U24日本代表4位で終戦。オリンピックで若手が台頭序列に変化が - こんな時には・・・・

U24日本代表4位で終戦。オリンピックで若手が台頭序列に変化が

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今週のサッカーは

メキシコに敗れ銅メダルを逃す
森保JAPAN最新ポジション別序列
大迫勇也と武藤嘉紀がヴィッセル神戸に加入
Jリーグ五輪後の再開に 川崎Fが無敗記録を更新

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メキシコに敗れ銅メダルを逃す

東京オリンピック男子サッカー競技3位決定戦が行われ、U-24日本代表はU-24メキシコ代表に1-3で敗れました。
試合後のインタビューに応じた森保一監督は、

「選手たちはこのオリンピックに向けて育成年代からずっと頑張ってきてくれて、毎日いい準備をして頑張ってくれたので、監督として結果に結びつけてあげられなくて非常に残念です」

とコメント。
金メダルの夢が潰えたスペイン戦から中2日、53年ぶりのメダルを懸け、グループステージでも対戦(2-1で勝利)したメキシコと再戦に挑んだものの序盤からペースを握られると、13分にPKで先制点を献上。
さらに22分と58分にもセットプレーからあっさり失点し、リードを広げられる。
疲れからかチーム全体に躍動感がなく、その後の反撃も三笘の1点のみ。
メダル獲得はなりませんでした。
PKを与えたシーンやフリーキックで失点したシーンを見てもレフェリーとの相性は悪くアンラッキーだったものの、チームは疲労からか明らかに精彩を欠いていました。
金メダルを目指すといいながら、メンバーを固定して戦ってきたことの弊害が大会終盤の勝負所で出てしまった印象です。
三苫薫の台頭は遅すぎましたが、まったく良いところが無かったこの試合で異彩を放ったインパクトは大きかったですね。
早くも来月からワールドカップ最終予選が始まるので、切り替えて欲しいところです。

森保JAPAN最新ポジション別序列

東京オリンピックではメダルなしという結果に終わりましたが、若手選手が台頭してきました。
そのため、カタールワールドカップアジア最終予選に向けた序列にも変化がありました。
各ポジションの現在地をまとめてみましたので
最後までご覧ください。

ゴールキーパー

シュミット・ダニエル
川島永嗣
権田修一
谷晃生

ゴールキーパーはコパアメリカで評価を高め、健在ぶりをアピールした大ベテラン川島永嗣選手が経験値ではトップ。
シュミット・ダニエル選手はベルギーリーグ・シントトロイデンでレギュラーとして活躍中です。
アジアカップでは1番手だった権田修一選手は清水エスパルスで素晴らしいプレを披露しています。
東京オリンピックで谷晃生選手が素晴らしい活躍でアピールしてA代表のキーパー争いにも加わって来るでしょう。

センターバック

吉田麻也
冨安健洋
板倉滉
昌子源
植田直通
畠中槙之輔
谷口彰悟

ベテランの吉田麻也選手が軸ですが、冨安健洋選手が急成長中。
東京オリンピックで板倉滉選手が猛アピールして3番手まで序列を上げたでしょう。
ボランチもできるのでメンバー入りは確実です。
もう一人はガンバ大阪で調子を取り戻した昌子源選手とフランスで成長中の植田直通が候補です。
ビルドアップ能力重視なら畠中慎之介選手や谷口彰悟選手も候補に入るでしょう。

右サイドバック

酒井宏樹
室屋成
山根視来
橋岡大樹

酒井宏樹選手、室屋成選手の序列は変わらず山根視来選手が評価を高めています。
東京オリンピックメンバーの橋岡大樹選手はメンバー入りするには、さらなる成長が必要かもしれません。

左サイドバック

長友佑都
中山雄太
佐々木翔
小川諒也
旗手玲央

左サイドバックはベテランの長友佑都選手の代わりがずっと居ませんでしたが、東京オリンピックで中山雄太選手が台頭したのは明るい材料ですね。
ユーティリティプレイヤーの旗手玲央選手も東京オリンピックで活躍しました。
佐々木翔選手、小川諒也選手とメンバー入りを争うでしょうが、中山雄太選手と長友佑都選手がレギュラー争いをするでしょう。

ボランチ

遠藤航
田中碧
守田英正
橋本拳人
柴崎岳
大島僚太
川辺駿

東京オリンピックでボランチを組んだ遠藤航選手と田中碧選手のコンビが1番手になりそうです。
守田英正選手は遠藤航選手と田中碧選手のどちらともコンビを組むことができると思うのでこの3人がボランチの中心ですが、攻撃的に行きたい時には天才パサータイプの柴崎岳選手、大島僚太選手を入れる可能性もあるかなと思います。
橋本拳人選手、川辺駿選手も2次予選で活躍していますので所属クラブでの活躍次第では代表入り候補になってくるでしょう。

右サイドハーフ

伊東純也
堂安律
坂元達裕

A代表の主力伊東純也選手と東京オリンピック主力の堂安律選手は利き足が違うので、ゲームプランに合わせて使い分けていくのではないでしょうか。
セレッソ大阪の坂元達裕選手もA代表に招集されて評価を高めています。

左サイドハーフ

南野拓実
原口元気
古橋享吾
中島翔哉
三苫薫

左サイドハーフは南野拓実選手がポジションをトップ下から変えて、1番手になっています。
原口元気選手も計算できるベテランですね。
セルティックに移籍した古橋享吾選手の評価が高まりメンバー入りは濃厚です。
中島翔哉選手は怪我の影響もあって代表から遠ざかっているのでドリブラー枠として三苫薫選手を招集するかもしれません。

トップ下

鎌田大地
久保建英

鎌田大地選手がトップ下に君臨して、東京オリンピックで活躍した久保建英選手がポジションを狙います。
ハイレベルなポジション争いで他の選手はなかなか難しいですね。
この二人以外では、南野拓実選手、堂安律選手をサイドではなく中央で起用する可能性もあります。

フォワード

大迫勇也
オナイウ阿道
浅野拓磨
林大地
上田絢世

大迫勇也選手が国内復帰したので、そのままメンバー入りするでしょう。
オナイウ阿道選手が台頭して海外に挑戦。
浅野拓磨選手も評価を高めています。
東京オリンピックで林大地選手が評価を高めて、上田絢世選手は活躍できなかったものの監督からの評価は高いでしょう。

大迫勇也と武藤嘉紀がヴィッセル神戸に加入

J1神戸はドイツ2部ブレーメンから日本代表FW大迫勇也を完全移籍で獲得したと発表。
契約期間などは非公表だが、複数の関係者によると3年半契約で年俸4億円前後とみられ、Jリーグの日本人では歴代最高年俸となる模様。
日本代表FW武藤嘉紀が完全移籍で加入することを発表した。
2020-21シーズン、リーガ・エスパニョーラのエイバルへ期限付き移籍していた武藤は、今月3日にニューカッスルとの契約を解除していたため移籍金はかからない模様。
武藤選手は、ここ数年試合出場から遠ざかっていたので、日本に復帰して選手としてのパフォーマンスを立て直して代表に返り咲きたいところでしょう。
神戸は今夏、J1得点ランク首位の日本代表FW古橋亨梧がスコットランド・プレミアリーグのセルティックに移籍金推定7億円で完全移籍したので、代役を探していました。
また、年俸2億円のドウグラス選手は今季までの契約で活躍はイマイチ。
ブラジルから3億円の移籍金で獲得したリンコン選手は怪我でほとんど稼働していません。
おそらくリンコン選手、ドウグラス選手は今季限りで、日本人フォワードで計算できる選手を獲得して来季にアジアチャンピョンズリーグに出場した場合、他のポジションで外国人補強に使える枠を確保したいのではないでしょうか。
将来的にはメッシ選手獲得も見据えているかもしれません。

Jリーグ五輪後の再開に 川崎Fが無敗記録を更新

明治安田生命J1リーグ第23節が各地で行われました。
東京オリンピック開催による中断期間を経て、約1ヶ月ぶりに本格再開となったJ1。
積極的な補強を見せる浦和レッズは、アウェイで北海道コンサドーレ札幌との対戦を迎えた。
試合は8分にMF深井一希選手の先制点で札幌がリード奪いハーフタイムを迎えると、58分にはFW小柏剛選手が追加点を記録。2点のビハインドを背負った浦和は66分にMF明本考浩選手のボレーシュートで1点を返したものホームの札幌が3試合ぶりの勝利。浦和レッズは酒井宏樹選手やショルツ選手が加入してどうなるか注目です。
北海道コンサドーレ札幌は小柏剛選手がアンデルソンロペス選手の穴を埋める活躍が出来ると上位進出も見えてきます。

前節、今シーズンのリーグ戦2勝目を手にした横浜FCは、ホームに名古屋グランパスを迎えての一戦。
9分にオウンゴールで幸先よく先制に成功すると、33分にMF松尾佑介が追加点を挙げ、2-0で勝利してリーグ戦で初の連勝を掴んでいます。横浜FCは再開ですが外国人5人の大型補強に加えて松尾祐介選手が復調しており、調子を上げています。

首位を走る川崎フロンターレは、アウェイで大分トリニータとの対戦を迎えた。
試合は10分にFWレアンドロ・ダミアンが先制ゴールを決めると、その後は川崎Fがボールを保持する展開に。
後半には途中出場のFW遠野大弥が追加点を記録し、川崎Fが0-2で勝利。
この結果、川崎FはJ1での無敗記録を28試合に更新しました。
2位の横浜Fマリノスが引き分けたために2位との勝ち点差は11に広がりましたが、レアンドロ・ダミアン選手が怪我で途中交代したことは心配ですね。

北海道コンサドーレ札幌 2-1 浦和レッズ
横浜FC 2-0 名古屋グランパス
清水エスパルス 2-2 横浜F・マリノス
ヴィッセル神戸 1-2 柏レイソル
湘南ベルマーレ 1-2 鹿島アントラーズ
セレッソ大阪 0-0 ベガルタ仙台
徳島ヴォルティス 2-1 ガンバ大阪
アビスパ福岡 1-1 サンフレッチェ広島
サガン鳥栖 1-0 FC東京
大分トリニータ 0-2 川崎フロンターレ

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