U20ワールドカップ2019注目選手まとめてみました。
2019年5月23日からポーランドで行われるU20ワールドカップ特集です。
新黄金世代と呼ばれ、期待値が高いメンバーをファジアーノ岡山で指揮を執った影山監督が率います。
注目選手をまとめてみましたので
最後までご覧ください。
大迫敬介(GK)
今シーズン、サンフレッチェ広島で守護神としてJ1最少失点のチームを牽引しています。
J1のレギュラーポジションをこの年齢で掴んでいる選手は近年はいなかったため、期待がかかります。
シュートへの反応速度が速いのと、シュートを弾くコースが良いですね。
ハイボールへの強さという部分では多少の不安を抱えますが、今後のA代表のゴールキーパーを任せられるかどうかを判断するためにもU20ワールドカップは試金石となりそうですね。
ここで活躍すれば、一気に東京オリンピック、A代表へと駆け上がる道が開けるでしょう。
橋岡大樹(DF)
浦和レッズの右ウイングバックとしてレギュラーポジションを掴んでいる橋岡大樹選手は2018年シーズンのJ1空中戦勝率で1位となっています。
高さ、速さを兼ね備えていて、対人守備能力が非常に高いので海外選手相手にも対抗できる身体能力の持ち主として大会での活躍が計算できる選手でした。
U20日本代表としてはセンターバックで活躍が期待されています。
しかし、大会2ヶ月前でハムストリングの怪我により戦線離脱中。
この世代の中心選手である橋岡大樹選手が大会に間に合わうかどうかは微妙な状況となっていて、メンバー選考の注目ポイントとなりそうです。
東俊希(DF)
サンフレッチェ広島で多くの出場機会を得ている左ウイングバック。
左利きでクロスボールが武器のサイドアタッカーですが、サイドバック、ボランチでのプレーも可能なユーティリティープレーヤーです。
U20日本代表では左サイドバックが主戦場となりそうですが、守備面での不安が払しょくできると攻撃でチームに与える好影響が大きい選手なのでチームにとっては大きいですね。
アジアチャンピオンズリーグですでに海外勢とは豊富な対戦経験があるので頼もしい素材です。
三國ケネディエブス(DF)
192㎝の身長でスピードを持つセンターバックです。
青森山田高校で3年時にセンターバックにコンバートされ、世代別代表にすぐに選出されるように名り、高卒1年目ながらアビスパ福岡でレギュラーを掴んでいる身体能力の高い選手です。
これまでは世代別代表ではスケールの大きさを評価されてディフェンダーとしての経験不足がありつつも我慢して起用されてきたところもあると思いますが、Jリーグで経験を積んで急成長していますから今大会では主力としてブレイクすることが期待されています。
とくに橋岡大樹選手が怪我で出場が危ぶまれている状況ですから、三國ケネディエブス選手にとっては大きなチャンスです。
間違いなくA代表クラスのポテンシャルがあるので注目したいですね。
とくにセットプレーでの得点力は威力があります。
菅原由勢(DF)
右サイドバックで主力として期待されているのは名古屋グランパスでセンターバックとしてもプレーする菅原由勢選手。
高さもあって対人守備能力が高いので、センターバックでも計算できるところからA代表でポスト酒井宏樹としても期待される特徴を持っています。
ビルドアップ能力が高く、タイミングの良いオーバーラップと高速クロスで攻撃参加するところも魅力的。
非常に安定感の高いプレーをする選手ですが、J1で試合に絡めていないところが不安材料。
安部裕葵(MF)
2018年シーズンのJリーグベストヤングプレーヤー賞を獲得した鹿島アントラーズで10番を背負う逸材。
攻守に賢くプレーできる選手でドリブルキープ力、スルーパス、ミドルシュートに特徴がある左サイドハーフです。
フォワードとしてもU20日本代表ではプレーすることもあると思います。
クラブワールドカップでレアルマドリードと対戦した経験があり、世界大会のレベルに驚くことは無いでしょう。
2年前の大会でブレイクした堂安律選手のように、U20ワールドカップから海外移籍というステップアップを果たしてもまったく驚かないですね。
サイドバックとの連携もうまいのでチームの機能性も高めてくれる頼れる司令塔。
伊藤洋輝(MF)
名古屋グランパス所属の左利きボランチです。
ミドルレンジのキック精度が高く、ミドルシュートも持っている大型ボランチ。
貴重な左利きボランチは攻守の要としてこの世代の中心を担っていました。
ポテンシャルの高さから若くして注目されてきましたが、Jリーグではまだレギュラーポジションを掴めておらず、試合勘不足が心配されますね。
斉藤未月(MF)
湘南ベルマーレでレギュラーポジションを掴んでいる小柄なボランチです。
運動量とボール奪取能力が高く、積極的な攻撃参加と守備範囲の広さが持ち味でチームのエンジンとなってくれる選手ですね。
U23日本代表に招集されていて直前の合宿には参加できていませんが、上の世代から声がかかるほど期待されているという証拠ですね。
伊藤選手と斎藤選手はタイプが真逆なので補完的にダブルボランチを組むと相性が良いでしょう。
斉藤光毅(FW)
パリ世代から飛び級で招集されている横浜FCのアタッカーです。
俊敏性、ドリブル、飛び出し、シュートに特徴があり自ら仕掛けて得点も取ることが出来る才能を持っています。
17歳にしてJ2ですでに複数得点を記録している逸材。
久保建英選手と同世代のためあまり注目されていませんが、同等クラスの才能の持ち主といえるでしょう。
メンバーに入れるのかどうかはわかりませんが、切り札的存在として使うには最高の選手ですね。
ただ、同ポジションのライバルの選手層が厚いのでイニエスタ選手の加入でポジションを失ったヴィッセル神戸の郷家友太選手と直前まで調子を見極める選手選考になるのではないでしょうか。
田川亨介(FW)
2年前のU20ワールドカップに飛び級で参加したフォワードです。
今大会はエースストライカーとしての期待を背負いますが、FC東京で試合に出られていません。
高さ、パワー、スピードを兼ね備えたフォワードでU23日本代表にも選出される逸材ですが、フォワードは短期の大会では調子の良さが重要になってくるので、田川選手がノッテくることが日本代表が上位に進出することの条件の一つとなるでしょう。
久保建英(MF)
2年前のU20ワールドカップに出場していますが、今大会も飛び級で参加することになるパリ世代の久保建英選手。
すでにJ1でもトップレベルのプレーを見せており、このチームでは10番の安部裕葵選手と同様に頭一つ抜けた存在です。
ゴール前で創造性あふれるプレーを見せて、ラストパス、シュートを決めてくれます。
得点に関わるという部分では安部裕葵選手より上といえるでしょう。
大会後はバルセロナへの移籍の噂もありヨーロッパスカウトも目が離せない存在となっていることでしょう。
最後に
いかがでしたか?
今回は「U20ワールドカップ2019注目選手」を紹介しました。
4-4-2システムで戦うこの世代のチームは中盤のタレントは凄いですが、センターフォワードがまだハマっていないかなという印象ですね。
また、センターバックにも怪我人が出ていて不安がありますが、この二つの課題をクリアできると大きな成功を納めるチームかもしれません。
U17ワールドカップでは優勝したイングランド代表にPKで敗れている世代なので悔しさをぶつけて欲しいですね!