テストマッチ終了で生き残ったのは?
東京五輪のメンバー発表前最後の強化試合となるジャマイカA代表戦は、大量4ゴールでU―24日本代表が快勝。
ゴールの口火は
ゴールラッシュの口火を切ったのはMF久保建英。
前半32分に右サイドでボールを受けると、いったん左へ切り返し左足を一閃。
ボールはジャマイカ選手とGKを含む4人の股の間を通ってネットを揺らしています。
久保は5日の国際親善試合・U―24ガーナ代表戦に続く2試合連続得点。
この日も超絶ゴールでチームに先制点をもたらした。
レフティーに続いたのはオーバーエージ枠のMF遠藤航同42分、ペナルティーエリア左45度の位置でパスを受け、右足でゴール右隅にミドルシュートを決めています。
後半に入っても
後半に入っても勢いが止まらない攻撃陣は後半12分、MF三笘薫のスルーパスにFW上田綺世が飛び出し右足で技ありのループシュート。
同19分には久保建英のパスにMF相馬勇紀が抜け出すと、グラウンダーのクロスをMF堂安律が左足で押し込んだ。
し烈なサバイバルのラストマッチはアピール合戦となったU―24日本代表。
最終メンバーは?
本大会のメンバー18人は今月下旬に発表されます。
この日は主力に近い11人が先発し結果を出しましたが大事を取って休養した冨安健洋選手を含めて14枠程はやはり決定済み。
ゴールキーパーの序列は明らかになっていませんがJリーグレギュラークラスの4人のうち2人が選出されます。
センターバックは吉田麻也と冨安健洋に板倉滉が控えます。
サイドバックは右に酒井宏樹、左に中山雄太と複数ポジションをこなす旗手玲央。
ボランチは遠藤航と田中碧は決まり。
2列目は三苫薫、相馬勇紀、久保建英、堂安律。
フォワードは上田絢世と前田大然で14人。
残り4人はセンターバックの控えに瀬古歩夢か町田浩樹。
右サイドバックの控えに橋岡大樹か菅原由勢。
左サイドバックに古賀太陽(センターバックに町田が入る場合は不要)
2列目の控えに食野亮太郎か三好康児か遠藤渓太。
フォワードの控えが必要なら林大地か田川享介になるでしょう。
個人的には町田浩樹、橋岡大樹、三好康児、林大地の4人と予想します。
町田浩樹は左利きの大型センターバックで左サイドバック、3バックの左、左サイドバックでプレー可能。
橋岡大樹もセンターバック、右サイドバック、3バックの右、右ウイングバックでプレー可能で空中戦で強みを発揮するのでリードしている状況で守備固めとして起用しやすいです。
三好康児は左利きでテクニックがあり堂安律、久保建英のどちらの代わりも務めることができるので使い勝手が良いです。
林大地のような攻守に豊富な運動量でかき回してくれるフォワードは過密日程ではありがたい存在です。
この試合でオリンピック世代のメンバー発表前のテストマッチは終了。
過去最高の選手層を誇る東京オリンピック世代のアピール合戦は終了しました。
ただし、現在のA代表で中心を担う鎌田大地、大迫勇也、守田英正もオリンピックメンバーから外れているので外れたメンバーの今後にも期待したいですね。