2021シーズンの展望!今シーズンは4チームが降格。候補に挙がる - こんな時には・・・・

2021シーズンの展望!今シーズンは4チームが降格。候補に挙がる

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チームは?

今回は2021シーズンに降格枠が4チームになるため降格候補に挙げられるチームの選手加入、放出状況をまとめ、シーズンの展望を予想していきます。降格争いをしそうなチームの中では比較的リスクが低そうな清水エスパルス、大分トリニータ、横浜FCの3チームを紹介します。

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清水エスパルス

加入選手

GK
永井 堅梧←ーーー松本山雅(完全移籍)
権田 修一←ーーーポルティモネンセ (POR)(期限付き移籍)
DF
片山 瑛一←ーーーセレッソ大阪(完全移籍)
鈴木 義宜←ーーー大分トリニータ(完全移籍)
ウィリアム・マテウス←ーーーコリチーバ (BRA)(完全移籍)
ノリエガ エリック←ーーー町田ゼルビア (期限付き移籍から復帰)
MF
原 輝綺←ーーーサガン鳥栖(完全移籍)
中山 克広←ーーー横浜FC(完全移籍)
滝 裕太←ーーーカターレ富山 (期限付き移籍から復帰)
FW
チアゴ・サンタナ←ーーーサンタ・クララ (POR)(完全移籍)
ディサロ 燦 シルヴァーノ←ーーーギラヴァンツ北九州(完全移籍)
指宿 洋史←ーーー湘南ベルマーレ(完全移籍)
栗原 イブラヒム ジュニア←ーーーアスルクラロ沼津(期限付き移籍から復帰)

放出選手

GK
ネト・ヴォルピーーー→(契約満了)
新井 栄聡ーーー→ブラウブリッツ秋田(完全移籍)
西部 洋平ーーー→カターレ富山(完全移籍)
梅田 透吾ーーー→ファジアーノ岡山(育成型期限付き移籍)
DF
吉本 一謙ーーー→引退
金井 貢史ーーー→ヴァンフォーレ甲府(完全移籍)
伊藤 研太ーーー→沖縄SV(完全移籍)
ファン・ソッコーーー→サガン鳥栖(完全移籍)
MF
六平 光成ーーー→ギラヴァンツ北九州(完全移籍)
西村 恭史ーーー→ギラヴァンツ北九州(育成型期限付き移籍)
FW
ジュニオール・ドゥトラーーー→(契約満了)
ティーラシン・デーンダーーーー→BGパトゥム・ユナイテッドFC (THA)(完全移籍)
川本 梨誉ーーー→ファジアーノ岡山(育成型期限付き移籍)

2021シーズンの展望

清水エスパルスの2020シーズンは7勝7分20敗48得点70失点で16位と下位に低迷しました。

2021シーズンはセレッソ大阪を4位に導いたロティーナ監督を招聘して、大型補強を敢行。

注目加入選手は大分トリニータから加入した鈴木義宜選手。

大分トリニータの守備の要として活躍し、シュートブロック率でリーグトップクラスの成績を残すゴール前の壁です。また、日本代表の権田修一選手の獲得で守備陣に安定感が加わることは間違いありません。フォワードはカルリーニョス・ジュニオ選手が残留して、昨シーズンJ2でブレイクしたディサロ燦シルヴァーノ選手を獲得して豪華な陣容となっています。

ロティーナ監督はコンパクトで静的なゾーンディフェンスで最終ラインにゴール前で跳ね返す個人能力を求めるので守備の要として期待されます。練習試合でも無失点を継続しており、好個な守備ブロックを形成中です。

清水エスパルス2021シーズンは他のクラブが新型コロナウイルスの影響で資金力がない中で親会社が好調で経営面でダメージが無かった清水エスパルスは一気にポジションを上げるチャンスです。

昨シーズンまでの結果からすると降格候補と見られても仕方がないですが、補強を見ると上位に顔を出す可能性があります。

清水エスパルスはスペインで残留請負人と呼ばれ、ロティーナ監督を招聘して昨シーズン多かった失点を減らし、守備の安定を成績に繋げて確実に残留する狙いが見えます。

センターバックとゴールキーパーに軸となる日本人選手を獲得したことも老獪な戦い方が得意な監督との相性は良いはずで、昨シーズンから一転して降格候補といえる戦力では無くなりつつあります。

それだけオフの補強が充実していて、的確でした。

大分トリニータ

加入選手

GK
ポープ ウィリアム←ーーー川崎フロンターレ(完全移籍)
西川幸之介←ーーー藤枝東高校(新加入)
DF
上夷 克典←ーーー京都サンガ(完全移籍)
坂 圭祐←ーーー湘南ベルマーレ(完全移籍)
福森 健太←ーーーギラヴァンツ北九州(完全移籍)
黒﨑 隼人←ーーー栃木SC(完全移籍)
MF
下田 北斗←ーーー川崎フロンターレ(完全移籍)
井上健太←ーーー福岡大学(新加入)
弓場将輝←ーーー大分トリニータU-18(トップ昇格)
FW
渡邉 新太←ーーーアルビレックス新潟(完全移籍)
長沢 駿←ーーーベガルタ仙台(完全移籍)
藤本一輝←ーーー鹿屋体大学(新加入)

放出選手

GK
ムン・キョンゴンーーー→(兵役のため退団)
DF
星 雄次ーーー→アルビレックス新潟(完全移籍)
岩田 智輝ーーー→横浜 F・マリノス(完全移籍)
鈴木 義宜ーーー→清水エスパルス(完全移籍)
高橋 祐翔ーーー→ヴェルスパ大分(育成型期限付き移籍)
MF
前田 凌佑ーーー→愛媛FC(完全移籍)
小手川 宏基ーーー→松本山雅(完全移籍)
田中 達也ーーー→浦和レッズ(完全移籍)
島川 俊郎ーーー→サガン鳥栖(完全移籍)
小塚 和季ーーー→川崎フロンターレ(完全移籍)
FW
三平 和司ーーー→ヴァンフォーレ甲府(完全移籍)
渡 大生ーーー→アビスパ福岡(完全移籍)
知念 慶ーーー→川崎フロンターレ(期限付き移籍期間満了)

2021シーズンの展望

大分トリニータの昨シーズンを2020年シーズンは最終順位は11位。11勝10分13敗 36得点45失点。

2021年は片野坂体制6年目で、昨シーズンキャプテンを務めた鈴木義宜をはじめ、岩田智輝、田中達也、島川俊郎ら6選手が移籍し、期限付き移籍加入していた知念慶が移籍期間満了により退団。

ムン・キョンゴンが兵役の関係で韓国に帰国するなど主力クラス7人がチームを去っています。

エースストライカー候補として長沢駿選手、守備の要として坂圭祐選手が加入していますが、プラスとマイナスではマイナスが大きいオフシーズンだったといえるでしょう。

予算的にはJ1では間違いなく下から4番目に入りますし、主力クラスが抜けて積み上げてきたものを発揮するのも難しい中で監督の力で降格争いを免れることができるかという位置づけのシーズンとなるでしょう。

守備時は5-4-1でラインを引いて守り、キーパーを絡めたボールポゼッションも安定しているので、大崩れすることはないでしょうが、勝ちきれない試合が続くと降格枠4がチラつき精神的にも厳くなるのでチームを救う点取り屋が出てくるかどうかが重要なポイントです。

横浜FC

加入選手

GK
猿田 遥己←ーーー柏レイソル(柏から期限付き移籍)
大内 一生←ーーーY.S.C.C.横浜(期限付き移籍から復帰)
DF
岩武 克弥←ーーー浦和レッズ(完全移籍)
韓 浩康←ーーーブラウブリッツ秋田(完全移籍)
中塩 大貴←ーーーヴァンフォーレ甲府(完全移籍)
前嶋 洋太←ーーー水戸ホーリーホック(期限付き移籍から復帰)
MF
高橋 秀人←ーーーサガン鳥栖(完全移籍)
FW
クレーベ←ーーージェフ千葉(完全移籍)
ジャーメイン 良←ーーーベガルタ仙台(完全移籍)
渡邉 千真←ーーーヴィッセル神戸(完全移籍)
小川 慶治朗←ーーーヴィッセル神戸(完全移籍)
伊藤 翔←ーーー鹿島アントラーズ(完全移籍)

放出選手

GK
竹重 安希ーーー→SC相模原(完全移籍)
DF
志知 孝明ーーー→アビスパ福岡(完全移籍)
星 キョーワァンーーー→松本山雅(期限付き移籍)
熊川 翔ーーー→Y.S.C.C.横浜(期限付き移籍)
小林 友希ーーー→ヴィッセル神戸(期限付き移籍期間満了)
MF
松井 大輔ーーー→サイゴン (VIE)(完全移籍)
佐藤 謙介ーーー→レノファ山口(完全移籍)
中山 克広ーーー→清水エスパルス(完全移籍)
レアンドロ・ドミンゲスーーー→(契約満了)
FW
斉藤 光毅ーーー→ロンメル (BEL)(完全移籍)
瀬沼 優司ーーー→ツエーゲン金沢(完全移籍)
皆川 佑介ーーー→ベガルタ仙台(完全移籍)
草野 侑己ーーー→レノファ山口(期限付き移籍)
一美 和成ーーー→ガンバ大阪(期限付き移籍期間満了)

2021シーズンの展望

斉藤光毅選手、中山克広選手、小林友希選手、一美和成選手が抜けたものの、伊藤翔選手、渡辺千真選手、岩武克弥選手が加入。

若手選手の成長も著しく昨シーズンより戦力ダウンした印象はありません。

横浜FCはチーム成績に関しては昨シーズン同様に監督の戦術とゲームプランが安定しているので大崩れはしないものの上位進出する戦力も無い中で中位から下位を行ったり来たりするシーズンとなるでしょう。

降格と無縁のシーズンとするには二桁得点を記録するフォワードの存在が必要です。

下平監督はポゼッションサッカーを好みますが、攻守のバランスを取りながらオープンになる展開は好まないので大量得点も大量失点も少なくロースコアのゲームが多くなるでしょう。

そういった試合展開で勝ち切るためにはフォワードの力が必要でフォワードの軸を誰にするのかを決める必要があります。大幅に攻撃陣が入れ替わった中でコンビネーションを作っていくためには誰を中心に合わせていくかを決める必要があり、ここが上手くいかなかければ、戦術的に機能していても勝ちきれないチームとなってしまい降格圏付近をさまよってしまうでしょう。また、降格圏に居る状態でチームがメンタルを維持していくことも大事なことだと思いますし、カズ選手のようなベテランの役割は大きいですね。

さいごに

今回は降格争いをすると予想される清水エスパルス大分トリニータ横浜FC2021シーズンの戦力分析をまとめてみました。

清水エスパルスはオフシーズンの勝ち組で降格争いからは無縁のシーズンを送る可能性もありますが、昨シーズンの順位からこの3チームは降格してもおかしくないですね。

3チームとも良い監督に恵まれているので大崩れはしなさそうですが、降格枠4のシーズンでは、どのチームがJ2に落ちてもおかしくありません。

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