J1リーグ第30節 首位固めの川崎、ACL出場権争いのレッズ - こんな時には・・・・

J1リーグ第30節 首位固めの川崎、ACL出場権争いのレッズ

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降格圏チームは?

  • 川崎フロンターレが首位堅持
  • 浦和レッズが3連勝でアジアチャンピオンズリーグ出場権獲得へ躍進
  • 徳島ヴォルティスが残留争い直接対決で勝利
  • 下位争いに変化なく残留争いは6チームの構図に
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川崎フロンターレが首位堅持

川崎フロンターレは26日にホームで湘南と対戦し、2―1で劇的な逆転勝利を収めた。
リーグ戦では約4カ月ぶりのホームゲームとなった一戦。
前半15分に先制を許しましたが、後半に入って一気に反撃。
21分にDF山根の今季10アシスト目となる右クロスからMF旗手が決めて追いつくと、終了間際にMF家長の左クロスにFW知念が頭で逆転弾を決めた。
チームは22日の鹿島戦でも後半アディショナルタイムにFW宮城が逆転ゴールを決めて2―1で勝利しており、2戦連続での劇的逆転勝利。
リーグ戦ではこれで4連勝。
前日に横浜FCと引き分けた2位横浜Fマリノスとの勝ち点差を9に広げました。

また、中2日のミッドウィーク29日(水)に行われたヴィッセル神戸戦でも神戸が13分にイニエスタ、大迫勇也、武藤嘉紀のコンビネーションで先制したが、後半に一気にパワーを注いだ川崎フロンターレが3点を集めて逆転勝利で5連勝。
最終節に横浜Fマリノスとの首位直接対決が待っていますが、最終節まで持ち越さずに優勝が決まる可能性が高くなってきました。
川崎フロンターレはアジアチャンピオンズリーグ、ルヴァンカップに敗退したことで日程的に余裕ができており、宮城天、マルシーニョが台頭したことが追い風となっています。

浦和レッズ連勝でACL出場獲得圏内

浦和レッズが3連勝でアジアチャンピオンズリーグ出場権獲得へ躍進
明治安田生命J1リーグ第30節のFC東京浦和レッズ戦が25日に行われ、アウェイの浦和が2-1で勝利を収めました。FC東京は長友佑都が3試合連続の先発。
浦和の酒井宏樹も先発し、昨季のマルセイユでチームメートでもあった日本代表の両サイドバック対決が実現しました。試合はキックオフからわずか36秒で動く。
森重真人からのロングボールを前線で受けた田川亨介が胸トラップでゴール前へ抜け出し、GKとの1対1を制していきなりの先制点を流し込んだ。
浦和にとっては前節までの5試合連続完封が途切れる失点となっています。
しかし、その後は浦和がボールを保持して反撃を狙う展開が続く。
前半アディショナルタイムに入ったところで平野佑一のスルーパスを受けた酒井がエリア右からのシュートを突き刺し、一旦はオフサイドと判定されたがVARで得点が認められました。
61分には田川のヘディングがクロスバーを叩く場面もあったりましたが、次のゴールを奪ったのも浦和。
66分、関根貴大がエリア手前左から放った強烈なシュートはクロスバーに弾かれたが、GKが体勢を立て直す前に江坂任が無人のゴールへの逆転シュートを蹴り込みました。
2-1の逆転勝利を収めた浦和はこれで3連勝、直近7試合で6勝1分けと好調。
この日の失点もFC東京が試合開始直後に狙わていたセットプレーのようなもので、流れの中でのものではありません。
酒井宏樹、ショルツの獲得で守備が安定した浦和レッズは来季楽しみですから3位に入ってアジアチャンピオンズリーグ出場権を取りたいところです。

徳島ヴォルティスが残留争い直接対決で勝利

徳島ヴォルティスベガルタ仙台との残留争いの直接対決を制し、連敗を6で止めました。
後半アディショナルタイム直前にコーナーキックから先制して1-0で勝利。
8月9日ガンバ大阪戦以来、7試合ぶりの勝利。
勝ち点26に伸ばした徳島は、順位こそ17位のままですが、残留に向けて大きな勝ち点1を獲得しました。
敗れた仙台は勝ち点22のままで徳島ヴォルティスとの差は4に広がってしまいました。
残り8試合で4勝4敗の勝率5分で終えても勝ち点は34で残留は厳しい数字ですから、ベガルタ仙台の残留の可能性はかなり少なくなってきました。

下位争いに変化なく残留争いは6チームの構図に

今節では15位以下の5チームは17位徳島ヴォルティスしか勝利はなく、18位ベガルタ仙台、19位大分トリニータ、20位横浜FCの降格が近づいています。
徳島ヴォルティスは勝ち点26に上昇して勝ち点27の湘南ベルマーレ、29の清水エスパルスと肉薄しています。
15位の清水エスパルスまで試合数30に対して勝ち点30に届いていないので、残留ラインは試合数38に対して勝ち点38を超えそうもありません。
今年の降格4チームは横浜FC、大分トリニータ、ベガルタ仙台はほぼ決まりで、もう1チームは徳島ヴォルティス、湘南ベルマーレ、清水エスパルスの3チームの争いの構図となり、今節勝利したガンバ大阪は降格争いから抜け出した形となります。

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