国内サッカー2022年シーズンJ1リーグ戦力の診断1 - こんな時には・・・・

国内サッカー2022年シーズンJ1リーグ戦力の診断1

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今週のサッカー・・・

2022年シーズン戦力を診断してみました。
戦力の診断
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
鹿島アントラーズ
浦和レッズ
FC東京
北海道コンサドーレ札幌
柏レイソル
湘南ベルマーレ

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川崎フロンターレ

【IN】
【IN】

チャナティップ[札幌/新加入]
瀬古樹[横浜FC/新加入]
原田虹輝[鳥取/復帰]
五十嵐太陽[川崎フロンターレU-18/トップ昇格]
永長鷹虎[興国高校/新加入]
早坂勇希[桐蔭横浜大学/新加入]
佐々木旭[流通経済大学/新加入]
松井蓮之[法政大学/新加入]

【OUT】
【OUT】

神谷凱士[藤枝/期限付き]
原田虹輝[長野/期限付き]
旗手怜央[セルティックFC(スコットランド)]
宮代大聖[鳥栖/期限付き]
イ・キョンテ[岡山/復帰]
イサカ・ゼイン[横浜FC/期限付き]
長谷川竜也[横浜FC]
マギーニョ[未定/契約満了]

昨シーズン史上最多得点で優勝した川崎フロンターレは主力クラスでは旗手玲央長谷川竜也が移籍。
チャナティップと瀬古樹を獲得して穴を埋めました。
ジェジエウがケガで前半戦は離脱することが濃厚ですが、センターバックの補強はありません。
大学ナンバーワンボランチの呼び声が高い松井蓮之を獲得したので、山村和也をセンターバックとして計算しているのでしょう。
昨シーズンよりは戦力ダウンの印象は否めないですが、ウイングとインサイドハーフ、シャドーをこなすチャナティップの起用法次第ではチームとしての幅を広げる可能性もあります。
昨シーズンは終盤戦で3バックのオプションも試しているのでシャドーで計算できるチャナティップの補強は大きいですね。

横浜F・マリノス

【IN】
【IN】

池田航[讃岐/復帰]
吉尾海夏[町田/復帰]
樺山諒乃介[山形/復帰]
榊原彗悟[ラインメール青森FC/新加入]
ンダウ・ターラ[町田/復帰]
小池裕太[C大阪/新加入]
藤田譲瑠チマ[徳島/新加入]
西村拓真[仙台/新加入]
永戸勝也[鹿島/新加入]
オビ・パウエル・オビンナ[栃木/復帰]
山根陸[横浜F・マリノスユース/トップ昇格]
西田勇祐[横浜F・マリノスユース/トップ昇格]

【OUT】
【OUT】

天野純[蔚山現代FC(韓国)/期限付き]
平井駿助[ラインメール青森FC/期限付き]
西山大雅[横浜FC]
山谷侑士[横浜FC/期限付き]
前田大然[セルティックFC(スコットランド)/期限付き]
杉本健勇[浦和/復帰]
南拓都[岩手/期限付き]
生駒仁[山口]
梶川裕嗣[磐田]
和田拓也[横浜FC]
山田康太[山形/完全移籍]
伊藤槙人[磐田/完全移籍]
椿直起[水戸/期限付き]
榊原彗悟[ラインメール青森FC/期限付き]
松田詠太郎[新潟/期限付き]
扇原貴宏[神戸]
ティーラトン[ブリーラム・ユナイテッドFC(タイ)]
原田岳[長崎/完全移籍]

横浜Fマリノスは前田大然、ティーラトン、扇原貴宏、天野純と主力クラスが4人放出。
藤田譲瑠チマなどを獲得しましたが戦力ダウンは否めません。
アジアチャンピオンズリーグにも参加するため、選手数は若手選手のレンタル復帰でそろえたものの、放出した主力クラスの穴を埋めるだけの補強はできていません。
フォワードは枚数が足りないので、もう一人獲得する可能性があります。
アンデルソンロペスと鈴木武蔵にオファーしたという報道があります。

鹿島アントラーズ

【IN】
【IN】

鈴木優磨[シント=トロイデンVV(ベルギー)/新加入]
中村亮太朗[甲府/新加入]
名古新太郎[湘南/復帰]
樋口雄太[鳥栖/新加入]
キム・ミンテ[札幌/新加入]
仲間隼斗[柏/新加入]
小田逸稀[千葉/復帰]
溝口修平[鹿島アントラーズユース/トップ昇格]

【OUT】
【OUT】

町田浩樹[ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)/期限付き]
垣田裕暉[鳥栖/期限付き]
須藤直輝[金沢/期限付き]
佐々木翔悟[千葉]
白崎凌兵[清水]
遠藤康[仙台]
犬飼智也[浦和]
永木亮太[湘南]
レオ・シルバ[名古屋]
永戸勝也[横浜F・マリノス]
奈良竜樹[福岡/完全移籍]
有馬幸太郎[いわきFC]

センターバックの町田浩樹が抜けたところにキム・ミンテを獲得し、鈴木優麿を獲得して上田綾世と日本人フォワードでコンビを組みます。
これは新型コロナウイルス対策のために新規外国人選手の獲得が難しかった結果だと思いますが、良い選手を確保できたと思います。
問題は監督のレネ・ヴァイラーの入国の目途が立っていないことです。
ブラジル人路線を大きく転換した改革の年となるでしょうが、改革には痛みが伴うので今シーズンの結果は割り切るのも良いかもしれません。
戦力はそろったので今季の成績は監督次第といえるでしょう。

浦和レッズ

【IN】
【IN】

岩尾憲[徳島/期限付き]
ダヴィド・モーベルグ[ACスパルタ・プラハ(チェコ)/新加入]
松尾佑介[横浜FC/新加入]
牲川歩見[水戸/新加入]
松崎快[水戸/新加入]
知念哲矢[琉球/新加入]
大畑歩夢[鳥栖/新加入]
犬飼智也[鹿島/新加入]
馬渡和彰[大宮/新加入]
木原励[京都橘高校/新加入]
安居海渡[流通経済大学/新加入]
宮本優太[流通経済大学/新加入]

【OUT】
【OUT】

西大伍[未定/契約満了]
木下康介[水戸]
トーマス・デン[新潟]
宇賀神友弥[岐阜]
橋岡大樹[シント=トロイデンVV(ベルギー)/完全移籍]
杉本健勇[磐田/期限付き]
池髙暢希[北九州]
興梠慎三[札幌/期限付き]
福島竜弥[相模原/期限付き]
汰木康也[神戸]
大城蛍[愛媛]
金子大毅[京都/期限付き]
武田英寿[大宮/期限付き]
田中達也[福岡]
伊藤涼太郎[新潟]
山中亮輔[C大阪]
槙野智章[神戸]
塩田仁史[引退]
福島春樹[未定/契約満了]
阿部勇樹[引退]

放出も加入も多いオフシーズンとなりましたが、放出選手の多くは主力クラスではなく、試合に絡んでいた選手の放出はベテランが多いです。
加入は中堅若手が多く特にJ2で評価が高かった選手を獲得している印象です。
例外は岩尾憲モーベルグ
岩尾はベテランですが徳島ヴォルティスでリカルド・ロドリゲス監督の下でプレーしていた頭脳派ボランチで監督のリクエストがあったことは容易に想像できます。
モーベルグは左利きの技巧派アタッカーで左利きがいない浦和レッズの攻撃陣のスカッドに加えるとチャンスメイクの仕方に幅が広がるでしょう。
アジアチャンピオンズリーグもあるので、タフな日程をこなすことができる中堅若手世代の層を厚くして世代交代を図った印象です。
興梠慎三が去ったセンターフォワードは1人足りないので追加で補強はあるかもしれません。

FC東京

【IN】
【IN】

エンリケ・トレヴィザン[GDエストリル・プライア(ポルトガル)/新加入]
山下敬大[鳥栖/新加入]
木本恭生[名古屋/新加入]
ヤクブ・スウォビィク[仙台/新加入]
松木玖生[青森山田高校/新加入]
安田虎士朗[FC東京U-18/トップ昇格]
野澤零温[FC東京U-18/トップ昇格]
梶浦勇輝[FC東京U-18/トップ昇格]
岡庭愁人[FC東京U-18/トップ昇格]

【OUT】
【OUT】

アルトゥール・シルバ[富山/期限付き]
阿部伸行[岩手]
宮崎幾笑[岡山/完全移籍]
大森理生[琉球/期限付き]
中村拓海[横浜FC]
渡辺剛[KVコルトレイク(ベルギー)]
木村誠二[山形/期限付き]
山田将之[大宮/完全移籍]
鈴木喜丈[水戸/完全移籍]
ジョアン・オマリ[未定/契約満了]

主力クラスでは渡辺剛が抜けたものの、エンリケ・トレヴィザン、木本恭生を獲得。
田川が海外移籍しても山下敬大を補強しているので戦力は維持しています。
新監督アルベル氏が欲するタレントをどこまで補強できたかという点では不安があるものの、全体の戦力としては維持しているので、あとは監督が現有戦力をいかに活用するかにかかっているでしょう。
アルベル監督はバルセロナで育成年代を指揮していたので、結果よりもチームスタイルの構築を重視するでしょうが、結果が出なかった場合にフロントがどこまで我慢できるかが注目のポイントとなるでしょう。
アルベル監督はアルビレックス新潟時代に「私にとっての失敗は負けることではなく私が去ったあとにスタイルが残らないこと」とコメントしたことがありますが、目先の結果で監督人事を行うとクラブに何も残らない可能性があります。

北海道コンサドーレ札幌

【IN】
【IN】

藤村怜[山形/復帰]
檀崎竜孔[千葉/復帰]
興梠慎三[浦和/期限付き]
井川空[筑波大学/新加入]
田中宏武[立正大学/新加入]
ガブリエル・シャビエル[名古屋グランパス/新加入]

【OUT】
【OUT】

チャナティップ[川崎F]
中野嘉大[鳥栖/完全移籍]
白井康介[京都/完全移籍]
キム・ミンテ[鹿島]
ジェイ[未定/契約満了]

北海道コンサドーレ札幌はほとんどの主力選手の残留に成功したものの、なんといってもチャナティップの川崎フロンターレ放出の影響が大きいです。
ミシャサッカーに精通した興梠慎三を獲得したが、ジェイの放出もあり全体的には戦力ダウンでしょう。
大卒二人が即戦力として活躍できれば、戦力ダウンの影響を抑えることができます。
また、四方田修平コーチが横浜FCの監督に就任しており野々村社長がチェアマンになることが濃厚。
チャナティップの後釜としてガブリエル・シャビエルをフリー移籍で獲得できたのは、幸運でした。
コンサドーレ札幌は今季の台風の目となる可能性はありますが、一つボタンを掛け違えると降格もあり得る位置にいるといえるでしょう。

柏レイソル

【IN】
【IN】

小屋松知哉[鳥栖/新加入]
ドウグラス[神戸/新加入]
猿田遥己[横浜FC/復帰]
中村慶太[清水/新加入]
森海渡[筑波大学/新加入]
岩下航[熊本/新加入]
田中隼人[柏レイソルU-18/トップ昇格]
真家英嵩[柏レイソルU-18/トップ昇格]
升掛友護[柏レイソルU-18/トップ昇格]
土屋巧[日本体育大学柏高等学校/新加入]
加藤匠人[筑波大学/新加入]

【OUT】
【OUT】

菊池大介[岐阜]
鎌田次郎[相模原/完全移籍]
山下達也[C大阪]
杉井颯[長野]
田上大地[新潟/完全移籍]
杉井颯[長野]
イッペイ・シノヅカ[新潟/期限付き]
瀬川祐輔[湘南]
高橋峻希[長崎]
クリスティアーノ[長崎]
神谷優太[清水]
滝本晴彦[今治/期限付き]
仲間隼斗[鹿島]
ヒシャルジソン[セアラー(ブラジル)]

柏レイソルは昨シーズンはオルンガの移籍金収入で獲得した外国人選手は期待された活躍はできず、エースの江坂任がシーズン中にネルシーニョ監督との確執で流出したとされます。
残留争いに巻き込まれ、結果は出なかったですが、ネルシーニョ体制は継続しました。
オルンガの移籍金収入もない今季は主力クラスの流出が相次ぎましたが、下部組織からの昇格が多く若手育成とコスト圧縮の狙いが見えます。
その中でも資金を使ったのがドウグラス
Jリーグでの実績が十分のフォワードの獲得はチームに安定感をもたらすでしょう。

湘南ベルマーレ

【IN】
【IN】

瀬川祐輔[柏/新加入]
米本拓司[名古屋/期限付き]
若月大和[FCシオン(スイス)/復帰]
永木亮太[鹿島/新加入]
福島隼斗[福島/復帰]
鈴木章斗[阪南大学高等学校/新加入]
原直生[湘南ベルマーレU-18/トップ昇格]
石井大生[湘南ベルマーレU-18/トップ昇格]
松村晟怜[帝京長岡高校/新加入]
蓑田広大[法政大学/新加入]
鈴木淳之介[帝京大可児高校/新加入]
根本凌[鹿屋体育大学/新加入]

【OUT】
【OUT】

石原直樹[未定/契約満了]
ウェリントン・ジュニオール[ポルティモネンセSC(ポルトガル)/復帰]
新井光[福島/期限付き]
齊藤未月[G大阪/期限付き]
名古新太郎[鹿島/復帰]
三幸秀稔[大宮]
柴田壮介[富山/期限付き]
秋元陽太[引退]
毛利駿也[金沢]

湘南ベルマーレは主力クラスは全員残留。
瀬川祐輔、米本拓司、若月大和、永木亮太が加入してレギュラー争いはハイレベルとなります。
昨シーズンは残留争いに巻き込まれましたが、今シーズンは昨シーズンより戦力はそろったので、中位からさらに上の順位でフィニッシュする期待ができます。
ゴールキーパー谷晃生をレンタル延長で残留させたのは非常に大きいです。

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