2022シーズンJ1リーグ第4節の結果。開幕未勝利の神戸が心配 - こんな時には・・・・

2022シーズンJ1リーグ第4節の結果。開幕未勝利の神戸が心配

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今週のサッカー・・・

第4節
横浜Fマリノスがアウェーで北海道コンサドーレ札幌とドロー
川崎フロンターレ名古屋グランパスに勝利。首位に
岩政鹿島が2連勝!! 敗れた神戸は開幕6戦未勝利
鳥栖が今季の公式戦初勝利

J1・第4節

第4節
第4節
第4節
■試合結果※()内は今節までの勝ち点
神戸(0)0-2 鹿島(9)
札幌(4)1-1 横浜(11)
清水(4)1-3 C大阪(5)
磐田(5)1-1 G大阪(5)
東京(6)2-1 広島(3)
湘南(2)1-1 京都(5)
(9)1-0 福岡(3)
川崎F(13)1-0 名古屋(4)
鳥栖(6)1-0 浦和(4)

横浜Fマリノスが北海道コンサドーレ札幌とドロー

北海道コンサドーレ札幌横浜Fマリノスに後半ロスタイム最後の1プレイで決められ、勝ち点3が1に。
北海道コンサドーレ札幌はルーカス・フェルナンデスや福森晃斗、J1通算159得点で現役最多得点者となっている興梠慎三らを先発起用。
横浜Fマリノスは仲川輝人や藤田譲瑠チマ、古巣対戦のアンデルソン・ロペスらを送り出し、状態が心配されていたマルコス・ジュニオール、渡辺皓太もベンチ入り。
比較的優位に試合を運ぶ横浜Fマリノスは30分にも右サイドを突破したエウベルが中央に折り返す。
A・ロペスが右足で合わせたがGK菅野孝憲のファインセーブに阻まれます。
スコアレスで迎えた後半70分、ボックス左でボールを受けた菅が強引なドリブルから左足を振り抜いて鋭いシュートを突き刺した。
ビハインドを背負った横浜Fマリノスは直後にエウベルに代えてM・ジュニオールを送り出す。
そのまま終盤までリードを保つ北海道コンサドーレ札幌だったが後半ATに再び試合が動く。
ラストプレーでボックス内に浮き上がったボールに対して實藤友紀が反応。
オーバーヘッドシュートを放つとバーに当たったボールがゴールラインを割って土壇場の同点弾としました。
北海道コンサドーレ札幌としては首位横浜Fマリノス相手に引き分けは悪くないですが、勝利目前だったので悔しい引き分けとなりました。
横浜Fマリノスは離脱者が相次ぐ中で勝ち点を取れたことは良かったのではないでしょうか。
これからアジアチャンピオンズリーグに向けてよい流れを継続していくことができるのは大きいですね。

川崎フロンターレが名古屋グランパスに勝利。首位に!

川崎フロンターレ名古屋グランパスにFWマルシーニョの今季は初得点を守り抜き勝利。
川崎フロンターレ名古屋グランパスとのホームゲームを、序盤からしっかりとボールを支配。
25分にはMFチャナティップのパスから最後はFWマルシーニョが沈めて先制点を奪いました。
後半は相手に押し込まれる時間を作られるも、DF谷口彰悟やMF橘田健人が素晴らしい守備を見せて零封。
ウノゼロで勝利し、再び暫定首位に立っています。
川崎フロンターレは家長がポジションを動かすことで、中盤でフリーの選手を作り出し、脇坂、チャナティップのマークを分散させ、チャナティップが何度かビッグチャンスを作り出しているので、強豪名古屋グランパス相手にさすがのゲーム運びを見せたといえるでしょう。
アジアチャンピオンズリーグも楽しみですね。

岩政鹿島が2連勝!! 敗れた神戸は開幕6戦未勝利

ホームのヴィッセル神戸鹿島アントラーズに完敗。
鹿島アントラーズヴィッセル神戸を2-0で破った。
岩政大樹コーチが代行指揮を執る中、2連勝で今季3勝目。
対するヴィッセル神戸は開幕からの大ブレーキが続き、クラブワーストの6戦未勝利(3分3敗)となった。
ホームのヴィッセル神戸は負傷のFW大迫勇也とFW武藤嘉紀がメンバーから外れ、MFアンドレス・イニエスタとMFセルジ・サンペールも先発を回避。
対する鹿島アントラーズも10日に選手3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、今季初先発のDFブエノとDF三竿健斗が今季初めてCBコンビを組みました。
試合は前半6分、鹿島アントラーズのFW上田綺世が強烈なロングシュートを放ち、最初のチャンスを創出。
すると同7分、このプレーで得たCKから三竿がヴィッセル神戸菊池流帆と競り合いながらも頭でゴールに押し込み先制。
徐々にヴィッセル神戸もボールを握れるようになり、前半26分のFKを初瀬がゴール前に送り込むと、相手のクリアボールに反応したMF中坂勇哉がミドルシュート。
GKクォン・スンテがファンブルしたボールを佐々木が押し込んだが、オフサイド。
その後もヴィッセル神戸がボールを握り続け、前半35分にはゆったりとしたパス回しから決定機。
ワンツーで左サイドを突破した初瀬のクロスボールをクォン・スンテがパンチングで阻むと、これを拾ったMF山口蛍が右足ダイレクトで狙った。
しかし、ここは素早く構え直していたクォン・スンテがスーパーセーブ。
後半9分、右サイドでこぼれ球を拾った土居が苦しい体勢ながらも前線に高いフィードを送ると、上田が競り合ったボールがバイタルエリアへ。
これに反応したFW鈴木優磨がハーフボレー気味に右足を振り抜き、バウンドボールでゴールマウスに突き刺します。
その後、ヴィッセル神戸はイニエスタとサンペールを投入するも1点も返すことができずに試合は終了しました。
鹿島アントラーズは鈴木優麿、上田綾世のツートップと荒木遼太郎と土居聖磨のサイドハーフが効果的に前線からプレスをかけてボールを奪ってからのカウンターが効いています。
サイドハーフが外を切りながら内側にプレスをかけることでゴールに近い位置で荒木と土居が攻撃をスタートさせることができるのは大きいですね。
三竿健斗のセンターバックもビルドアップに安定感を生んでいて今後に期待を持てる内容でした。
相変わらずピトゥカは絶好調でさすがにブラジルリーグでトップクラスの選手だっただけあります。
岩政代理監督は今節で終了してヴァイラー新監督にバトンタッチしますが、さらにチームが良くなるのであれば川崎フロンターレ横浜Fマリノスに次ぐ優勝候補の一角といっていいでしょう。
ヴィッセル神戸はリンコンが先発しましたが周囲とのかかわりがなく、孤立していました。
また、幅を取る選手が居ないのでヴィッセル神戸のビルドアップはうまくいっておらず、大迫勇也、武藤嘉紀、イニエスタ、ヴォーギャンなど中央でプレーするタイプを並べたいがために全体のバランスが崩れているようですね。
酒井高徳がらしくなく冷静さを失っていたところもチーム状態の悪さが垣間見えます。
監督交代も現実味を帯びてきたと思います。

鳥栖が今季の公式戦初勝利

サガン鳥栖は1点を最後まで守り切り浦和レッズ相手に今季初勝利する。
サガン鳥栖が後半26分に途中出場の垣田のゴールで浦和を1―0で破り、今季の公式戦初勝利を挙げた。
勝ち点6でFC東京と並び5位に浮上。
勝ち点4の浦和レッズは13位となりました。
浦和レッズは6試合で勝ち点4と出遅れた。
新加入のモーベルグの合流が遅れたこととユンカーの怪我も痛かったですね。
浦和レッズはゼロトップのような布陣ですがサイドの位置が低いので相手のディフェンスラインを牽制できておらず、サガン鳥栖のプレスの餌食になってしまっていました。
サイドバックが高い位置を取りますが、酒井宏樹と大畑からのクロスで点を取るタイプもいないので、点を取れるウインガーとセンターフォワードが居ない選手構成に問題があるでしょう。

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