満足の1年!
J1は残り4試合を残し、川崎フロンターレが最速/最多勝ち点/最多勝利で優勝を決めました。
アジアチャンピオンズリーグ組がカタールに旅立ったためイレギュラーな試合日程になりますが、ガンバ大阪、名古屋グランパス、セレッソ大阪、鹿島アントラーズあたりが2位、3位、4位の来季アジアチャンピオンズリーグ出場権と2位の天皇杯出場をかけての戦いが続きます。
J2は残り6試合で首位徳島ヴォルティスが勝ち点74、2位アビスパ福岡が70、3位Vファーレン長崎が67と続き、昇格争いはこの3チームの中から上位2チームに事実上絞られましたが、首位徳島ヴォルティスはリカルド・ロドリゲス監督の来季浦和レッズ監督就任が既定路線と報じられており、この報道のチームへの影響がどう昇格レースを左右するか見どころです。
川崎フロンターレが優勝も、戦いはまだ終わらない
川崎フロンターレが30試合目でJ1リーグ優勝を決めました。
ホームで2位ガンバ大阪と直接対決でしたが、5-0の完勝でガンバ大阪にはシュートをほとんど打たせないまま文句なしの優勝となりました。
J1リーグで過去最多の勝ち点は、2006年の浦和レッズ、07年の鹿島アントラーズ、10年の名古屋グランパス、11年の柏レイソル、17年の川崎フロンターレの72で歴代最多得点は、06年に川崎フロンターレが記録した84です。
すでに今シーズンの川崎フロンターレは勝ち点75で24勝を挙げており、歴代最多勝ち点と歴代最多勝利の記録を塗り替えています。
あとは、歴代最多得点記録ですがこれも残り4試合で5点です。
今年の川崎フロンターレなら達成可能な数字でしょう。
さらに川崎フロンターレはJ1に優勝したためシーズン終了後すぐに天皇杯準決勝進出が決定していて、順調に勝ち上がると元日決勝まで気が抜けません。
そして来シーズンはまだ日程は未定ですがアジアチャンピオンズリーグもこなさなければいけませんし、コロナ渦で例年以上にアジアチャンピオンズリーグとの並行した戦いは難しくなるでしょう。
また、北海道コンサドーレ札幌、大分トリニータはマンツーマンディフェンスで川崎フロンターレ対策を施し勝利を収めていて、今シーズン3敗のうち2敗は同じ負け方をしています。
これが来シーズン川崎フロンターレ対策の定番となりそうです。
中村憲剛が引退した川崎フロンターレは来シーズンも今シーズン見せた強さを継続できるのでしょうか?
今後へ向けた課題もありますが、ひとまず優勝おめでとうございます。
さいごに
史上類を見ない新型コロナウイルス渦の中でのシーズンは歴史的な強さで川崎フロンターレが優勝しました。
通常のシーズンのレギュレーションとはかけ離れたものだった過密日程だったことも選手層が厚い川崎フロンターレにはプラスに働いたと思います。
チームの象徴中村憲剛の引退と歴史に残る圧勝のあとに、川崎フロンターレがどのような歴史を作っていくのか楽しみですね!