ(サウジアラビア)]
藤尾翔太(6/12)[水戸/期限付き]

チームは不調ですが、戦力は揃っているので補強はありませんでした。
チーム状況が悪いのは監督の問題だと思うので補強でどうにかなるとは思えません。
今後も調子が上がらない場合は監督交代も視野に入れているでしょうし、もともとクルピ監督は今シーズン終了後に引退する方針だったので、それがもっとも打てる手としては良いと思います。

ヴィッセル神戸

ボージャン・クルキッチ(8/9)[無所属/加入]
大迫勇也(8/8)[ブレーメン(ドイツ)/完全移籍]
武藤嘉紀(8/7)[ニューカッスル(イングランド)/完全移籍]
アユブ・マシカ(3/1)[レディングFC(イングランド)/新加入]
アユブ・マシカ (8/12)[未定]
藤本憲明 (8/12)[清水/期限付き]
増山朝陽 (8/5)[大分]
古橋亨梧 (7/16)[セルティックFC(スコットランド)]
安井拓也 (6/29)[町田]

ボージャン・クルキッチ選手、大迫勇也選手、武藤嘉紀選手という3人のフォワードを獲得したヴィッセル神戸はバランスが悪い補強で監督がどう起用していくかが焦点となるでしょう。
藤本憲明選手は退団させられたような移籍でレンタルでの放出ですが背番号9番はボージャン選手が着けることとなったことから、事実上の戦力外通告ですね。
本人はボージャン選手が9番を着けることを知らされていなかったようですが、このようなことをしているとフロントは信用を無くすでしょう。
長友佑都選手の獲得に動いているとの報道もあって今後も動きがありそうですね。
ボージャン選手は8か月フリーでしたから入国隔離を終えてコンディションを整えたときにはシーズン終了間際でしょう。

サンフレッチェ広島

松本泰志(7/26)[C大阪/復帰]
住吉・ジェラニレショーン(7/7)[水戸/新加入]
増田卓也(8/11)[町田/期限付き]
川辺駿(7/1)[FCチューリッヒ(スイス)]
井林章(6/28)[清水]

川辺駿選手の穴埋めのために松本泰志選手をレンタルバック。
住吉・ジェラニレショーン選手は水戸ホーリーホックで活躍していたスピードがある若手ディフェンダーで井林章選手の代役として確保しましたが、将来投資として素晴らしいところに目をつけたと思います。
大きな補強は無いですが若手育成型クラブとしてらしい補強ですね。

徳島ヴォルティス

一美和成(8/11)[G大阪/新加入]
ムシャガ バケンガ (8/11)[クローネ/新加入]
河田篤秀(7/21)[大宮]
クリスティアン・バトッキオ(7/15)[プーマスUNAM(メキシコ)]
安部崇士(6/1)[岡山/期限付き]
瀬口拓弥(3/1)[新潟/期限付き]

何としても残留を手にしたい徳島ヴォルティスは2人のストライカーを獲得(バケンガは報道のみでまだ決定していません)。
チームの中心になりかけていたクリスティアン・バトッキオ選手の退団は痛いですし、センターフォワードタイプを2人獲得しましたが、垣田祐樹選手と役割が被るのでどう起用していくのかポヤトス監督の手腕に注目したいですね。

アビスパ福岡

中村駿(7/13)[湘南/新加入]
ジョン・マリ(3/1)[シンセン(中国)/期限付き]
三國ケネディエブス(5/21)[栃木/期限付き]

中村駿選手を獲得して足りなかったボランチを補強しています。
降格を争う湘南ベルマーレからの補強なので、資金力があるところが垣間見えますね。
ブルーノメンデス選手はお子さんの病気が大変でブラジルに帰国していて再入国がいつになるか不透明な状況です。
隔離期間も含めるとコンディション調整は大変だと思うので、フォワードは枚数がいますが計算できる戦力には苦労するかもしれません。

サガン鳥栖

岩崎悠人(8/12)[札幌/期限付き]
白崎凌兵(8/11)[鹿島/期限付き]
小泉慶(8/10)[鹿島/新加入]
中野伸哉(7/30)[サガン鳥栖U-18/トップ昇格]
オム・イェフン(4/1)[ボイン高(韓国)/新加入]
中野嘉大(3/24)[札幌/期限付き]
林大地(8/8)[シントトロイデンVV(ベルギー)]
松岡大起(8/2)[清水]
今掛航貴(7/29)[水戸/期限付き]
二田理央(7/27)[FC Wacker Innsbruck U-23(オーストリア)/期限付き]
豊田陽平(7/5)[栃木]
兒玉澪王斗(6/15)[相模原/期限付き]
石井快征(6/15)[愛媛/期限付き]
金珉浩(3/30)[長野/期限付き]

松岡大起選手、林大地選手を放出して売却益を得たサガン鳥栖小泉慶選手、白崎凌兵選手を獲得する渋い補強を敢行しています。
小泉慶選手は松岡大起選手の後釜としてはハマりそうですね。
資金力がないクラブとしては若手を育てて売るを繰り返すしかないですが、チーム順位は高いので素晴らしいですね。

大分トリニータ

増山朝陽(8/5)[神戸/新加入]
野嶽惇也(7/31)[鹿児島/新加入]
梅崎司(7/17)[湘南/新加入]
呉屋大翔(7/3)[柏/新加入]
髙澤優也(8/3)[新潟/期限付き]
福森健太(7/31)[北九州/期限付き]
高山薫(7/9)[相模原/期限付き]
黒﨑隼人(6/30)[栃木/期限付き]

呉屋大翔選手、増山朝陽選手、梅崎司選手と攻撃陣を補強した大分トリニータは降格圏で苦しんでいます。
良い選手を獲得しましたが、現状を大きく打開するまでの補強とはいかなかったので地道に勝ち点を稼いでいくしかないでしょう。
片野坂監督を替えないフロントの判断は正しいと思います。

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