ガンバ大阪は開幕から不振を極めた宮本恒靖前監督(44)の事実上の解任を5月14日に発表した後、強化責任者の松波氏が兼務で暫定的な監督に就いた。
その後は元鹿島アントラーズ監督の大岩剛氏(48)に監督就任を要請したが、最終的に契約には至らなかったとのことです。
ガンバ大阪は2日に湘南ベルマーレとのJ1リーグを戦った後、16日の天皇杯2回戦・関学大戦、25日からウズベキスタンで集中開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)H組の1次リーグ6試合に臨みます。
ガンバ大阪の公式サイトでの発表はこちらです。
この度、ガンバ大阪では松波 正信監督体制を継続することに決定しましたので、お知らせいたします。
松波正信監督
主な指導歴:
2006~2007 ガンバ大阪ユースコーチ
2008~2009 ガンバ大阪ユース監督
2010~2012.3 ガンバ大阪コーチ
2012.3~2013.1 ガンバ大阪監督
2014~2015 ガイナーレ鳥取監督
2016~2017 セレッソ大阪U-18コーチ
2021.5~ ガンバ大阪監督
小野 忠史 代表取締役社長コメント
「ガンバ大阪に関わるすべての皆様、いつも熱いご声援ありがとうございます。
ガンバ大阪では、来シーズン以降も視野に入れ、松波監督続投も含め次期監督候補を数名に絞り検討しておりましたが、
・現時点において、条件面含めガンバ大阪が求める監督がマッチしなかったこと
・今シーズン過密日程の中、外部からの監督招聘による新体制でのチームづくりに時間的余裕がないこと
・松波監督体制におけるチームの団結力が日々向上していること
・松波監督体制において、チャレンジングな試合内容へと変化しつつあること
以上により、現状を十分把握している松波監督体制において必ずや巻き返しを図ることができると信じ、松波監督体制の継続を決定しました。
このような発表になっています。
ここ2試合は横浜FCと徳島ヴォルティスに2連勝していて調子が上向いてきたことで松波暫定監督の継続に踏み切ったようですね。
ただし、2連勝したとはいえ下位チーム相手ですし内容的にはかなり悪かったことを考えると松波監督がガンバ大阪を立て直すことができるかはかなり個人的に懐疑的なんですが、過密日程を上手く活用して試合数をこなすことでACLで調子を取り戻していくことが出来ると選手の質では上位クラスのチームなので降格を免れることは十分可能でしょう。
直近の湘南ベルマーレ戦でもガンバ大阪はほとんどチャンスを作ることができず、湘南ベルマーレに終始ペースを握られて辛くもスコアレスドローに持ち込んでいますが、今後チーム状況が好転していくか注目です。