2020年のJリーグ開幕!J2昇格チームは?五輪人事の噂は本当か

2020年のJリーグ開幕!J2昇格チームは?五輪人事の噂は本当か

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新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向となっている今、Jリーグが再び中断期間に入るリスクが現実味を帯びてきていますが、東京オリンピックの監督人事と開幕したJ2の昇格候補についてまとめてみました。

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東京オリンピック監督交代?

日本協会の田嶋幸三会長が26日、オンライン取材に応じ、技術委員会に国際サッカー連盟(FIFA)が8月31日~9月8日の国際Aマッチデーの来年6月への延期を決めたことを受け、森保監督の兼任体制を続行するかどうか検討するように指示を出したことを明かしました。協会関係者の話では五輪代表監督人事の展望は2つ。ひとつは、横内昭展コーチを監督に昇格させる案。これまでのサッカーの継続性が担保して、森保監督を総監督という形。そして、外部からの監督起用。人選は方針決定後になるが、協会は仙台の渡辺晋前監督、磐田の名波浩前監督の指導力を高く評価しているとのことです。コロナ禍により、東京五輪代表の活動再開は、早くて12月にフランスで行われる予定のトゥーロン国際大会からで短期間でのチーム作りが必要となります。
候補となっている渡辺監督は日本人監督の中ではトップクラスの戦術家ですが、戦術構築する時間が無い状況には合っていません。
名波浩監督はモチベーターとしての才能と選手として日本代表で世界大会を戦った経験値とカリスマがありますが、戦術面でのチーム構築は苦手としています。横内コーチは継続性という意味では適任ですがJクラブでの監督経験はないです。
東京オリンピックが開催されるかも不透明な状況では横内コーチの監督昇格がもっとも現実的な案ですが、新型コロナウイルスの今後は誰も何が起きるかわからないので複数のプランを用意しておくことは悪くないですね。
渡辺監督よりは名波監督の方が短期間でチームを構築できそうな気がしますが、名波監督にするのであれば、戦術面で調整役となることができる右腕の存在が必要となるでしょう。

J2、J3再開

待ちに待ったJリーグが無観客ですが再開されました。
大きな混乱も無く再開できたのはまず良かったですね。
今回はJ2の昇格争いの有力クラブの状況をまとめていきます。

ジュビロ磐田

J2降格したジュビロ磐田はフベロ監督が昨シーズンから引き続き指揮を執ります。獲得した外国人選手はルリーリャ、フォルリンはベンチ要員でエベリシオは契約解除と外国籍選手の補強に失敗した可能性が高いです。小川航基と伊藤洋輝の東京オリンピック世代がブレイクしないと昇格は厳しいでしょう。フベロ監督は敵陣でゲームを支配してボールをすぐに奪い返すサッカーを目指していますが、ビルドアップがままならず敵陣までスムーズに攻撃を展開できず、失い方も悪いのでカウンターアタックを受けてしまう悪循環にはまっています。
開幕戦は相手のミスに助けられて山形に勝利しましたが、2試合目の京都サンガ戦は完全に京都サンガペースで試合が進み2-0の完敗で昇格候補大本命と見られていたジュビロ磐田は評価を落としています。

松本山雅FC

松本山雅FCは戦力維持に成功していて、J1を狙えるだけのメンバーは揃っています。とくにセルジーニョが好調で攻撃の中心となっており、松本山雅FCは2試合を終えて勝ち点4と悪くないスタートを切っています。反町康治監督の長期政権が終わりましたが、これまでのチームの強みであった守備面での粘り強さとセットプレーの強さは残っており1年でのJ1復帰も十分あり得ます。

アビスパ福岡

昨シーズン水戸ホーリーホックを昇格争いに導いた長谷部茂利監督の評価が高く、戦力も充実し、補強も水戸ホーリーホックから前寛之を引き抜きキャプテンに据えるなど監督のリクエストが反映されたものとなっており、監督とフロントが同じ方向を向けています。各ポジションにJ2では上位クラスの選手層があり遠野大弥、ファンマの2トップは強力です。井原監督時代にJ2に降格してからはもっとも監督、戦力ともに充実したシーズンになっているといえます。

大宮アルディージャ

高木琢也監督が就任2年目で開幕2試合で2連勝を飾っています。大宮アルディージャは若い選手がスタメンで起用されていて、過密日程に強そうなメンバーが主力となている一方で今シーズン獲得した外国人選手3人がスタメンを外れていることは、よい状況とはいえず、安定した戦いはできそうですが、得点力に課題を残します。昇格するためには2桁得点できるフォワードの存在が必要です。

Vファーレン長崎

手倉森体制2年目の長崎は、新外国人のルアン選手が評価が高くJ1でも活躍できるといわれる技巧派ドリブラーです。攻撃陣は玉田圭司、ビクトルイバルボ、富樫敬真とキャラクターがはっきりした選手が多く駒が揃っています。ディフェンダーにはフレイレ、 亀川諒史、ミッドフィルダーには名倉巧、秋野央樹がいてJ1を狙える戦力は揃っています。ただゴールキーパーが少し不安ですね。手倉森監督は東日本大震災の年にベガルタ仙台をアジアチャンピョンズリーグに導いた実績があり、非常事態にチームをまとめるモチベーターとしての能力がありますから、新型コロナウイルスでいつもとは全く違う戦いで力を発揮しそうです。また、5人交代枠への変更は特徴がある攻撃陣のタレントを活かしやすくプラスにはたらくでしょう。イバルボのコンディションとルアンのフィット具合によっては昇格も見えてくると思います。

アルビレックス新潟

アルベルト監督は攻撃的なポゼッションスタイルのサッカーを目指していて、フォワード渡辺新はフィニッシャーとしての才能を覚醒させつつあります。今シーズンの外国人補強は当たりでセカンドストライカータイプのシルビーニョ、192㎝で足も速いファビオの二人は大きな武器になるでしょう。Jリーグでの実績がないアルベルト監督の手腕はいまだに未知数ですが、外国人補強が成功したアルビレックス新潟は新監督が有能であれば昇格争いに割って入ってくるでしょう。

ヴァンフォーレ甲府

伊藤彰監督は、戦術の引き出しが多く攻撃的にも守備的にもチームを構築することができるでしょう。ヴァンフォーレ甲府のフォワードの充実ぶりはJ2でナンバーワンといえるほどでドゥドゥ、ジュニオールバホス、ハーフナーマイク、ラファエルがいます。攻撃陣が豊富で5人交代枠の恩恵をもっとも受けそうなチームです。
前半は機動力のあるドゥドゥ、ジュニオールを起用して終盤には高さのあるハーフナーマイク、ラファエルを投入してパワープレー気味に攻撃する形は相手にとっては嫌でしょう。

京都サンガFC

実好新監督は3バックと4バックを併用して相手に合わせて弱点を突くようなスタイルを用いています。
センターバックのバイス、フォワードのピーターウタカはJ2のベストプレーヤーといってもよいほの能力が高い二人でセンターラインは強いです。中川風希、荒木大吾と攻撃にアクセントをつけることができる選手がいて、ユース出身で育成年代で代表の常連だった上月壮一郎、福岡慎平、若原智哉の成長が加わると昇格争いに加わってくるでしょう。新スタジアムが完成した勢いを新型コロナウイルスの影響で発揮しきれないのは残念です。

徳島ヴォルティス

リカルド・ロドリゲス監督はJ2ではトップクラスの実力の持ち主でなぜJ1のチームからオファーが来ないのか謎ですが、毎年良いチームを作ってきます。今シーズンは東京ヴェルディから上福元直人、梶川諒太とベテラン実力者を獲得したものの外国人選手の補強はセンターバックのドゥシャンのみで攻撃陣のタレント不足は否めません。徳島は監督の実力から戦術的にオーガナイズされた好チームになるのは間違いないですが昇格に絡めるかどうかは、フォワードの西谷和希、河田篤秀、垣田裕暉がどれだけ点を取れるかにかかっていると思います。

東京ヴェルディ

永井監督2年目でU17日本代表で特徴的なポゼッションスタイルを貫いた吉武博文コーチを脇に据えて臨むシーズンです。藤本寛也が怪我から復帰し、大久保嘉人、レアンドロと攻撃陣のタレントは豊富です。
再開した2試合目はボランチの井上潮音のワントップという謎の布陣でボールポゼッション74%で町田を圧倒するもチャンスは作れず、守備面では脆さが目立ちロスタイムにPKで追いつくのが精一杯でした。
かなり尖ったポゼッションスタイルでビルドアップは上手く、攻撃の連携もできているので、結果が出るかはさておき攻撃的でかなり面白いチームになっていく気がします。

さいごに

今週はJ1が無かったことでJ2で昇格候補といわれるチームを多く見ることができました。
Vファーレン長崎アルビレックス新潟は前評判以上に強かった印象で、ジュビロ磐田は前評判ほどの強さは感じませんでした。
東京ヴェルディに関しては、実験としては面白そうという感じですが昇格を現実的に狙うサッカーではないという印象です。
J1よりもチーム数が多く超過密日程で22チーム中2チームが昇格という厳しいレギュレーションですが、どのチームが昇格を勝ち取るのか注目です。
新型コロナウイルスが再流行してリーグ成立せず昇格なしというシーズンにはなってほしくないので感染予防対策みなさん頑張りましょう