サッカー日本代表国際親善試合の中止とコロナ第6波の影響 - こんな時には・・・・

サッカー日本代表国際親善試合の中止とコロナ第6波の影響

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今週のサッカー・・・

国際親善試合ウズベキスタン戦が中止。
Jリーグが新型コロナ対策で新規外国人の早期入国を政府と協議。
第100回高校サッカー選手権は青森山田が優勝。

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国際親善試合ウズベキスタン戦が中止。

日本サッカー協会(JFA)は日本代表が21日に行うことになっていた国際親善試合キリンチャレンジ杯ウズベキスタン戦(埼玉)を中止することを発表。
この試合は同月のW杯アジア最終予選に向けた強化試合でした。
しかし新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大の影響により、外国人の日本への新規入国禁止が続き、ウズベキスタン代表の入国も認められなかったことから、中止を余儀なくされました。
アジア最終予選の中国戦(27日、埼玉)、サウジアラビア戦(2月1日、埼玉)については、厳格な防疫措置を条件に予定通り開催する方向です。
この日取材に応じた須原清貴専務理事は

「最終予選を実施する公益性や緊急性が高く、このタイミングでの入国が必要であると日本政府に判断いただいた」

と説明した。
最終予選に参加した国内組の選手は、14日間は外部と接触を遮断した「バブル」でのトレーニングとなり、所属クラブに戻ることはできないとのこと。
そのため当該選手は2月12日開催予定の富士フイルムスーパーカップへの参加は厳しく、Jリーグ開幕直前の合流となりそうです。
日本代表に選ばれた選手は事実上オフシーズンのキャンプに合流することができないということですね。
大迫勇也、酒井宏樹、長友佑都はベテランでオフシーズンの身体づくりが1年のコンディションに影響するので、無理に招集するのは、本大会での活躍を期待するならマイナスですね。

この件に関して神戸の三木谷会長はツイッターで政府の対応に猛反発!

「日本で行われる代表戦に出た選手は2週間隔離しろと『政府』と『協会』から来た。移動の自由、人権、営業権の侵害だ。海外から来た選手は即練習で、戻って海外で即プレー。頭おかしんじゃないの??」
「そもそも給与もこちらが払ってるのに、代表に出して拘束。話にならん。」
「そもそも政府に日本にいる人間がサッカーの代表戦に出たというだけで、行動を制限する法律的な権利はないと思う。裁量行政の濫用だ。」

とお怒りのようです。

Jリーグが新型コロナ対策で新規外国人の早期入国を政府と協議

Jリーグの村井満チェアマン(62)は新型コロナ対策連絡会議後の記者会見で、政府が外国人の新規入国を原則停止している水際対策を2月末まで継続する方針に関連して、新外国人監督や選手、その家族が早期に入国できるよう関係省庁と協議していく意向を示した。
現状の政府方針では鹿島のバイラー新監督や広島のスキッベ新監督、Jクラブの新外国人は今月のチーム始動やキャンプに加え、2月18日のシーズン開幕にも間に合わない可能性がある。
村井チェアマンは

「検査や対策を講じながら対応してきた実績がある。しっかりと説明しつつ、(政府に)理解を求めていく」

と語りました。
昨年は3月にプロ野球と一緒に特例を認めてもらいましたから、国を動かすためには政治力がある野球界と一緒に動いた方がいいかもしれません。
とはいえJリーグ開幕はプロ野球の開幕の1か月前なので、開幕に間に合わない可能性も含めて各チームは動くことになるでしょう。

第100回全国高校サッカー選手権は青森山田が優勝

写真『JFA』より

第100回全国高校サッカー選手権は10日、東京・国立競技場で決勝戦が行なわれ、熊本県勢として初の決勝に進出した大津高校は、青森山田高校に0―4で敗れました。
大津高校はシュートを1本も打てず、青森山田高校はインターハイと2冠達成で大きな力の差を見せつけました。
大津高校は高円宮プレミアリーグで4位の実力校で、決勝にふさわしいチームだったと思いますが、青森山田高校と大津高校の選手は身体つきがすでに違っており、日常的に行われているフィジカルトレーニングと食事の質がそもそも違うのか、球際で大きな差があり、技術的には大きな差はなかったものの1対1での差につながっていました。
他のチームもフィジカルトレーニングと食事の重要性が育成年代に知れ渡ることは、日本の育成年代に良い結果をもたらすでしょう。
青森山田高校がこの強さを維持したうえで、ライバルとなる高校が全国に台頭してくることを期待したいですね。

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