2021年Jリーグ夏の移籍市場が活発!海外から大物が(前編) - こんな時には・・・・

2021年Jリーグ夏の移籍市場が活発!海外から大物が(前編)

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Jリーグ夏の移籍市場の動きをまとめてみました。
前編では北海道コンサドーレ札幌から湘南ベルマーレまで10チームの新戦力と後半戦の展望を紹介します。

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北海道コンサドーレ札幌

IN
IN

トゥチッチ ミラン(8/12)
檀崎竜孔(7/23)[ブリスベン・ロアーFC(オーストラリア)/復帰]

OUT
OUT

檀崎竜孔(8/12)[千葉/期限付き]
岩崎悠人(8/12)[鳥栖/期限付き]
キム・ミンテ(8/12)[名古屋/期限付き]
ガブリエル(8/4)[福島/期限付き]
アンデルソン・ロペス(7/3)[武漢足球倶楽部(中国)]
中野嘉大(3/24)[鳥栖/期限付き]

J1北海道コンサドーレ札幌は今季リーグ12得点で攻撃をけん引していたFWアンデルソン・ロペス(27)が中国1部(スーパーL)・武漢へ移籍。
後釜としてベルギー1部・OHルーベンからFWトゥチッチ・ミラン(24)の完全移籍加入を発表。
コロナ渦で今シーズンも経営的に厳しい状況が続く中でアンデルソンロペス選手の移籍金をすべて使いきらずに、売却益が見込める若いフォワードを獲得。
フロントは降格圏からは離れており、今シーズンは経営的に無理をせずに来シーズン以降を見据えた補強です。
将来性がある選手はレンタル放出で成長を促しつつ25人の少人数体制で年俸を圧縮しています。

ベガルタ仙台

富樫敬真(8/12)[長崎/新加入]
福森直也(8/5)[清水/新加入]
フェリペ・カルドーゾ(4/1)[サントスFC(ブラジル)/期限付き]
フォギーニョ(3/22)[アヴァイFC(ブラジル)/新加入]

シマオ・マテ(8/11)[未定]
マルティノス(7/31)[未定]
田中渉(7/20)[山口]
イサック・クエンカ(4/20)[未定]

降格を避けたいベガルタ仙台ですが、シマオ・マテ選手がコンディション不良でマルチノス選手が監督批判で退団となる痛い状況。
福森直也選手、富樫敬真選手を獲得して穴は埋めましたが、プラスとなる補強はできていません。
このあたりは経営的に厳しいクラブなので仕方がないかもしれませんが、チームの武器になりかけていたマルチノス選手の0円での退団は厳しいですね。
フォワードの補強は追加であるかもしれません。

鹿島アントラーズ

安西幸輝(7/19)[ポルティモネンセSC(ポルトガル)/新加入]
ブエノ(7/1)[アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)/復帰]

白崎凌兵(8/11)[鳥栖/期限付き]
小泉慶(8/10)[鳥栖]
杉岡大暉(8/10)[湘南/期限付き]

両サイドバックでプレー可能な安西幸輝選手を獲得して余剰戦力になりかけていた白崎凌兵選手、小泉慶選手、杉岡大暉選手をレンタル放出で売却益を見込みます。
チーム成績も安定しており補強は必要ない状況ですね。
若手育成路線で今シーズンを乗り切るプランです。

浦和レッズ

木下康介(8/12)[スターベクIF(ノルウェー)/新加入]
平野佑一(8/6)[水戸/新加入]
江坂任(6/25)[柏/新加入]
酒井宏樹(6/10)[マルセイユ(フランス)/新加入]
アレクサンダー・ショルツ(5/31)[FCミッティラン(デンマーク)/新加入]
キャスパー・ユンカー(4/1)[FKボーデ/グリムト(ノルウェー)/新加入]
木下康介(8/23)[スターベク(ノルウェー)/新加入]

武田英寿(7/28)[琉球/期限付き]
石井僚(7/23)[YS横浜/期限付き]
杉本健勇(7/23)[横浜FM/期限付き]
武藤雄樹(7/12)[柏]
伊藤涼太郎(7/8)[水戸/期限付き]
ファブリシオ(6/30)[ポルティモネンセ(ポルトガル)/完全移籍]
マウリシオ(6/30)[アル・バーティン(サウジアラビア)]
藤原優大(6/28)[相模原/期限付き]
柏木陽介(3/12)[岐阜]

リカルド・ロドリゲス体制になって半年で序列が固まってきたので、出場機会に乏しい若手選手はレンタルで放出しつつ、即戦力を補強しています。
酒井宏樹選手、ショルツ選手の加入でディフェンスラインは強固になり、江坂任選手の加入で前線に厚みが出ました。
お金を使うところとコストパフォーマンスが高い補強を両立しながらアジアチャンピョンズリーグ出場に向けて戦力の底上げを図ったといえるでしょう。

柏レイソル

武藤雄樹(7/12)[浦和/新加入]
エメルソン・サントス(3/23)[SEパルメイラス(ブラジル)/新加入]
ペドロ・ハウル(3/23)[ボタフォゴFR(ブラジル)/新加入]

呉屋大翔(7/3)[大分]
江坂任(6/25)[浦和]

チームのエースだった江坂任選手の放出はチームが上手くいっていないことを物語ります。
降格圏が近いですが、ようやくオルンガ選手の後釜ペドロ・ハウル選手がフィットしてベテラン武藤雄樹選手の獲得で降格を免れたいですね。

FC東京

鈴木準弥(6/24)[秋田/新加入]

野澤大志ブランドン(8/2)[岩手/期限付き]
木村誠二(7/26)[相模原/期限付き]
アルトゥール・シルバ(6/30)[横浜FC/期限付き]

大きな補強も放出も無かったFC東京は順位も中位で上を狙うには厳しいですが、降格リスクも少ない状況で大きく動かなかった模様です。
来季以降を見据えるなら、若手選手がもっと台頭してきてほしいというフロントの気持ちが表れていますね。
鈴木準弥選手はクロスボールが鋭い将来性が豊かな右サイドバックです。

川崎フロンターレ

マルチーニョ(8/10)[新加入]

三笘薫(8/10)[ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)]
田中碧(6/28)[フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)/期限付き]

首位を独走する川崎フロンターレは東京五輪代表の三笘薫選手と田中碧選手が抜けました。
マルチ―ニョ選手は三苫薫選手の代役ですが、田中碧選手の代役は怪我から復帰した大島僚太選手になりそうですが、まだ、けがの再発から復帰のめどが立っていません。
若手選手が控えており、補強は最小限にとどめた印象です。

横浜F・マリノス

杉本健勇(7/23)[浦和/期限付き]
角田涼太朗(7/7)[筑波大学/新加入]
宮市亮(7/5)[FC ザンクトパウリ(ドイツ)/新加入]

高野遼(7/22)[磐田]
樺山諒乃介(7/22)[山形/期限付き]
伊藤槙人(7/21)[磐田/期限付き]
オナイウ阿道(7/20)[トゥールーズFC(フランス)]
椿直起(7/12)[北九州/期限付き]
オビ・パウエル・オビンナ(6/30)[栃木/期限付き]
遠藤渓太(4/30)[ウニオン・ベルリン(ドイツ)/完全移籍]

日本代表オナイウ阿道選手の代役で浦和レッズから杉本健勇選手を獲得。
ポテンシャルが高い選手なので、ハマれば大きな補強になります。
日本復帰となる宮市亮選手も高速ウインガーとして期待がかかります。
角田涼太朗選手は待望の左利きセンターバックでチームの柱に成長する可能性を秘めています。

横浜FC

サウロ・ミネイロ(7/22)[セアラ―SC(ブラジル)/新加入]
フェリペ・ヴィゼウ(7/21)[セアラ―SC(ブラジル)/期限付き]
ガブリエウ・コスタ・フランサ(7/19)[アトレチコミネイロ(ブラジル)/新加入]
スベンド・ブローダーセン(7/5)[ザンクトパウリ(ドイツ)/新加入]
アルトゥール・シルバ(6/30)[FC東京/期限付き]

伊藤翔(8/4)[松本/期限付き]
古宿理久(8/4)[水戸/期限付き]
南雄太(7/25)[大宮/期限付き]
田代真一(7/23)[町田/期限付き]
カルフィン・ヨン・ア・ピン(7/21)[未定]
杉本竜士(7/20)[東京V]

外国人助っ人を5人獲得して巻き返しを図る最下位の横浜FCは勝負に出た印象です。
外国人枠の問題で計算できるセンターバックだったヨンアピン選手を放出した影響は地味に大きいかもしれません。
新加入選手がハマれば残留もあり得ますが、降格した場合は経営的にも厳しい状況がしばらく続くかもしれません。
ゴールキーパーのスベンド・ブローダーセン選手は東京オリンピックドイツ代表ですでに安定したプレー披露しています。
ガブリエル選手はブラジルの名門アトレティコのレギュラーセンタバックでかなりハイレベルな選手です。

湘南ベルマーレ

杉岡大暉(8/10)[鹿島/期限付き]

梅崎司(7/17)[大分]
中村駿(7/13)[福岡]

降格リスクがある順位ですが、経営的に厳しいのか大きな補強はできず、中盤のキープレイヤーだった中村駿選手は放出しています。
杉岡大暉選手が加入しましたが、左ウイングバックのポジションは補強ポイントではなくどこで起用するのか注目です。

まとめ

今回は前編として、10チームの移籍に関する情報をまとめてみました。
次回は、残り10チームをまとめましたので お楽しみに!

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