J1 2020年の優勝を予想!本命はやはり川崎フロンターレか!

J1 2020年の優勝を予想!本命はやはり川崎フロンターレか!

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中心選手を怪我で欠きながらも頭一つ抜けたデータをたたき出し、シュート数、チャンス構築率がリーグ1位となっていて今シーズンは川崎フロンターレが優勝争いの中心になりそうです。

J1が再開して今季4試合を消化しています。

首位は川崎フロンターレ.リーグ最多9得点、失点も最小の2で圧倒的な強さを見せています。
中村憲剛、小林悠と二人中心選手を怪我で欠きながらも頭一つ抜けたデータをたたき出していて、シュート数、チャンス構築率がリーグ1位となっていて今シーズンは川崎フロンターレが優勝争いの中心になりそうです。
また、前回上位に安定して顔を出すクラブとしてサンフレッチェ広島セレッソ大阪を予想しましたが、3位と6位でやはり良い位置につけています。
そして、こちらも予想通りの鹿島アントラーズの低迷についても掘り下げていきます。

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安定感が増した川崎フロンターレ

川崎フロンターレは今シーズンからシステムを4-4-2から4-3-3に変更しました。サイドバックには左に登里、右に山根を置き、ウイングに右に長谷川、左に家長とドリブラーを配置しています。
ウイングが外に開いたときにはサイドバックは内側、ウイングが内側にポジショニングしたときは大外をオーバーラップすることで、縦の同サイド二人のポジショニングが被らないようにしています。
また、サイドからのクロスに対してファーサイドで勝負するレアンドロ・ダミアンの動きに合わせてニアサイドにインサイドハーフが進入する形もできています。
左ウイングの長谷川、右ウイングの家長が相手ディフェンスを引きつけて1枚剥がすことができるクオリティを持ったドリブラーで、登里、山根は豊富な運動量で、内外レーンを往復。
中村憲剛、小林悠不在で中央突破のコンビネーションプレーは少なくなりましたが、サイドからの崩しが増え、セカンドボールの回収までのサイクルが上手くいっているので、攻守に安定感が増しています。
レアンドロ・ダミアンを活かすためにはこのやり方が良いでしょう。
また、走行距離は1試合当たり108kmで17番目に少なく夏場の過密日程に省エネで勝つことができています。
ハーフスペースでのプレーに特徴がある脇坂が攻撃のキープレーヤーとなっており、中村憲剛の穴を埋めています。
また、攻撃的なポゼッションスタイルを実現できているのはセンターバックのジェジエウの対人守備能力の高さも理由の一つです。
昨シーズン加入したジェジエウはビルドアップ能力が高まりチームにフィットしたことで、守備面の安定感が高まっています。

最下位鹿島アントラーズは何がしたいのか?

鹿島アントラーズは昨シーズン無冠に終わったことを重くみて、チームを大きく変化させる決断をしました。
鹿島アントラーズのこれまでのスタイルは4-4-2システムで戦術は作りこまずに、優れた選手が各ポジションに集まりチームのためにハードワークして、勝利のみを目標に戦うところが強みでした。
しかし、戦術的な未整備と選手の個人能力の弱体化が徐々に結果にネガティブに反映されるようになり、これまでのやり方を根本から見直し、ヨーロッパのトレンドとなっている戦術を導入する試みとしてザーゴ監督を連れてきました。
ザーゴ監督は「今までやってきたリアクションサッカー、ようは守ってカウンターを狙うところから、ポジションを取りながら相手を動かすポジショナルプレーを目指してやってきました。そのゾーンにいれば、味方がどこにいるのかを認識しながらプレーできる。選手たちにはそのポジションを守るところを意識してもらったし、意志の疎通を高めることができたと思います。ビルドアップや、相手陣内でのプレッシャーのかけ方も、緻密に取り組むことができました」とコメントしています。
鹿島アントラーズは、マンチェスターシティのようにポゼッションを高めて敵陣でゲームを進めてボールを失っても敵陣で回収するサッカーを目指していて、実際にこれは実現できています。
4試合でボール支配率は56%でリーグ全体の3位、シュート数は15本で2位となっています。
また、被チャンス構築率はリーグでもっとも低く、攻撃を未然に攻撃から守備への切り替えと攻撃時の予防的ポジショニングが被攻撃回数の少なさに貢献していることは確かです。
このデータだけ見ると鹿島アントラーズの改革は上手くいっているように見えますが、枠内シュート数は1試合平均3本と14位。ペナルティーエリア進入回数は1試合平均11,3回と10番目なので、ボールを持っているもののチャンスに繋がっていないことがわかります。
1試合平均21.3本とリーグ2位のクロスを放っていますが、クロスからの得点はありません。
というわけで鹿島アントラーズはポゼッションスタイルにかじを切ったものの、カウンターを受けないためのボール保持で今のところは精一杯で枠内シュートでチャンスを作るまでには至っていないというのが現状かなと思います。
ちなみに、鹿島アントラーズが目指すポジショナルプレーの生みの親であるマンチェスターシティのペップ・グアルディオラ監督は攻撃時のポジショニングに厳しい監督として有名ですがアタッキングサードでは攻撃の選手は何をしても自由としています。
突発的なアイデアが得点を生むからです。
鹿島アントラーズはポジショナルプレーの戦術の原型はできているので、降格がない今シーズンにいろいろ試してみれば良いのではないでしょうか?
鹿島アントラーズが目指しているサッカーは横浜Fマリノス川崎フロンターレが近いと思いますが、この二つのチームはチームスタイルの構築にとりかかって結果が出るまでは1年以上は必要としているので、鹿島アントラーズも我慢の時間が必要なのかもしれません。

鹿島化する浦和レッズ

鹿島アントラーズがチームスタイルを変更する一方で鹿島アントラーズのようなチームとなり、2位につけているのが浦和レッズです。
浦和レッズの大槻監督はスカウティング能力に優れ、システムを4-4-2に変更し、ハードワークを基調とした堅守速攻型という昨年までの鹿島アントラーズのようなスタイルで結果を出しています。
1試合平均のボール保持率は43.3%で15位。パス本数は370本で16位と攻撃に関するデータは低いですが、クリア数が1位とタックル数が3位と守備面でのデータが良く、結果に結びついています。
もともと資金力は豊富で浦和レッズは熱いサポーターがいるところは鹿島アントラーズとの共通点で浦和レッズ鹿島アントラーズ化は成功するかもしれません。
とくに右サイドバック橋岡大樹のデゥエル勝率が高く、新加入のレオナルドが得点を重ねていて、守護神の西川周作が絶好調でエース興梠慎三も健在ですからチームの個人能力は高いですね。
ボランチの柴戸海も豊富な運動量とボール奪取能力を活かして中盤のハードワーカーとしてブレイク中です。
ただし、鹿島アントラーズが昨シーズン壁にぶつかったように古典的ともいえる浦和レッズのサッカーには限界もあると思うので、優勝争いに絡んでくる可能性は低いと予想します。

さいごに

中断明けの3試合を見る限り、ヴィッセル神戸FC東京横浜Fマリノスのアジアチャンピョンズリーグ組は強いですが、日程面で不確定要素が多く、アジアチャンピョンズリーグが開催されるのであればかなり厳しい日程となるでしょう。
アジアチャンピョンズリーグに出場しないサンフレッチェ広島セレッソ大阪が優勝争いに絡んでくる可能性もあるかなと思います。
アンデルソンロペスが帰ってくる北海道コンサドーレ札幌も面白い存在です。