2021シーズンの展望!降格候補の3チームの戦力を分析。 - こんな時には・・・・

2021シーズンの展望!降格候補の3チームの戦力を分析。

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W杯2次予選ミャンマー戦が延期。

今回は降格候補と予想される徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、アビスパ福岡の3チームの戦力分析を行います。
日本代表に関するニュースもまとめてみました。最後までご覧ください。

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W杯2次予選ミャンマー戦が延期

日本サッカー協会(JFA)は19日、3月25日に日産スタジアムで開催予定だったカタール・ワールドカップ アジア2次予選兼AFC アジアカップ中国2023予選のミャンマー代表戦が延期となったことを発表。
JFAによると、ミャンマーサッカー連盟より、アジアサッカー連盟(AFC)に対して3月のインターナショナルマッチカレンダーで予定している試合の開催延期を求めるレターが提出。AFCがこれを承認したとのこと。
ミャンマーは政情不安でミャンマーサッカー協会と連絡が取れない状態が続いていたが、正式に延期要請があったとのことです。
現時点で新たな日程は未定。
日本代表は、3月にミャンマーとモンゴル代表とワールドカップ予選を戦う予定。モンゴル代表戦はアウェイでの試合の予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響を受け、日本国内で開催。3月30日にフクダ電子アリーナで行われる予定ですが、こちらも予定通り行われるかは不透明。
すでに新型コロナの影響でワールドカップ2次予選は1年近くスケジュールが遅れているため最終予選をトーナメント方式などの短期決戦に変更する可能性まで出てきます。

降格候補の3チームを分析

ベガルタ仙台の2021年戦力分析

加入選手

GK
井岡 海都←ーーー仙台大(新加入)
ストイシッチ←ーーーポルティモネンセSC U-23(ポルトガル)
DF
真瀬 拓海←ーーー阪南大(新加入)
アピアタウィア 久←ーーー流通経済大(新加入)
長倉颯←ーーーFC岐阜(完全移籍)
MF
マルティノス←ーーー浦和レッズ(完全移籍)
秋山 陽介←ーーー名古屋グランパス(完全移籍)
上原 力也←ーーージュビロ磐田(期限付き移籍)
加藤 千尋←ーーー流通経済大(新加入)
FW
西村拓真←ーーーCSKAモスクワ(ロシア)(完全移籍)
皆川 佑介←ーーー横浜FC(完全移籍)

放出選手

GK
関 憲太郎ーーー→レノファ山口(完全移籍)
川浪 吾郎ーーー→サンフレッチェ広島(完全移籍)
DF
浜崎 拓磨ーーー→松本山雅(完全移籍)
金 正也ーーー→藤枝MYFC
パラーーー→未定/契約満了
柳 貴博ーーー→北海道コンサドーレ札幌
MF
椎橋 慧也ーーー→柏レイソル (完全移籍)
飯尾 竜太朗ーーー→ブラウブリッツ秋田
兵藤 慎剛 ーーー→未定/契約満了
FW
ジャーメイン 良ーーー→横浜FC(完全移籍)
長沢 駿ーーー→大分トリニータ(完全移籍)
アレクサンドレ・ゲデスーーー→ヴィトリア・ギマランイス(ポルトガル)(期限付き移籍期間満了)
山田 寛人ーーー→セレッソ大阪(期限付き移籍期間満了)

2021シーズンの展望

注目加入選手はアピアタウィア久選手で昨年は特別指定で大学4年で6試合に出場済みですでに即戦力であることを証明しています。

シマオマテ選手、ヤコブスウォビク選手が残留したことが最大の補強ともいえるかもしれません。
昨シーズン怪我でほとんど稼働しなかったクエンカ選手も新戦力として見ることも出来ますね。
ただし、シーズン二桁得点を記録するフォワードが出てこないと残留は厳しいかもしれません。
フォワードの台頭かあるいは補強に注目です。
昨シーズンの低調さと選手の不祥事、経営危機問題とネガティブな情報が多かったベガルタ仙台ですが、手倉森監督の就任とアイリスオーヤマが中心となって経営面を支えていくことが決まって、退団が危ぶまれた主力クラスは残留してなんとか最悪の状況は避けられ、2021シーズンを戦う準備は整ったといえるでしょう。
ベガルタ仙台は開幕戦はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦します。
4-4-2攻略が上手いチームなので相性は悪いですが、勝利で勢いに乗りたいところ。

徳島ヴォルティスの2021年戦力分析

加入選手

GK
後東 尚輝←ーーー徳島ヴォルティスユース(トップ昇格)
DF
鈴木 大誠←ーーーFC琉球(期限付き移籍から復帰)
カカ←ーーークルゼイロ(ブラジル2部)(完全移籍)
MF
藤田 譲瑠チマ←ーーー東京ヴェルディ(完全移籍)
大森 博←ーーー修徳高(新加入)
FW
宮代 大聖←ーーー川崎フロンターレ(期限付き移籍)
西野 太陽←ーーー京都橘高(新加入)
鈴木 輪太朗 イブラヒーム←ーーー日大藤沢高(新加入)

放出選手

DF
秋山 拓也ーーー→AC長野パルセイロ
奥田 雄大ーーー→いわきFC(期限付き移籍)
MF
島屋 八徳ーーー→レノファ山口
表原 玄太ーーー→松本山雅
清武 功暉ーーー→FC琉球
梶川 諒太ーーー→東京ヴェルディ(期限付き移籍)
森田 凜ーーー→奈良クラブ(育成型期限付き移籍)
榎本 大輝ーーー→名古屋グランパス(期限付き移籍期間満了)
FW
押谷 祐樹ーーー→藤枝MYFC
武田 太一ーーー→AC長野パルセイロ(育成型期限付き移籍)

2021シーズンの展望

注目加入選手は東京ヴェルディから加入した18歳の藤田譲瑠チマ選手。

ボランチで前への推進力、ボール奪取能力にすぐれた身体能力の高い選手です。
完全移籍での獲得ですから将来的には欧州に挑戦して移籍金を置いてステップアップすることまで見越していると思います。
移籍金2億円で獲得したブラジル人センターバックのカカ選手はまだ合流できておらず、開幕には間に合わないものの降格争いを制すうえで彼の能力を開花させることは重要です。
徳島ヴォルティス2021シーズンの見どころは2020シーズンに見せたポジショナルプレーと呼ばれるボール保持を基本としたゲームコントロールに優れた戦術を監督が代わっても引き継ぐことができるのかという部分です。
リカルド・ロドリゲス監督からダニエル・ポヤトス監督に変わりましたがともにスペイン人で継続路線でフロントの判断は間違っていないと思いますが、入国できていないのは不運ですね。
ポヤトス監督は、2014年から2シーズンは強豪アトレティコマドリードのトップチームでシメオネ監督の下、分析を担当。2018年にはレアル・マドリードU19の監督に抜擢された。基本的に4バックは固定。守備でも攻撃でも相手をコントロールすることを目指し、相手のビルドアップの形に合わせて並びを変形させ、相手と自分たちの力関係をみながら時にはブロックを敷き、時にはハイプレスをかける。
いい意味で型がなく、相手に合わせてやることを柔軟に変えていき、攻撃時はボールポゼッションをベースにする監督みたいで大きく前体制から形は変わらないと思いますから、東京オリンピックの中断期間も使いながらチーム構築していくことが必要でしょう。

アビスパ福岡の2021年戦力分析

加入選手

GK
永石 拓海←ーーーセレッソ大阪(期限付き移籍)
DF
志知 孝明←ーーー横浜FC(完全移籍)
宮 大樹←ーーーサガン鳥栖(完全移籍)
奈良 竜樹←ーーー鹿島アントラーズ(期限付き移籍)
森山 公弥←ーーーアビスパ福岡ユース(トップ昇格)
MF
杉本 太郎←ーーー松本山雅(完全移籍)
ジョルディ・クルークス←ーーーローダ (NED)(完全移籍)
吉岡 雅和←ーーーV・ファーレン長崎(完全移籍)
金森 健志←ーーーサガン鳥栖(完全移籍)
カウエ←ーーーベレネンセス/ポルトガル(新加入)
FW
渡 大生←ーーー大分トリニータ(完全移籍)
ブルーノ・メンデス←ーーーデポルティボ・マルドナド (URU)(期限付き移籍)

放出選手

GK
ジョン・アンデル・セランテスーーー→契約満了
DF
篠原 弘次郎ーーー→松本山雅(完全移籍)
藤井 悠太ーーー→ザスパクサツ群馬(完全移籍)
福満 隆貴 ーーー→セレッソ大阪(期限付き移籍期間満了)
上島 拓巳ーーー→柏レイソル(期限付き移籍期間満了)
MF
鈴木 惇ーーー→藤枝MYFC(完全移籍)
松本 泰志ーーー→サンフレッチェ広島(期限付き移籍期間満了)
増山 朝陽ーーー→ヴィッセル神戸(期限付き移籍期間満了)
菊池 大介ーーー→柏レイソル(期限付き移籍期間満了)
FW
木戸 皓貴ーーー→モンテディオ山形(完全移籍)
東家 聡樹ーーー→FC今治(期限付き移籍)
遠野 大弥ーーー→川崎フロンターレ(期限付き移籍期間満了)

2021シーズンの展望

志知孝明選手、宮大樹選手は水戸ホーリーホック時代の長谷部監督の教え子でブルーノメンデス選手、奈良竜樹選手は即戦力補強といえるでしょう。一方で昨シーズンのレギュラークラスだったセランテス選手、上島拓巳選手、松本泰志選手、増山朝陽選手、遠野大弥選手を残留させることに失敗しています。アビスパ福岡の2021年は悲願のJ1残留を果たすために、長谷部監督の手腕が試されるシーズンとなります。監督の手腕だけでは解決できないフォワードで二桁得点できる選手が出てくることとゴールキーパーが安定したプレーを見せることも課題となるでしょう。個人と組織がハイレベルで融合できるかどうかが見どころです。4-4-2のゾーンディフェンスをベースとした戦術は昨シーズンから継続しそうです。開幕戦はホームで名古屋グランパスと対戦します。完成度の高いチームとの対戦で開幕から厳しい戦いを強いられるでしょう。

さいごに

今週はベガルタ仙台、徳島ヴォルティス、アビスパ福岡の戦力分析を行いました。
3チームともコロナ渦でもなんとか戦力を維持してさらに強化していく姿勢が見えます。
Jリーグに関しては、昨シーズンよりは通常のシーズンに近い形で試合ができる可能性が高く、昨年の経営的な打撃を回復していく年になりそうですが、代表活動は海外の事情がそれぞれ違うために前に進む様子が見えないですね。
今年は世界的にも海外旅行が自由に解禁される状態にはならないでしょうが、国内旅行であれば可能でしょうから、Jリーグがある日常を国内だけでも取り戻すことができるといいですね。

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