日本代表W杯最終予選の戦い!アウェイ2連戦への意気込みと結果は - こんな時には・・・・

日本代表W杯最終予選の戦い!アウェイ2連戦への意気込みと結果は

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今週のサッカーは・・・

W杯アウェー2連戦のメンバー
日本代表 チャーター機が遅れる
日本代表がベトナム相手に1-0勝利
日本代表がオマーン戦に1―0で勝利

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W杯アウェー2連戦のメンバー

ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のアウェー2連戦となるベトナム戦(11月11日)、オマーン戦(11月15日)に臨む日本代表27人が発表された。
川崎FのMF旗手怜央、川崎フロンターレからサンジロワーズに移籍したMF三笘薫が初選出。
鹿島のFW上田綺世も選出。

1.川島永嗣(ストラスブール)
12.権田修一(清水エスパルス)
22.谷晃生(湘南ベルマーレ)

5.長友佑都(FC東京)
2.吉田麻也(サンプドリア)
19.酒井宏樹(浦和レッズ)
3.谷口彰悟(川崎フロンターレ)
2.山根視来(川崎フロンターレ)
室屋成(ハノーバー)
4.板倉滉(シャルケ)
20.中山雄太(ズウォレ)
*旗手怜央(川崎フロンターレ)
16.冨安健洋(アーセナル)

15.大迫勇也(ヴィッセル神戸)
8.原口元気(ウニオン・ベルリン)
7.柴崎岳(レガネス)
6.遠藤航(シュツットガルト)
14.伊東純也(ゲンク)
18.浅野拓磨(ボーフム)
10.南野拓実(リバプール)
11.古橋亨梧(セルティック)
守田英正(サンタクララ)
9.鎌田大地(Eフランクフルト)
13.*三笘薫(サンジロワーズ)
前田大然(横浜F・マリノス)
*上田綺世(鹿島アントラーズ)
17.田中碧(デュッセルドルフ)
21.堂安律〈追加招集)(PSV)

*は初選出

前回からは橋岡大樹、三好康児、オナイウ阿道、植田直通が外れています。
初選出は三苫薫と旗手玲央で川崎フロンターレ色が強まった形です。
メンバーを見ても4-3-3を継続する可能性が高いですね。
28人招集されているので、5人はベンチ外となります。
1人はゴールキーパーなので4人が誰になるのかは怪我明けの大迫勇也、堂安律のコンディション次第かなと思います。

日本代表のチャーター機が遅れる

7大会連続7度目のワールドカップ(W杯)出場を目指しながらも、苦しい状況に立たされている日本代表。
11月はアウェイでの2連戦となり、ベトナム代表、オマーン代表と戦う。
さらに、コロナ禍の影響、そしてクラブチームの試合日程の影響で、選手たちは3グループに分かれてベトナムへ入国。
7日に5名、8日に12名が入国を済ませており、残すはヨーロッパ組の11名だったが、ロシアからのチャーター機でベトナム入りする予定で、9日の午前中には到着する予定だった。
しかし、ロシアで足止めを食らった結果、9日の夜に合流する予定に。
そのためトレーニングができず、試合前日の10日の1日で調整し、ぶっつけ本番状態になることが確定。

先にベトナム入りし、トレーニングを行えているメンバーは以下の通り。

GK:権田修一(清水エスパルス)、谷晃生(湘南ベルマーレ)
DF:長友佑都(FC東京)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、山根視来(川崎フロンターレ)、旗手怜央(川崎フロンターレ)、酒井宏樹(浦和レッズ)、中山雄太(ズヴォレ)、室屋成(ハノーファー)
MF:柴崎岳(レガネス)、田中碧(デュッセルドルフ)、遠藤航(シュツットガルト)、三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)
FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)、前田大然(横浜F・マリノス)、上田綺世(鹿島アントラーズ)、浅野拓磨(ボーフム)

前回のオーストラリア戦で大きな判断をくだして4-3-3システムの採用を行った森保監督ですが、今回もベストメンバーに拘らず、コンディションが良い前田大然、三苫薫、旗手玲央、上田絢世といった代表での経験が浅いメンバーを起用していく判断が必要かもしれません。
今回は28人と登録メンバーを5人上回る選手数を呼んでいることが、吉と出る可能性もあります。
思わぬ理由で新戦力が台頭する可能性も、ベトナムに足元をすくわれる可能性も出てきてしまいましたが、プラスに出て欲しいですね。

日本代表がベトナム相手に1-0勝利

チャーター機の到着が遅れ、11人が前日練習にしか参加できないアクシデントに準備段階で見舞われた劇的な勝利を挙げた10月のオーストラリア戦から4-3-3を継続し、変更は状態が不安視された右SBの酒井に代えて山根を起用したのみ。
合流が遅れたメンバーからも吉田、冨安ら5人を先発させた。
酒井宏樹は怪我による離脱です。
ピッチ状況に苦慮したシーンもあったが、序盤からパスをつなぎ、攻撃を展開。
サイドからの崩しを意識し、17分には左からの南野クロスを伊東が決めて先制。
40分の伊東のゴラッソはVARで前にいた田中のオフサイドを取られるなど追加点は奪えず、得失点で大きく上積みといかなかったものの、最低限の勝利という結果を危なげなくもぎ取っています。
グループ最下位のベトナムですが、アウェーで移動のアクシデントに見舞われ練習もままならずピッチも悪い中で内容まで求めるのは酷な話です。
また、森保監督は先制したゲームにめっぽう強く、広島での5年で先制点を奪った試合の勝敗は79勝3敗10分け。リスクを犯さずに逃げ切る典型的な森保監督のスタイルで勝ち点3を獲得しました。
上位のサウジアラビアとオーストラリアが引き分けたため、勝ち点差は縮まり、次のオマーン戦に勝てば2位も見えてくる状況といえるでしょう。

日本代表がオマーン戦に1―0で勝利

日本は前節のベトナム戦からスタメン1名を変更。
前線には大迫勇也を1トップに、左に南野拓実、右に伊東純也、中盤はアンカーに遠藤航を配し、インサイドハーフには田中碧とベトナム戦で累積警告による出場停止となった守田英正に代わり、柴崎岳が入った。
また、最終ラインは、右に山根視来、センターバックは吉田麻也と冨安健洋のコンビ、左は長友佑都と並び、GKは権田修一。
オマーンは4-3-1-2で中央封鎖からサイドに誘導して同サイド圧縮を狙う守備。
日本はリスクを犯さずに網を張っている中央から攻めようとせず、サイドトゥサイドでボールを動かしながら相手を揺さぶってクロスからファーで仕留める狙い。
23分には長友のクロスにファーで伊東がボレーで狙うが、ここは枠を外してしまいます。
これ以外は大きなチャンスもピンチもないまま前半終了。
柴崎岳の起用はサイドチェンジできるミドルレンジのキックとセットプレーのキックを期待したのでしょう。
長友佑都も高い位置から仕掛けてクロスを狙うのであれば、中山より長友となります。
後半に森保監督は珍しくリスクを取ります。
柴崎岳に代えて三苫薫を投入。
システムを4-2-3-1にして南野拓実をトップ下にします。
オマーンの守備の構造上、ウイングが空きやすいため勝負所で三苫のドリブルで仕留めるプランだったと思います。
ダブルボランチにして三苫の斜め後方に遠藤航を待機させたことで得意のカットインドリブルを仕掛けやすくしていました。
戦術三苫といっていいでしょう。
後半5分に三苫の突破から南野が決定機を迎えますが、シュートは外れます。
オマーンはこれを見て三苫に2人つける決断を下し、そのあと三苫は存在感が薄れてしまいますが、逆にスペースができるのが左サイドバックです。
ここで突破型の長友から左利きの中山雄太を投入。
南野に代えて古橋亨梧を投入してペースを上げます。
スピードタイプのフォワードが並んだことで中盤が間延びして、お互いに攻撃に使うスペースができますが、決定機はできません。
そして81分、ついに均衡が破れる。敵陣左サイドへ攻め込んだ日本は中山から三笘へとスイッチ。
素早く縦へ持ち出した三笘は間髪入れずにクロスを入れると、逆サイドから入り込んだ伊東が左足ボレーで押し込んみ、試合は、このまま日本が1点を守り切り、1-0で勝利しました。
決勝点はオマーンの選手が転んだことと、三苫がドリブルで一枚剥がしたことで、中央のマークがずれたラッキーな部分もありましたね。
オマーンの中央封鎖の守備を崩せなかったことは課題ですが、オマーンが作ったチャンスはゼロ。
批判にさらされている森保監督ですが、この日のゲームプランはオマーン対策を入念にしており、打たれた枠内シュートはゼロ。
後半からのカードの切り方も大胆でした。
ベトナム戦で三苫を起用しなかったのも、秘密兵器として温存していただけでしょう。
ベンチ外の選手を何のために連れて行ったんだという批判もありますが、新型コロナで陽性がでたときのために選手を多めに連れていくのは当然のマネジメントで、ベンチ外になる選手が出てくるのは当たり前です。
オリンピックから前田大然が冷遇され過ぎている気もします。

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