川崎フロンターレの中村憲剛選手が今シーズン限りで引退を発表!!

川崎フロンターレの中村憲剛選手が今シーズン限りでの引退を発表

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引退会見で中村憲剛選手が強調していたのは前十字靭帯断裂の怪我が引退の原因ではないということです。
39歳で大怪我から復帰して活躍した姿を見せて必要とされる選手のまま引退したかったとのことです。

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セカンドキャリアは?

確かに、怪我から復帰して以降の中村憲剛選手は攻撃で重要なオプションになっていましたし、来シーズンアジアチャンピオンズリーグがあることを考えると、川崎フロンターレにとっては戦力として必要な選手だったのは間違いありません。

興味深いのは今後のキャリアです。

今シーズン首位を独走する川崎フロンターレの司令塔として長年活躍して、現在でも均衡した試合で相手の守備組織を崩す攻撃のアイデアを出すことができるという部分では特別な存在感があり、怪我もあり出場機会は多くないですが、チームに与えている見えない影響はかなり大きいと思いますし、現在の川崎フロンターレのチームスタイルの構築に中村憲剛選手の存在は欠かせない存在でした。

引退したあともコーチングスタッフとしてそのままチームに残った方がチームにとって良いという考え方もありますし、本格的に指導者の道に進むなら一度チームの外で監督経験を積みながら指導者ライセンスを獲得するという考え方もあるでしょう。

本田圭佑選手が監督ライセンス制度のあり方に疑問を投げかけていますが、中村憲剛選手はライセンスをわざわざ取る時間が勿体無いと感じます。ライセンスを持つコーチングスタッフがいれば、現在の鬼木監督の次を引き継ぐ存在として最適でしょう。

戦術眼に優れた中村憲剛選手のセカンドキャリアはそういった観点からも注目です。

内田篤人さんは引退後U19日本代表のロールモデルコーチとして育成に関わり、世界を知る一流選手の経験からくるアドバイスを選手目線で送りつつ、現場で監督としての勉強も両立できる新しい道を進んでいますが、中村憲剛選手にも特別な役職が必要な気がします。

中村憲剛選手は今後について「フロンターレから離れるつもりはない。でも、それだけをやるつもりもない。鬼さん(鬼木監督)は監督をやった方がいいと言っているので、ちょっと興味あります」とコメントしています。
まだ引退後の具体的なビジョンはなさそうです。

      

日本代表が中村憲剛中心だったらどうなっていたか?

中村憲剛選手が本格的に代表に定着したのはオシムJAPANのころで、オシム監督が病に倒れてから岡田監督となり序列は低下。南アフリカワールドカップではパラグアイ戦に数分出場しただけでした。

その後、ザッケローニ監督は遠藤保仁選手をボランチに固定。本田圭佑選手をトップ下に固定しました。

本田圭佑選手が膝の怪我で出場できない期間には、それまで招集されていなかった中村憲剛選手がいきなりトップ下に抜擢され、香川真司選手との抜群の連携でアジア予選では素晴らしい活躍ぶりで本田圭佑選手よりも良いのでは?という評価が多かったですが、結局は本田圭佑選手が復帰してからは招集外となりました。

ワールドカップ前、もっともファンの間で招集すべき選手として名前が挙がる選手だったことは間違いないでしょう。

現在の川崎フロンターレはJリーグ史上で歴代最強と言っても過言ではない強さで結局もっとも強いチームを作り上げたのは遠藤保仁選手でも中村俊輔選手でもなく中村憲剛選手でした。

中村憲剛選手をもし日本代表の中軸に据えているともっとレベルの高いチームが出来上がったかもしれません。

Jリーグを見ていない人からは中村憲剛選手の認知度はそれほど高くなく、過小評価されていた選手だと思います。

川崎フロンターレがアジアチャンピオンズリーグに出場すると中村憲剛選手だけユニフォーム交換を要求されるという現象が起きるので偉大さは分かる人には分かるんでしょう。

中村憲剛選手は監督として日本代表を率いて欲しいと強く感じる一人です。

川崎フロンターレの連勝が12でストップ。

J1第26節で首位川崎フロンターレの連勝が12で止まりました。
J1歴代最多勝ち点の2015年サンフレッチェ広島・2016年の浦和レッズが記録した74更新へ暗雲が立ち込めています。

連勝を止めた北海道コンサドーレ札幌は川崎フロンターレ相手にリーグ通算5分け18敗と勝ちがありませんでしたが、記念すべき初勝利となっています。

この試合は、決して偶然ではなく北海道コンサドーレ札幌が勝つべくして勝ったゲームといえます。
川崎フロンターレのシュート数は11で北海道コンサドーレ札幌は13。

ボール支配率も川崎フロンターレの51パーセントといつもの川崎フロンターレらしくないスタッツとなっています。

北海道コンサドーレ札幌の川崎対策はマンツーマンディフェンスでゴールキーパー以外にプレスをかけ続けてとにかく相手をゴールから遠ざけてボールを取り上げるというものでした。

前半は完全に試合を掌握して川崎フロンターレは何もできなかったといえる内容でシュート3本、ボール支配率43%に終わります。

後半、田中碧選手と三苫薫選手を投入しても流れは変わらず、ビルドアップを高い位置で奪った北海道コンサドーレ札幌が2得点。

後半25分には川崎フロンターレ中村憲剛選手を投入して流れを引き寄せますが、キーパー菅野選手の攻守に防がれ無得点。

北海道コンサドーレ札幌が勝つべくして勝った試合だったといえるでしょう。

北海道コンサドーレ札幌からすると川崎フロンターレはゴールキーパーのチョンソンリョン選手のビルドアップ能力は高くないのでフリーにしても問題がなく、川崎フロンターレのゾーンディフェンスの間に立ち位置を取り素早いパスワークで攻撃を展開する得意のスタイルはマンツーマンで沈黙してしまいました。

マンツーマン守備に対してはポジションチェンジが効果的で案の定後半投入された中村憲剛選手はポジションにとらわれずサイドに顔を出して左サイドで数的優位を作りますが、マーカーの宮澤裕樹選手がカバーリングに切り替えてゴール前はなんとか対応していました。

マンツーマン守備攻略の糸口を作っていたのは中村憲剛選手でしたが、来シーズンは引退しますのでマンツーマン守備への対抗策という部分では中村憲剛選手を失う来季はダメージが大きいかもしれません。

川崎フロンターレは、今シーズンからポジションチェンジをなるべくせずに立ち位置を攻守で変えないことで攻守の切り替えを早くして、スタミナのロスも少なくすることで過密日程で圧倒的な強さを見せていました。

川崎フロンターレの強みは近い距離での素早いパスワークです。

そのためゴールキーパーからビルドアップするためにはセンターバックが広がって下がる必要があり中盤の距離感が広がってしまい強みを活かせなくなります。

そのためゴールキーパーを使ったビルドアップは採用してこなかったんだと思いますが、自陣からのビルドアップは、そこまで質が高くなく、ゴールキーパーは足下が苦手でここまで露呈しなかった根本的な弱点を突かれた形になりました。

この試合の北海道コンサドーレ札幌の川崎対策は他のチームも真似してくるでしょうし、来季はこの試合で露呈した課題を解決しないとそこまで簡単に優勝できるシーズンにはならないかもしれません。

来シーズンへ向けた補強としては、ビルドアップ能力の高いゴールキーパーで柏レイソルの中村航輔選手が狙い目でしょう。

またキーパーから繋いでいくには左利きのセンターバックの存在が重要で車屋紳太郎選手をセンターバックで起用するか、補強が必要でしょう。

ジュビロ磐田の伊藤洋輝選手が狙い目かもしれません。

中村憲剛選手引退した来シーズンはアジアチャンピオンズリーグもありますし川崎フロンターレは厳しいシーズンとなるでしょう。

日本代表オーストリア遠征は中止か

今月に日本代表が遠征を予定しているオーストリアは10月31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3日から月末までロックダウン(都市封鎖)を行うと発表。

午後8時から午前6時まで原則外出禁止。ホテル、レストランは閉鎖となるもののサッカーなどプロ競技は無観客開催が許可される見通しとのこと。

この無観客開催はオーストリアリーグのことなのか日本代表戦まで適用されるのかは分かりません。

日本代表はグラーツで13日にパナマ、17日にメキシコとの親善試合を予定していますが、影響を受けることは必至。

このような状態で試合をする日本代表選手のプロ意識は凄いと思いますが、選手が感染しないか心配ですし、試合の開催も中止になる可能性が高いんじゃないでしょうか。

さいごに

2位争いをするガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーは引き分けで川崎フロンターレ独走の流れは変わりません。

柏レイソルのネルシーニョ監督などが新型コロナウイルスに感染してベガルタ仙台戦が中止になるなど心配なニュースもありますが、なんとか無事全試合開催できれば良いですね。

日本代表も無観客でも試合の開催にこぎつけたいところです。

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