Jリーグから今夏の海外挑戦は?三苫薫選手、古橋亨梧選手が欧州へ - こんな時には・・・・

Jリーグから今夏の海外挑戦は?三苫薫選手、古橋亨梧選手が欧州へ

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U-24日本代表となでしこジャパン五輪前の仕上がりは!

川崎フロンターレ三苫薫がいよいよ欧州挑戦決定。
ヴィッセル神戸古橋亨梧が欧州。
U-24日本代表となでしこジャパンの五輪前の仕上がりは?
U-24日本代表、U-24ホンジュラス代表に3-1の快勝!
なでしこジャパン東京五輪最終テストで豪州に勝利

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川崎フロンターレ三苫薫がいよいよ欧州挑戦決定。

川崎フロンターレの東京五輪日本代表三笘薫(24)が今夏、イングランド・プレミアリーグのブライトンに完全移籍することが分かりました。関係者によれば、すでにクラブ間で合意済み。移籍金はJリーグから海外に渡ったケースでは史上最高額となる推定300万ユーロ(約3億9000万円)になる見通しとのことです。大卒選手にこれだけの値段がつくのは珍しいですし、他の大卒選手にも勇気を与えるでしょう。大卒でJリーグで活躍して欧州移籍は遅いといわれてきましたが近年は伊東純也選手、守田英正選手、室屋成選手が大卒出身で欧州で活躍しています。ただA代表の経験がない三笘薫選手はイギリスの労働許可証の取得ができないため21~22年シーズンはブライトンと同じオーナーが所有するベルギー1部の古豪サンジロワーズにレンタル移籍するとのことです。いきなりプレミアリーグに挑戦するよりもベルギーで欧州サッカーに慣れてからステップアップするほうが良いでしょう。
三苫薫選手にはマンチェスターC、レスター、バーンリー、ウルバーハンプトンといったプレミアの複数クラブや、オランダの名門クラブなどを含めて水面下で激しい争奪戦が繰り広げられたとのことです。4億円近い収入で代役として誰を獲得するか注目です。長谷川竜也選手、旗手玲央選手がいるので枚数は確保できていると思います。

過去のJリーグから海外移籍の移籍金

中田英寿 ベルマーレ平塚→ペルージャ 約4億円
小野伸二 浦和レッズ→フェイエノールト 約4億円
浅野拓磨 サンフレッチェ広島→アーセナル 約4億円
川口能活 横浜F・マリノス→ポーツマス 約3億円
武藤嘉紀 FC東京→マインツ 約3億円
長友佑都 FC東京→チェゼーナ 約2億円
中村俊輔 横浜F・マリノス→レッジーナ 約2億円
大久保嘉人ヴィッセル神戸→ヴォルフスブルク 約2億円
堂安律 ガンバ大阪→FCフローニンゲン 約2億円
鎌田大地 サガン鳥栖→フランクフルト 約2億円
柿谷曜一朗 セレッソ大阪→バーゼル 約2億円
宇佐美貴史 ガンバ大阪→アウクスブルグ 約1.5億円
内田篤人 鹿島アントラーズ→シャルケ 約1.5億円
酒井宏樹 柏レイソル→ハノーファー 約1.5億円
酒井高徳 アルビレックス新潟→シュツットガルト 約1.5億円

このようになっています。三苫薫選手は歴代でも最高クラスの移籍金でブライトンの期待の大きさを感じますね。

ヴィッセル神戸古橋亨梧が欧州移籍!

J1神戸の日本代表FW古橋亨梧(26)がスコットランド・プレミアリーグのセルティックに完全移籍することを発表した。
新天地セルティックの監督は、元横浜F・マリノスを最近退任したポステコグルー監督(55)で、Jリーグの選手をよく知る監督からのオファーです。
古橋亨梧選手は以前から欧州挑戦の意思を明確にしており、語学の習得にも励んでいる。2年連続で欧州からのオファーが届いたものの、チーム事情から残留。
今季は14得点でクラブ初の3季連続2桁得点を達成し、J1得点ランクで単独首位。日本代表でも今年に入り5試合3得点と存在感を増しているもののカタールワールドカップへ向けて海外組とのライバル争いを制するためには環境を変える必要も感じているはず。
26歳という年齢は海外移籍を目指す上でラストチャンスでしょう。
また、ヴィッセル神戸もコロナ渦での経営に苦しんでいるために移籍金を置いてチームを去るのは悪い話ではないはず。
今季のヴィッセル神戸は期待をかけて獲得したリンコン選手が怪我もあって前半戦はフィットできず、後半戦に本格始動となるはずで大分トリニータと移籍間近と報じられた藤本憲明選手が急転残留していたためフォワード陣は枚数が揃っています。

U-24日本代表となでしこジャパンの五輪前の仕上がりは?

U-24日本代表、U-24ホンジュラス代表に3-1の快勝!

キリンチャレンジカップ2021のU-24日本代表対U-24ホンジュラス代表の一戦が7月12日、ヨドコウ桜スタジアムで行なわれ、3対1で日本が勝利を収めた。
五輪本番へ向けた試金石の一戦。北中米カリブ海予選2位でFIFAランキング67位。
4大会連続でオリンピック出場を決めているU24ホンジュラス代表に対し、日本は立ち上がりからアグレッシブな守備でホンジュラスを押し込み、ゴールに迫っていく。
13分には、敵陣右サイドでFKを得ると、久保建英のクロスに敵のマークを外した吉田麻也が右足で流し込み先制。
40分には、左サイドからの冨安の折り返しに反応した三好康児がスルー。
これを受けた林大地がポストプレーで収めると、その落としを堂安律が右足で叩き込んだ。
日本が2-0とリードを広げて前半終了。
ホンジュラスはシュートが0本で一方的な内容だった。
後半も日本は相手ゴールに迫るが、ホンジュラスの粘り強い守備を崩しきれず、
66分、日本は中盤でボールを奪われると、スルーパスを通され一気に自陣ゴール前へ攻め込まれ、最後は相手のシュートをクリアしきれず、オウンゴールで1点を返されてしまいます。
70分すぎには三好からのアーリークロスに反応した途中出場の前田大然がスピードを活かして抜け出し、ワンタッチでシュートを放つ決定機を逃し、
85分、左サイドを駆け上がった交代出場の相馬勇紀のクロスに堂安がスライディングで合わせ日本が3対1とリードを広げる。試合はこのままタイムアップ。
日本は17日のスペイン戦を経て、22日の五輪初戦・南アフリカ戦を迎える。
ホンジュラス代表は長距離移動でコンディションが伴っていなかったとはいえオリンピック出場チームの主力組だったが、優勝候補で同グループの仮想メキシコとして見るにはレベルが低すぎました。
林大地と三好康児が主力組と好連携を見せたことは好材料だったものの、ゴールキーパー谷は少ないピンチで失点を喫してしまい不安を残しています。
主力組のコンディション確認には良かったですが、本番の対戦チームとのレベルをこの試合で図るべきではないでしょう。

なでしこジャパン東京五輪最終テストで豪州に勝利

FIFAランク10位で初の五輪金メダルを目指すなでしこジャパンが、同ランク9位のオーストラリアに勝利。
前半は一進一退の攻防となり、同点のまま折り返した。 試合が動いたのは後半9分。
左サイドを抜け出したMF長谷川のクロスを、オーストラリア選手がペナルティーエリア内でハンド。
微妙な判定でしたが日本がPKを獲得。
そのPKを岩渕が落ち着いて左隅に決め、先制。
同19分には途中出場のMF遠藤が左足で強烈なミドルシュートを放つ。
惜しくもバーに阻まれ、追加点はならず。
日本は岩渕のPKによる1点を守り切り、同じく東京五輪に出場するオーストラリアに勝利。
前半はどちらかというとオーストラリアペース。
なでしこjapanの2トップの間にアンカーが入ることでセンターバックへのプレスを無効化してサイドからボールを運ぶオーストラリアはクロスからチャンスを演出しました。
後半になるとオーストラリアは足が止まり、なでしこjapanがペースを取り戻しました。南半球のオーストラリアは現在冬で気温は25.4度、湿度71%の環境は厳しかったようです。
この大会では暑さがホームアドバンテージになる可能性もありましたが、初戦のカナダ女子代表(FIFA女子世界ランクは8位)24日の第2戦イングランド女子代表(FIFA女子世界ランクは6位)はともに札幌ドーム開催で冷房が効く世界でもまれなスタジアムで快適な環境で試合をすることになります。
決勝へ向けて体力を温存できるという意味では良いかもしれませんが、グループ3位通過となるとFIFAランキング1位のアメリカとベスト8で対戦する可能性が高くなってしまいます。
なでしこjapanのチームの状態はまだまだで、あまりにも選手個人に判断をゆだねているため、迷いながらプレーしているケースが散見されます。
長谷川唯、杉田妃和、遠藤純といったタレントがいますが、最適な組み合わせと配置を見つけることができていません。結局岩渕の個人技で打開するぐらいしか攻撃パターンはありません。
後半遠藤純と田中美南のツートップの出来が素晴らしかったですが、5人交代制であることを考えると大会期間中にいろいろな選手の組み合わせを試しながらコンディションを調整しつつ勝ち上がり、チームの共通理解を固めていくしかメダルを取る道はなさそうです。
2011年のワールドカップ優勝したチームも大会中にどんどん逞しく成長したので、高倉監督はあえて放任主義で作りこんでいないと思いたいですね。

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