なでしこジャパン東京オリンピック登録メンバー、男子U-24(24歳以下)日本代表メンバーが発表されました。
地元開催のオリンピックで、狙うは男女ともに「金メダル」!
選出されたメンバーは、大きなサプライズも無く前評判通りの妥当な「最強メンバー」が選ばれました。
なでしこジャパンの一次ラウンドの初戦は7月21日(水) 札幌ドームで「カナダ」と対戦。
男子U-24日本代表の初戦は7月22日(木)東京スタジアムで「南アフリカ」と対戦。
どちらも楽しみな試合が続きます。
なでしこジャパンメンバー18名選ばれる
なでしこジャパン東京オリンピック登録メンバーの発表が18日行われ、内定選手18名が発表。
GK
池田咲紀子
山下杏也加
DF
熊谷紗希
清水梨紗
宮川麻都
南萌華
北村菜々美
宝田沙織
MF
中島依美
長谷川唯
杉田妃和
三浦成美
塩越柚歩
遠藤純
FW
菅澤優衣香
岩渕真奈
田中美南
籾木結花
の18名が選出。
キャプテンには、2011年W杯ドイツ大会代表メンバーでもある、FCバイエルン・ミュンヘン所属の熊谷紗希が選出。
バックアップメンバーには、
GK平尾知佳
DF三宅史織
MF林穂之香
木下桃香
の4名が選出。
高倉監督は
「選手のパフォーマンス、コンディション、心の中の様子を用心深く見てきました。チームを作る上での、総合的、複合的(な要素)、そして、特殊性、そういったことを考えて、心を込めて選びました」
と、選出基準について話しています。
また選外となった鮫島彩選手について
「サメ(鮫島)は私が監督に就任して少したってから代表に入ってきた。非常に勉強熱心で向上心も高い。様々な合宿の中で成長して、今も成長を続けている選手。間違いなく100%努力してきた。この決断は簡単ではなかったけど、若い選手の勢いや成長を一方で同じように感じている」と苦渋の選択について話しています。
個人的にはここ数年の強化試合の対戦相手は弱い相手ばかりでメダルを狙うためには倒さなければいけないレベルの対戦相手には鮫島選手のような経験豊富な選手が必要になると思っていたので、宮川麻都選手、北村菜々美選手と左サイドバックに攻撃的なタイプの若手二人では不安だと感じます。
サプライズ選出は塩越柚歩選手になるでしょう。
浦和レッズレディースの攻撃的ミッドフィルダーでスピード、スタミナ、身体のサイズに恵まれ、基本技術に優れセットプレーのキッカーとしても期待できます。
最年少は遠藤純選手でスピードとドリブルに優れた左利きの攻撃的ミッドフィルダーで左サイドバックでもプレー可能です。
左サイドハーフとして攻守にアップダウンできて守備で貢献できるという部分で長谷川唯選手を上回る存在です。
長谷川唯選手は能力的には非常に高い才能を持ちますが左サイドハーフは適性ポジションではないために起用方法には注目です。この選手の使い方が大会期間中に発見できると、このチームはさらに伸びしろが出てくるでしょう。
チームのエースは岩渕真奈選手、守備の要には熊谷紗希選手が中心選手として君臨しますが他のポジションは良くも悪くも横一線ですので選手を入れ替えながら大会期間中にチームを成長させていかないとメダルには届かないでしょう。
女子は出場国は12カ国で8チームが決勝トーナメントに進出します。
3位でも3分の2が決勝トーナメントに進むことができるのでグループステージは経験値が少ない若手を試しながら体力を温存し、チームを大会期間中に育てていきながら決勝トーナメントに進む必要があるでしょう。
U-24男子日本代表メンバー決定!
東京五輪に出場するU-24(24歳以下)男子日本代表の18人を発表
日本代表は1次リーグでは7月22日に東京スタジアムで南アフリカと、25日に埼玉スタジアムでメキシコと、28日に横浜国際総合競技場でフランスと対戦。
日本は1968年メキシコ五輪の「銅」以来となるメダルを目指す。
選出されたメンバー18人と、バックアップメンバー4人は以下の通り。
GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
谷晃生(湘南ベルマーレ)
DF
吉田麻也(サウサンプトン)オーバーエイジ
酒井宏樹(マルセイユ)オーバーエイジ
板倉滉(フローニンゲン)
中山雄太(ズウォレ)
旗手怜央(川崎フロンターレ)
冨安健洋(ボローニャ)
橋岡大樹(シントトロイデン)
MF
遠藤航(シュツットガルト)オーバーエイジ
相馬勇紀(名古屋グランパス)
三好康児(アントワープ)
三笘薫(川崎フロンターレ)
堂安律(PSV)
田中碧(川崎フロンターレ)
久保建英(レアルマドリード)
FW
前田大然(横浜M)
上田綺世(鹿島アントラーズ)
バックアップ
鈴木彩艶(浦和レッズ)
瀬古歩夢(C大阪)
町田浩樹(鹿島アントラーズ)
林大地(サガン鳥栖)
森保監督は選考のポイントをこのようにコメント。
「まずは個で局面を打開できる、守れる、この強さを持っている選手たち。個の強さを持ちながらも仲間のために走って戦える選手を選びました。他には、スペシャルなものがありながら、東京五輪は過密日程、酷暑で戦うことが予想されるため、複数のポジションをこなせる選手を選びました」
今回のメンバー選考のポイントは5人交代枠を活かすために攻撃陣に多く人数を入れたいということ。
そのため守備陣にマルチロールの橋岡大樹を入れて最後の一枠に三好康児か林大地かという選択になったと思いますが指揮官は三好康児を選択しています。
三好康児は左利きのテクニシャンでパスもドリブルもハイレベルで同じレフティーである堂安律、久保建英という中心選手二人の代わりになることができるのでどちらかがつかれたり、怪我をしてもチームのやり方を変えずに戦うことができるという意味で三好康児には期待がかかります。
林大地は前線での活動量が豊富でポストプレーも裏抜けもこなす万能型フォワードで過密日程のチームに勢いをもたらす存在だと思いますが、その役割は前田大然か旗手玲央にやってもらうという判断で外れたと思われます。
メンバー発表に大きなサプライズはなく、妥当な選出だったといえます。
Uー24日本代表はオリンピック本番までに2試合テストマッチが予定されています。
7/12(月)U-24ホンジュラス ヨドコウ桜スタジアム
7/17(土)U-24スペイン ノエビアスタジアム神戸
この試合で旗手玲央の前線起用、中山雄太のセンターバック起用などスクランブルに備えて複数ポジションでのプレーを試すはずです。
ホンジュラスとスペインはともにオリンピック出場国で直前の重要なテストマッチになります。
ホンジュラスは韓国と同組なので仮想韓国として日本代表と戦うことになります。
本大会では南アフリカ、メキシコ、フランスの順にグループステージを戦います。
初戦の南アフリカ戦で勝ち点3を取ることができるかにかかっているといえます。
フランスはクラブの招集拒否が相次ぎメンバー選考に苦慮している模様で前評判ほど強くないかもしれません。
最大の難敵はメキシコ。
メキシコは高地に慣れていて暑さを苦にせず、2020年にA代表が0-2で敗れたメンバーが多く揃っています。
北中米予選を1位で突破したメンバーがそのままオリンピックに出場するのでかなりの難敵でメダル候補といえるでしょう。
Jリーグ札幌得点ランキングトップの選手移籍か?
J1リーグで現在得点ランキング1位に立つブラジル人ストライカーのアンデルソン・ロペスが、中国1部(超級リーグ)の武漢足球倶楽部(武漢卓爾足球倶楽部から名称変更)に移籍へ
クラブ公式ホームページは具体的なクラブ名は発表せず
「アンデルソンロペス選手が他クラブからのオファーを受け移籍を前提とし、チームを離れ、現在協議及び準備に入っております。本人の所属先が決定しましたら改めてお知らせ致します。」
とチームを離れていることを発表しました。
アンデルソンロペス選手は残りの契約期間は半年で0円で流出するなら売却したほうが良いとのことでしょう。
武漢FCへの移籍に伴い4億円程度の移籍金が発生する模様でコロナ渦で経営が苦しい状況では上手く資金を確保したといえそうです。